シューマン:詩人の恋、リーダークライス作品24、ラハナー:『歌人の旅』より パドモア、ベズイデンホウト
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年04月04日
パドモアはシューベルトの三大歌曲集の録音を終えている ”冬の旅”は二度収録している ピアノとフォルテピアノの違いはあっても どちらもオリジナル譜に拠っているのが特筆に値する ”冬の旅”は出版社の意向で初版刊行時にいくつかの曲の調性を変更して世に出された 一般には現在もそれが流通し歌われている とは言っても リートは慣行上歌手の声域に合わせて移調して歌う だからテノールのために書かれた音楽をバスから女声までが自由に歌っている テノールのパドモアはこれに反旗を翻した オリジナル演奏を旨としている これにわたしは大いに共感している 由は述べるまでもない ベートーヴェンの ”第5交響曲”はハ短調だし シューベルトの”未完成交響曲”をロ短調以外で演奏しないように 調性が違えれば全く違う曲になる まだならパドモアの”冬の旅”を一聴あれ 楽曲の印象がガラリと変わる 端的に言えば”冬の旅”は人生の終焉を告げる歌ではない 重々しく哲学的な涙を催させてきた名演奏がお門違いだと分かる その”冬の旅”でも共演した二人がシューマンのロマンチックな”詩人の恋”をポップに軽やかに歌っている これも素晴らしい あなたも如何4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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