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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第5番 ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

交響曲第5番 ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団

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    rela-cla88  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月15日

    まさにブロムシュテットらしい美しいブル5。 ゲヴァントハウスのオケも安定感のある深い響き。大音量でも濁った音はせず、素晴らしいサウンドを聴かせています。 録音も優秀で SACD の恩恵を感じます。 スコアを一音一音深く読み解き、演奏では一音一音丁寧に理想の響き求めて積み上げていくブロムシュテット。大伽藍とも称される音の建造物が立ち上がりますが、ブロムシュテットのそれは塵ひとつ無いクリアーで緻密な構造美に溢れていると感じます。いつものマエストロの音楽です。音づくりに派手さや華やかさは無いけれど、結果的に私はその響きによってスケールの大きさを感じ、楽曲の素晴らしさを感じることとなるのです。清らかな心持ちになる素晴らしい演奏でした。皆さんにもご一聴をおすすめします。

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    あじ  |  不明  |  不明  |  2021年03月09日

    安定感がありますね。文句ありません。

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    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  2014年08月17日

    数々の5番を聴いてきたが、なんと素晴らしい演奏であろうか。聴き慣れた曲なので本を読みながらBGM的な感じで聴こうとしたのだが、1楽章冒頭から響き渡る壮大な演奏に気を奪われ、結局本に目をやることが出来ず4楽章まで聴き切ってしまった。「大伽藍」と形容される荘厳、構造美が重要な曲であるが、各楽器の音が実に丁寧に扱われていて聴きなれた旋律の中に自分が知らなかった響き、構造美があることを発見させてくれた。テンポの取り方、パンチの効かせ方もバッチリ自分好み。録音も秀逸で誠に良い。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年10月08日

    聴き終えて言葉が出ない。これはもう、大変な演奏です。全体のつかまえ方は確かなもの。流れの見通しと、ペース配分と、ともに申し分なし。そして、各楽章各部分の描き方の何と見事なこと。豪壮な盛り上がりも、落ち着いた抒情も、この上なく鮮やかに演奏されます。スコアの細部もしっかりと再現したその出来栄えは、聴き進めるほどに驚きを増して、感嘆するばかり。もちろん、もっと豪快にとか拡がりをもって華やかにとか、人によっては期待するのでしょうけれど、それはそれらを追求したほかのディスクに任せましょう。オーケストラの充実ぶりもすばらしい。カラーとしてはいささか地味ですが、それはブルックナーでは何のハンデにもならない。ゲヴァントハウスのオーケストラ、超一流の腕前を見せつけております。でも万事が万事、ブロムシュテットさんの実力と薫陶によるものであること、疑いありません。この曲の一つの究極の演奏、大いにお薦めいたしましょう。録音は優秀。ホントはもう少し鮮明さやつやが欲しい気はしますけど。

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  • ★★★★★ 

    うさ二郎  |  愛知県  |  不明  |  2012年03月17日

    あらゆる楽器が有機的に結び付いた演奏です。まず弦楽器の響きがあり、その上に管楽器が乗っているというバランスの良さがそう感じさせるのでしょう。この演奏を聴いてしまうと、ヴァント指揮ベルリンフィルの演奏も各楽器があまりに筋肉質でバランスが崩れていると感じてしまいます。 立体感である。 ふくよかである。 よい意味で無理のない鳴らし方であり、非常にバランスが良い。 オーケストラが元々持っている力が発揮されている上で、誰よりもオーケストラの前にいる存在としてバランスを取り、また表情を付けているというオーケストラとの共同作業であることをこれほど強く感じる演奏は珍しいです。共同作業という点では、飯森範親指揮山形交響楽団との一連のブルックナー作品と近い感じがします。

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    あきちゃんで〜す  |  千葉県  |  不明  |  2011年02月10日

    ゲヴァントハウスのブル5といえば、今まで、コンヴィチュニー盤が、珠玉の名盤として有名だった。 もちろん、その地位は、変わるものではないが、その録音からすでに半世紀、東西ドイツの統一からも、はや一世代。 マズアの時代に来日公演を聴いて(ブラームス・チクルスだった…)その弦のアンサンブルの渋さなどが、まだありありと脳裏に焼き付いていた。 旧東独が世界に誇ったゲヴァントハウスの、その後が気になっていたのは、私だけではないであろう。 そして、今回の一連のブルックナー。 ブロムシュテット政権が終わったとはいえ、手兵中の手兵である。 絢爛たる金管、清楚な木管、芳醇な弦…そのどれもが、失われていないどころか、一段と輝きを増しているように感じた。 「作り物」を強く感じさせる演奏も多いブルックナーであるが、 このブロムシュテット盤は、そういった誇張もてらいも全くなく、 純粋に音楽美を追究した演奏である。 録音も、奥行きを感じさせる良質のサウンドで仕上げられており、 最後の「ブラヴォー」の嵐まで、コンサートホールながら、 余分な雑音もほとんどなく、極めて高品質である。 これから、私の愛聴盤の筆頭となる一枚である。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月04日

    某有名誌の高名な評論家には酷評されている演奏であるが、私としては、ブロムシュテットならではの名演と評価したい。ブロムシュテットのブルックナーと言えば、ドレスデンシュターツカペレを指揮してスタジオ録音した第4や第7が思い浮かぶ。今から30年以上も前の演奏ではあるが、オーケストラのいぶし銀の音色を活かした美しい名演であった。ブロムシュテットは、今や80代も半ばであるが、本盤におけるアプローチも、前述の第4や第7とはあまり変わっていない。ややゆったりめのインテンポで、オーケストラを愚直に鳴らしていくというものだ。ある意味では職人肌の演奏と言うべきものであり、ヴァントなどのアプローチと共通するものがあると言える。ヴァントと異なるのは、厳格なスコアリーディングに基づく徹底したこだわりとか、凝縮とも言うべき厳しい造型の構築などが見られないという点であると思われる。それでも、オーケストラを無機的には陥ることなく、壮麗に鳴らし切るというアプローチは、ブルックナー演奏の王道を行くものであると言える。加えて、本盤は録音が素晴らしい。マルチチャンネル付きのSACDは、鮮明さに増して臨場感があり、正にブルックナーのCDの理想像と言える。最後に一言。前述の某評論家は、特に、終楽章において、ヴァント&ベルリン・フィルのみを比較の対象に採り出してきて、本盤の演奏の程度では存在意義はないと切り捨てていた。高名な評論家に対して申し訳ないが、これは批評には値しない暴言と言える。ヴァント&ベルリン・フィルは、そもそも次元の異なる歴史的な名演なのだ。これに勝る演奏など、これまで名演の評価を勝ち得てきた演奏の中には皆無である(朝比奈&東京交響楽団、ヨッフム&コンセルトへボウ・アムステルダムなど)。にもかかわらず、ブロムシュテット盤だけが、なぜ、他の名演を差し置いて比較の対象にされないといけないのか、はなはだ理解に苦しむ。プロの評論家は、それでお金を稼いでいるのであり、好き嫌いを書けばいい、こうしたレビューサイトとは全く性格を異にするものである。この場を借りて、苦言を呈しておきたい。

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    錦糸公園  |  東京都  |  不明  |  2010年11月04日

    この演奏ほど小節ごとにスコアに書いていることがすべて見える演奏はないかもしれない。抜群の和音のバランス、どんなに強奏しても弦と管のバランスが崩れず、かといってこじんまりした演奏というわけではない。終結部の金管のアッチェントの2分音符を短く処理しすぎるのは衛星放送のN響演奏会でも気にはなったが、この演奏の価値を下げるものではない。最近はティーレマンやチェリビダッケの重厚長大型に耳が慣れていたので、正攻法の快演にすがすがしい思いです。ちなみに、私にとって速い演奏というのはアーノンクールやアバドの演奏で、このCDはそんなに快速な印象は無いですね。(アーノンクールの透明感にあふれた演奏や、アバドのぐいぐい進む演奏も大好きです。)

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    nexus  |  東京都  |  不明  |  2010年10月30日

    これはブロムシュテットのブルックナー・チクルスの中でもベストではないか。第2楽章は新ゲヴァントハウスの残響をたっぷりと取り込んだ気品ある進行が魅力でブルックナー・クランクにどっぷり浸ることができる。両端楽章、第3楽章でも対向配置の妙を活かした入念な解釈が聞けるがそれが人工的に聞こえることはない。金管主体のブルックナーが好きな人の好みは分かれるが、弦楽器主体にした立体的な響きはブロムシュテットも文字通り巨匠になったのだと実感させられる。響きの混濁はなく、その点ではヴァント=ベルリンフィルと共通するが、理知的で暖かみを失うことが無いのは、この指揮者の美点を良く表している。解説書によれば、ブロムシュテットが東独のドレスデン国立管弦楽団と初来日したときの曲目が5番だったということであり、今まで録音されなかったのが不思議だ。N響との客演時の演奏とは違い、高級銀食器を思わせるノーブルなブルックナーが聞ける。今後、ブル5のお勧めを聞かれたら、まず本盤が筆頭に来るであろう。

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    賄賂とケネディ  |  岩手県  |  不明  |  2010年10月22日

    澄み切った美しさに満ちたブル5です(粘度の高いブルックナーが好きな方には不向きかもしれません)。基本的にゆったり歌いあげられています(第3楽章は快速)が、緩速でも緩まず停滞せず自然に流れる音楽が見事。急速部も勢い任せにならぬあたり、流石ブロムシュテット。解釈の傾向としてはトラディショナルな部類ですが、スコアに忠実すぎるほど忠実なな描き方と透明感溢れるサウンドコントロールで非常に新鮮に聴かせてくれます。終楽章で若干オケの安定感が削がれる部分がありますが、些細な瑕疵でしょう。終始よくブレンドされたアンサンブルが楽しめます。第2楽章の美しさなど必聴モノですよ!  …些事ですが、第3楽章d.c.後ティンパニ強ロールに続く管の一発は鳥肌モノ。’02年(?)のサントリー公演でも同箇所で感動した記憶が^^;

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    happy-amy  |  神奈川県  |  不明  |  2010年10月22日

    4月にN響の公演をサントリーホールで聴きました。同月のマーラーの第9も本当にすばらしい演奏でしたが、この日の5番はこれまでブロムシュテットがN響と共演した中で最高の演奏ではなかったでしょうか。朝比奈以来、指揮者の神々さを体験しました。ライブの放送を録画したブルーレイが私の宝物です。そして今回のこのCD、演奏スタイルは殆ど同じですが、やはりオケの旨さは格段に上です。(勿論現在のN響も素晴らしいですが)弦の美しさは最高です。80歳を超えたブロムシュテット、よく老巨匠にあるような異常なまでの遅いテンポになることなく、どこまでも美しくキビキビしたスタイル、しかもブルックナーの神々しさも十分表現しており特に第2楽章のアダージョは何とも例えようがないです。しかしブルックナーという作曲家の演奏は本当に指揮者が老齢にならないと駄目なんでしょうかねえ?作曲家以上に指揮者が神に近づかないと立派な演奏になりませんね。今まさにブロムシュテットがその位置に立っているのではないでしょうか。ブルックナーファンは必聴です。

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    boss  |  長野県  |  不明  |  2010年10月19日

    繊細な冒頭から、圧倒的なクライマックスまで、真のマエストロ、ブロムシュテット先生の芸術の全てがこの演奏に刻み込まれています! 本当に待ちに待った初録音、万歳です!

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