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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

CD Piano Concerto, 2, Paganini Variations: Yuja Wang(P)Abbado / Mahler Co

Piano Concerto, 2, Paganini Variations: Yuja Wang(P)Abbado / Mahler Co

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    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2015年09月18日

    彼女にしては比較的オーソドックスな演奏と思いました。

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  • ★★★★★ 

    ラジオおじさん  |  島根県  |  不明  |  2012年08月24日

    最近ラフマニノフにはまってしまって、本CDも遅まきながら購入。きらめくような(というか緻密な)演奏がすばらしいです。(中身とは関係ないですが、グラモフォンマークを小さくしたモノクロのジャケットは、つくりかたがうまいと思います)

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月18日

    ユジャ・ワンなど、とうとう中国人の演奏家が、次々と現れ、堂々欧米の作品を、欧米の本拠地で演奏し、喝采を浴びるようになりました。日本人演奏家にもそう言う時代がありましたが、少々無国籍的でも、いい演奏を奏でてくれるならば、時の成り行き、複雑な思いはありますが、歓迎するべき事です。アバドの好サポートの下、柔然のテクニック、ロマンティシズム、美しい音色で、見事に弾き切っています。国が豊かになり、レコード会社のマーケティングもあって、この傾向は、ますます進むでしょう。才能に国境はない、と言う事か。

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  • ★★★★★ 

    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月03日

    これは昨年購入したCDのなかで間違いなく一番印象に残った演奏です。パガニーニ狂詩曲は、間違いなくピアノとオケを合わせるのが難しい曲だと思うのですが、アバドの長年の手兵の一つであるマーラー室内管弦楽団が素晴らしい伴奏を務めています。そしてピアノ協奏曲。ライヴならではの緊張感とワクワク感が伝わってきます。ドイツ・グラモフォンの録音には21世紀の今でも「あれっ?」というものがありますが、ここ最近私が購入したユジャ・ワンやアバド、ブレハッチ、アリス=紗良・オットの録音ではハズレがありませんね。さて、アバドの指揮ですが、比較的速めのテンポでスイスイと行く感じ。でも、よく聴いてみると決して一本調子ではなく、要所要所でしっかりオケをコントロールしているのがわかります。終演後の拍手も、この録音のワクワク感をより一層盛り上げてくれるもので、プラスに働いていると感じました。最後に、このラフマニノフの第2主題について。楽譜を見ると第2主題の冒頭部分の強弱記号は「p」であり、オケが入って盛り上がってきたところで初めて「f」と書かれています。「p」と書かれているところはピアノで弾くのが常識。甘美なメロディだからといって楽譜の記号を無視して強く弾かれると、私は吐き気がします。そして、ラフマニノフはロマン派です。もちろん彼のピアノにはヒロイズム的な部分があります。それはこの第2番の両端楽章における第1主題などでのお話。やこのむせ返るような旋律に何を求めるか? それはロマンティズムです。ラフマニノフの魅力とは、ヒロイズムであり、ロマンティズムなのです。ラフマニノフのロマンティズムや弱音が呼ぶ魂の震えのようなものを理解できない人に、ラフマニノフを聴く資格はありません。

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  • ★★★★★ 

    ウォルフおもちゃ  |  大阪府  |  不明  |  2012年01月28日

     協奏曲は、リヒテル、ツィマーマンを聴いた上でもっと今風の演奏を聴きたい、でも重たすぎるのはいやだし、軽く引き飛ばすのもいや、という方にお勧め。テンポは速いが、打鍵の正確さと力強さもみごと。ラプソディーはルービンシュタインと双璧ではないでしょうか。  レコ芸のリーダーズチョイスの第1位の模様。2011年度の新譜売り上げでも上位だったはず。これ納得。ちなみに、レコードアカデミーではノミネートもされていなかったようですが、評論家先生たち、何を聞いているのやら。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2011年06月17日

    ロシアというよりフランス的、特にパガニーニラプソディなど、ラヴェルを聴いているような新鮮な感覚。コンチェルト2番も冒頭からやや飛ばし、躊躇いなくオーケストラ伴奏に突入。聴き手を一気に惹き付けてしまう。私にとりましてベスト。また抒情楽章が特にすばらしい。実はこのCDで指揮者アッバードにも初めて感動した。

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  • ★★★★★ 

    ことやん  |  静岡県  |  不明  |  2011年04月10日

    生きてるって素晴らしい!!!!!(もちろん物質的肉体を取っ払った魂レベルでの話です。)そう感じさせてくれる演奏です。彼女達の手にかかれば、人生の嘆きも歓喜の歌にかわる。悲しみも苦しみも全ては夢。目を覚ませば、愛と調和、光の世界。(法悦でもいいかも...)全生命が手を取り合って、欣喜雀躍しているよう...。これこそが、ラフマニノフが求めて求めてやまなかった、本当の世界だったのでは...と思えてきます。可能ならば、ぜひ大音量で聴いてみてください。幸せな気持ちになれると思います。

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  • ★★★★★ 

    モローさん  |  大阪府  |  不明  |  2011年04月09日

    2008年12月のデュトワ指揮・N響との共演によるパガニーニ狂詩曲の演奏の放送は、サントリーホールの良い響きとも相俟って、印象に残る優れたものであった。今回のCD発売はそれもあって期待していたが、やはり期待どおりの素晴らしい演奏を繰り広げている。第18変奏のテンポがやや速めであるのも好ましく、緊張感を持続しながら終結部まで一気に進行していく。協奏曲も適切なテンポと美しい打鍵により大変優れた演奏である。また、オーケストラの演奏も充実しており、ピアノとのバランスも良く、聴きやすい録音となっている。

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  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年04月06日

    ロシア的な泥臭さをきれいに洗い流した清新なラフマニノフで、これじゃラフマニノフじゃないと言う人もいるかもしれない。でも、これまでラフマニノフだと思って聴いてきたものは全部間違いだったのかもしれない。そこまで考えさせる驚異的なディスク。協奏曲のつけ合わせ(フィルアップ)として録音されることが多い『狂詩曲』が前に演奏されていて、ライヴでの曲順通りかもしれないが、聴きものはむしろこちらの方。かなり小さめの編成のマーラー室内管の見通しの良い、同時にポリフォニックな彫りの深い伴奏に乗って、ユジャ・ワンが水を得た魚のように、変幻自在に駆け回る。ブラームスの『パガニーニ変奏曲』を得意にしていることからも分かる通り、変奏曲という形自体が彼女の動物的な(私は「猫的」と言いたい)敏捷さとしなやかな感性を生かすに最もふさわしい形式だが、それにしてもここでの彼女の演奏の冴えには言葉を失う。作品自体が決して古風ではなく、ちゃんと時代にふさわしいモダンな音楽に見えてくるから凄い。「おまけ」の協奏曲第2番ももちろん、悪かろうはずがない。

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  • ★★★★★ 

    音楽遊人  |  千葉県  |  不明  |  2011年03月28日

    この演奏は、従来の既成概念を覆す革命だ! 今まで、こんなにも美しく・儚く・そして楽しい協奏曲第2番は聴いたことが無い

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年03月08日

    両曲ともに素晴らしい名演だ。特に、パガニーニの主題による変奏曲については、同曲演奏史上ベストワンを争う名演と言ってもいいのではなかろうか。それは、ユジャ・ワンの気高いピアノと若き才能ある奏者が集まったマーラー室内管弦楽団によるフレッシュな演奏によるところが大きいと言える。同曲は変奏曲だけに、目まぐるしく変転する各変奏曲の表情づけをいかに巧みに行うのかが鍵となるが、ユジャ・ワン、そしてマーラー室内管弦楽団は、変幻自在のテンポ設定や幅の広いダイナミックレンジを大胆に駆使しつつ、曲想を心を込めて精緻に描き出していく。それ故に、ラフマニノフ特有のメランコリックなロシア的抒情の描出にはいささかも抜かりはないが、若き音楽家たちによる演奏だけに、ラフマニノフの演奏に時として聴かれる大仰さがなく、全体に力強い生命力とフレッシュな息吹が漲っているのが素晴らしい。厚手の外套を身にまとったような重々しい演奏が主流の同曲の演奏に、新風を吹き込んだこのコンビによる清新な名演に大いに拍手を送りたい。他方、ピアノ協奏曲第2番は、海千山千の名演が目白押しだけに、本盤をベストワンを争う名演とするのは困難であるが、変奏曲と同様のアプローチによる新鮮味溢れる名演と評価するのにいささかの躊躇もしない。アバドは、大病を克服した後は音楽に凄みと深みが加わり、現代における最高峰の指揮者の一人と言える偉大な存在であるが、本盤では、若き音楽家たちを慈しむような滋味溢れる指揮ぶりが見事である。録音も鮮明で文句なし。

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  • ★★★★★ 

    作響  |  東京都  |  不明  |  2011年03月06日

    生でユジャ・ワンを聴いた。紀尾井ホールの最前列から2列目。満員の客席で針が落ちた音さえ聴こえそうな静寂の中、第一音から完全に聴衆を惹き付けた。何というキャラクターだろう。あの小さな体から、物凄い力強い音から寂寥感あるピアニッシモまでが魔法のように繰り出される。”のだめ”を彷彿とするところもある。ディスクレビューだから詳細は避けるが、東京デビューリサイタルは大成功だったといってよいだろう。このラフマニノフのディスクも、最初はちょっと肩透かしに感じる。冒頭のパガニーニ・バリエーションは、数年前、N響&デュトワで披露しているが、その時の野獣のような躍動感はない。しかし、アバドのバックとともにまさに調和している。特に有名な18変奏のカンタービレには心動かされる。何度も聞いた有名曲が初めて生まれた曲のように初々しく鮮烈。コンチェルトも素晴らしい。2楽章は派手に歌うわけではないのに、自然に引き込まれていく。アバドの伴奏がこれまた今までにない節度のある美しさをもった歌を奏で、心に沁みる。何度でも聴けそうな美演なのに、最後に拍手が入っていて初めてライブだったことに驚かされる。ユジャ・ワンは間違いなく21世紀最高の女流ピアニストだ。これからの成長が楽しみ。イタリア人アバドの70代の円熟ぶりとともに、このディスクは数多くの人に支持されるだろう。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  2011年03月01日

    恐らくこの二曲の画期的な演奏だろう。ラプソディはこの演奏を聴くまでこれほど魅力的な曲とは知らなかった。ワンとマーラー室内管はシャープ、精緻かつしなやかな光彩陸離たる演奏を繰り広げる。次のコンチェルトはアバドの、それこそ一瞬一瞬を慈しむようなカンタービレをワンとオケが心を込めて歌い上げ、しかも演奏は優れた全体感と気品を失わない稀有な演奏になっている。ラフマニノフは大抵の演奏がどこか厚化粧をした大味の映画音楽のようになってしまうのだが、これほどラフマニノフの音楽構造を際立たせたうえで気品高く、馥郁たる演奏は初めてだ。アバドが触媒になって、ワンとマーラー室内管という若者たちの感性のしなやかさや瞬発力が思う存分発揮された結果であろう。アバドのもとでは演奏家がみな伸び伸びと楽しく音楽出来るようで、アバドは本当に偉大な指揮者になったと思う。コンチェルトはライブ録音であるが、音が硬くならないように上手くまとめられている。

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