『こどものためのクラシック〜杜の都からのプレゼント』 山下一史&仙台フィル
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レインボー | 不明 | 不明 | 2017年09月10日
一見すれば子ども向きのクラシック入門アルバムである。 いや勿論、その解説文(子ども向きと保護者向きに書かれた楽曲解説文等)やタイトルにもある通り 子ども向きクラシック入門CDであるのは間違いない。 しかしこの手のアルバムは、レコードメーカーが持ってる古い音源を寄せ集めたり、レコーディング用オーケストラに、かなりのカットをしたまずい楽譜を使って演奏したりと良いアルバムは少ないのが現状である。 しかし、このCDは山下一史指揮、仙台フィルハーモニー管弦楽団によって録音された物で全曲新録音である。 収録曲はいわゆるポピュラークラシックばかりで、シュトラウスやアンダーソン、プライヤーのような親しみやすい描写的な小品、チャイコフスキーのようなバレエ、グリーグの劇音楽、ドヴォルザークやベートーヴェンのような交響曲まで様々な部類の曲が並ぶ。 いずれもノーカット収録(交響曲はさすがに一つの楽章のみだが)であり、楽譜も1つを別にすればオリジナルである。 この手のアルバムとして交響曲の収録は珍しい。 山下は仙台フィルと何度か共演しているだけあり、得意の交響曲は勿論の事、小品までしっかりと演奏してくれる。 また仙台フィルの技術もなかなか高い。 子どもだけではなくむしろ大人向きではないかと思わせる充実した内容である。 録音も綺麗な音質である。 お勧め。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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