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ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

SACD ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ狂詩曲 ラン・ラン、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団(シングルレイヤー)(限定盤)

ピアノ協奏曲第2番、パガニーニ狂詩曲 ラン・ラン、ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団(シングルレイヤー)(限定盤)

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検索結果:11件中1件から11件まで表示

  • ★★★☆☆ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2021年12月04日

    ラフマニノフでは王道のカップリング。ピアノ協奏曲の冒頭の部分は、テンポが最も遅い演奏だと思いますが、まるで葬送行進曲のようで不気味。ただ、演奏が進むにつれ他の方も書かれているように軽いタッチの明るい音色で、重いオケの伴奏とはミスマッチ。ロシアのオケよりアメリカのオケの方が相性が良かったかも。狂詩曲はどうしても有名な変奏曲だけで比較してしまうが、テンポが早くあっさりとしている。甘美な余韻に浸れない、ただピアノの躍動感はこちらの方があると思う。これは好き嫌いがはっきり別れる演奏である。私は古い録音だが、このカップリングのベスト盤はアシュケナージ、プレヴィン&ロンドン響です。オケの録音が鮮明に聞こえない(オフ気味)のも残念。このアルバムはやや期待外れで3点です。

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  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2021年01月16日

    ランランのゴルトベルクを「個性的」と書き込んだら、「あまりにも音楽を知らなすぎる批評である。グールドとは対極にある演奏を個性的というのは糞も味噌も一緒にした単なる感想の域を出ていない・・・」とお叱りを受けてしまいました(笑)。この盤も十分個性的です。ランランは思ったこと感じたことをそのまま表現している。変な伝統の枠をはめて聴くものではないと思う。

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  • ★★★★★ 

    ニッパー君  |  茨城県  |  不明  |  2012年09月16日

    『指揮とオケを固定し,ピアニストを変えて第2番・第3番とパガニーニ狂詩曲のカップリングをSACDで聴き比べたら面白いかな』なんて思って,当盤とマツ―エフによる第3番を購入しました。当盤はライヴだけあり冒頭からラン・ランの感情移入が凄まじい。で,星五つ。

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  • ★★★★★ 

    クレル  |  東京都  |  不明  |  2011年03月26日

    これも今までハイブリッド盤でずっと聴いていたお気に入りのアルバムだが、どうしても高音質盤を聴きたくなってSHM-SACDを追加購入した。音質の向上は予想以上で、ピアノとオーケストラの分離、コンサート会場の奥行き、立体感、各楽器へのフォーカス等、著しく向上しており大変素晴しい。ハイブリッド盤で不自然に大きく感じたピアノの音像もかなり改善されているし、今まで隠れて聴きとれていなかったランランのピアノのキータッチも明瞭になり、ここでこんな音を打鍵していたのか!と再発見するところまであった。 演奏の方は、個性的な演奏で何かとお騒がせなランランだが、私も初めてこのアルバムを聴いた時はとても奇異に感じた。しかし聴き込んでいくうちに完全にハマってしまい、特にパガニーニ狂詩曲は絵画のような音色の豊かさでSHMシングルレイヤー盤で聴くと情感の豊かさは更に増していて感涙もの。ジャジーで奔放にスウィングさせ、第18変奏などまるでキースのケルンのようだ。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月05日

    素晴らしい超高音質SACDの登場だ。本盤には、かつてマルチチャンネル付きのハイブリッドSACDが発売されていた。しかしながら、何故かマルチチャンネルならではの臨場感がイマイチで、音質的にもあまり満足が得られなかった記憶がある。それだけに、今般の、SACD&SHM−CDのシングルレイヤー盤は、これまでのSACDとは一線を画する素晴らしい高音質と言える。トゥッティの箇所に差し掛かっても、オーケストラとピアノが分離して聴こえるのは驚異的でもあり、あたかもマルチチャンネルを聴いているかのような錯覚を覚えるほどの音場の幅広さだ。演奏も、賛否両論があるようであるが、私としては、素晴らしい名演と高く評価したい。何よりも、ラン・ランのピアノが実に優れている。ラン・ランの特徴は抜群のテクニックに裏打ちされた強靭な打鍵と、思い入れたっぷりの情感豊かな表現力の幅の広さであるが、本盤でも、そうしたラン・ランの特徴が見事にプラスに働いていると言える。音の重心の低い重厚にして堂々たるピア二ズムは、その情感の豊かさと相まって、ラフマニノフのピアノ協奏曲には最も相応しいものであり、強靭な打鍵から繊細な消え入るような抒情に至るまでの表現力の幅の広さにも出色のものがある。こうしたラン・ランをサポートするゲルギエフの指揮も実に素晴らしい。もともと、ラフマニノフを得意のレパートリーとする指揮者ではあるが、ここでも、ラン・ランと同様に、ロシア的な情緒満載の実に雰囲気豊かな演奏を繰り広げている。ゲルギエフの卓抜した指揮の下、マリインスキー劇場管弦楽団も最高のパフォーマンスを示していると言える。

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  • ★★★☆☆ 

    蟹缶  |  東京都  |  不明  |  2010年11月01日

    これほどソリストの音楽性とオーケストラがミスマッチな協奏曲も珍しいのではないか? ゲルギエフの振るキーロフOは土俗的と思えるほどロシア臭さのぷんぷんする演奏。 ランランのピアノはテクニックはまずまずだがムードミュージックみたいな薄っぺらで小奇麗なだけの演奏。 全く木に竹を接いだような・・・ボルシチとチャーハンを一緒に食う奇妙なような組み合わせ。 それを面白いと思うか何じゃコリャ?と呆れるかでこの演奏の評価は変わるだろう。 個人的にはあまり頂けないと思ったが、ラフマニノフの場合はプラスに受け取る評価もアリだろう。 以上はピアノ協奏曲第2番について。 パガニーニ狂詩曲は特段芸術性や深みのある曲ではないのでランランみたいな能天気な演奏も悪くないと思った。 ただ酷いのは録音。 ピアノの音だけオンで取ってるために左端から右端まで低音から高音の鍵盤が並ぶというケッタイな録音をしてる。 その為ソロが舞台上のオーケストラより巨大な超超大型のドデカイピアノに聞こえるという言語道断のデタラメさ。 おそらくはポップス系の録音技師なのだろうが、ポップスはこういうめちゃくちゃな録音を平気でやってるのかもしれないが、クラシックでは到底あり得ない。 天下のDGもここまで酷いエンジニアがいるのかと呆れてしまった。

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  • ★★★★★ 

    山形の髭熊  |  山形県  |  不明  |  2009年11月08日

    ピアノ協奏曲は、出だしから感情移入を強く感じさせ遅めの序奏の進行が大変魅力的で、ランランの良さが十分感じられる良い演奏です。静かな部分も十分に曲に入り込み隙間無く感情の表出が出来ていると思います。このメンバーで全曲録音をSACD盤出だして欲しいものです。ゲルギエフの指揮もそつなくオーケストラの実力を引き出し好演奏を引き出しています。久々にこの曲の名演に巡り会えたような気がします。パガニーニ変奏曲も変奏ごとのテンポの変化が大変うまくいっているように感じます。

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  • ★★☆☆☆ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  2009年10月08日

    20世紀前半に生きながらも後期ロマン派の香りが濃いラフマニノフにラン・ランがベストマッチとは言えず、また汗臭さを感じさせがちなゲルギエフはラフマニノフともラン・ランとも合わないということで、何ともチグハグな印象を残す。また、この曲は「爆演」になるほど安っぽい香水のような趣になってしまう。録音はピアノをあまりにも不自然に大きく録っていて、バランスが悪い。最近の録音には、このようにソロを大きくクローズアップし過ぎるものが多く、バランス・エンジニアはちゃんと仕事をしているのか首を傾げたくなる。改めて、アシュケナージが25年ほど前にハイティンクと録音したCDを聴きなおして、スター・アーティストを競演させたライブをCDにするという安易な商業主義がもたらす弊害に思いを馳せてしまった。

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  • ★★★★★ 

    ALOHA21  |  静岡県伊東市  |  不明  |  2009年02月02日

    ショパンの協奏曲ではテクニックが先行し、ショパンの繊細な美しさが描き切れていない感じがしました。しかし、このラフマニノフはランランのいいところが出ていて、感動しました。テクニックに不安がないため、音楽にゆとりとスケールがあります。オケも立派。ここ数年では、屈指の名演だと思います。

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  • ★★★★☆ 

    shinsaqu  |  山口県  |  不明  |  2009年01月01日

    ダイナミックでスリリング(下手で危なっかしいと言う意味ではなく)。引き込まれずにはいられないハイテンション。思わずいつぞやTVで見たラン・ランとゲルギエフの顔芸が目に浮かんできます。二人とも自分の音楽を追求し、自らを愉しむ芸風と思われるので、聴き手としてもその芸風にはまればこれはもう最高の演奏なんだと思います。暑苦しいとか騒々しいとかオケの傷が・・・とか、突っ込みようもいろいろあるかとは思いますが。

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  • ★★★★★ 

    閑人  |  倉敷市  |  不明  |  2007年02月25日

    この曲が好きで、ずいぶん集めましたが、これが自分ではbPです。緩急の付け方が巧みで、憂愁なムードを引き立たせています。ピアノ技術まではわかりませんが、やはり大国はこういう芸事はいつもすごい人材が現れますね。

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