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チャイコフスキー(1840-1893)

SHM-CD 『白鳥の湖』全曲 小澤征爾&ボストン交響楽団(2SHM−CD)

『白鳥の湖』全曲 小澤征爾&ボストン交響楽団(2SHM−CD)

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    ロマン派  |  新潟県  |  不明  |  2011年06月03日

    思うに、小澤さんはバレエ音楽との相性がいいのではないか。 バレエ音楽というよりは交響曲みたいに聞こえるけど。

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    kuniko89  |  愛知県  |  不明  |  2011年03月05日

     一番エレガントな白鳥の湖。小澤征爾の解釈は中庸で、ボストン響はフランス風でノーブルな音色、演奏技術も文句ない。個人的には、アンセルメ盤、プレヴィン盤と当盤の3種で満足である。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年02月11日

    素晴らしい名演だ。小澤は、フランス系の音楽を十八番としているが、次いでストラヴィンスキーやプロコフィエフ、そしてチャイコフスキーなどのロシア音楽も得意としている。本盤の白鳥の湖は、小澤がボストン交響楽団の音楽監督に就任後5年を経た時点での録音であるが、ここでは、小澤が手兵ボストン交響楽団をしっかりと掌握し、見事な演奏を聴かせてくれている。白鳥の湖には、アンセルメやデュトワなどのフランス風に洗練された名演もあり、フランス系の音楽を得意とする小澤のアプローチもそのように捉えられがちであるが、必ずしもそうとは言い切れない要素も多い。洗練はされているものの、自らの師匠でもあるカラヤンのようなドイツ風の重厚さも兼ね備えており、いい意味のバランスのとれた演奏に仕上がっている点を高く評価したい。演奏内容において特筆すべき点を列挙すると、まずは第1幕。第3曲の情景における中間部の猛烈なアッチェレランドや、第4曲のパ・ド・トロワの場面毎の描き分けの巧みさ、第5曲のパ・ド・ドゥーの1曲目の情感の豊かさ、特に、中間部のヴァイオリンソロの息をのむような美しさ、そして第8曲の乾杯の踊りの凄まじい迫力が実に印象的だ。第2幕の第10曲の有名な情景の名旋律は、テンポは速めではあるが、感傷的にはいささかも陥らず、高踏的な美しさを保っているのが素晴らしい。第13曲の白鳥たちの踊りは、ボストン交響楽団の木管楽器の各ソロ奏者の上手さは特筆すべきものがあり、小澤もこれ以上は求め得ないようなムード満点の演奏を行っている。特に、6曲目の湧き立つようなリズミカルな演奏は出色の出来だ。第14曲の情景の終結部の踏みしめるような粘着質の演奏は圧巻のド迫力。第3幕では、第17曲及び第18曲のトランペットファンファーレの響かせ方が奥行きがあって実に美しいのが印象的。第20曲〜第23曲の各ワルツは、正に小澤の独壇場であり、生命力溢れる力演でありながら、洒落た味わいをいささかも失うことがないという、二律相反する要素を兼ね備えた極上の音楽に仕上がっている。第4幕の第29曲は、雄渾なスケールであり、圧倒的な迫力の下に全曲を締めくくっている。SHM−CD化による音質向上効果もなかなかものであり、本盤の価値を高めるのに大きく貢献している。

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