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CD ウラディミール・ホロヴィッツ/コンプリート・レコーディングス・オン・DG(含:ハンブルク・ライヴ)(7CD)

ウラディミール・ホロヴィッツ/コンプリート・レコーディングス・オン・DG(含:ハンブルク・ライヴ)(7CD)

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    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2014年04月20日

    ホロヴィッツの真の姿は何なのであろう。この商品時代である晩年の演奏こそが彼の本質ではないだろうか?ゼルキンの晩年演奏に通じるものがある。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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    モーリス  |  埼玉県  |  不明  |  2012年10月09日

    ホロヴィッツ最晩年にDGにデジタル録音されたものとハンブルクラストリサイタルを加え集大成したアルバムである。1983年社会現象まで成った初来日にNHKホールで初めてホロヴィッツの生の音を聴いた時の衝撃は決して忘れないだろう。皹の入った骨董とまで蔑まされた彼であったが、其の後見事に復活し再来日を果たしこの一連の録音に挑んだのである。演目は殆どが再録音であるがモーツァルトやリストの様な初録音もあるので聴き逃せません。此処には、20世紀最大のピアニストの最後の耀きの総てがあると云っても過言ではないでしょう。

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  • ★★★★★ 

    オットー  |  滋賀県  |  不明  |  2011年10月23日

    晩年のホロヴィッツ,私は大好きです。ちょっと乱暴なところもありますが,弱音での彼一流の音色は健在!!英雄ポロネーズとかスクリャービンの練習曲op2-1など絶妙としか思えないテンポルバート,音色の使い方である。シューマンの子供の情景はちょっと雑で,82年ロンドンライヴが最上の出来だと思うが,クライスレリアーナはソニー盤よりもこっちが上だと思う。モーツァルトのソナタや協奏曲は「あんまりな演奏」だが笑,13番のソナタなど,時々うまいなあ!!と思える表現が出てくる。ただ,やっぱりホロヴィッツはモーツァルト向きではないなあとつくづく思った。スクリャービンの練習曲8−12はモスクワライヴとラストレコーディングというタイトルのものと2種あるが,どちらも笑っちゃうほどめちゃくちゃな出来!笑。モスクワの方がよりひどい状態。途中の静かなところの歌い回しはそれでも驚嘆させられるほどうまいのだが,難しいところになると,どうせ弾けないと開き直ってテンポをブッ飛ばしている!!笑。結果は・・・何弾いてるのかわからないほど崩壊することに・・・笑。この曲は62年のソニー盤か80年代のRCA盤がいいように思った。 晩年の演奏ということもあって,テクニックの衰えが非常に目立つ演奏だが,その中にも,時折ぴかっと輝くところがあり,そこの瞬間だけのために買っても損は絶対にしないと思う。この瞬間こそ,ホロヴィッツが死ぬまで守り続けた,彼のファンを惹きつけて離さない魅力なのだと思う。

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  • ★★★★★ 

    あまでうす  |  神奈川県  |  不明  |  2011年04月28日

    「春って曙」なら、ホロビッツって、顔も演奏も「古狸」だと思う。 ここにはその古狸がソニーから移籍して晩年に入れた7枚のCDが収められているが、どれもこれも不作為という名の作為に満ち満ちており、それが嫌になるとしばらく離れていたくもなるのだが、最近のピアニストのCDの作為がもっとあざといと気がつくと、またまた手に取ってしまうのです。 例えばカルロ・マリア・ジュリーニ&スカラ座と入れたモーツアルトのk488はまあ普通の出来だが、同時に収録されたk333は生気溌剌としている。この時の映像を見ると、古狸は「オケなんかうざったい。ソナタのほうがよっぽどいい」などと温厚なジュリーニに失礼なセリフをほざいて、収録寸前までk333をつまびいているのだが、その演奏のあざやかなこと。本番のテークよりもそっちのほうがよほどチャーミングで、そんなことはここに収められた「ホロビッツ・アット・ホーム」のビデオ収録の時も散見された。 同じライブでもかしこまった世紀録音ではなくて、ざっかけない試技の指のすさびに天才の霊感がほとばしる。モスクワでの一期一会のライブでシューマンのトロイメライを弾いたときに目をしばたたく中年の聴衆に感動した私だったが、映像なしの録音ではさほどの演奏とは思えなかった。かように音楽鑑賞には目が邪魔になることもある。

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  • ★★★★★ 

    モーリス・ドビュッシー  |  茨城県  |  不明  |  2011年03月10日

    自分が管楽器の出身なので最近まで弦や鍵盤類の音楽に触れる機会が少なかった。ホロビッツについても来日した際のテレビを見て,当時学生だった自分にもわかるほどボロボロの演奏と吉田秀和さんの「ひび割れた骨董」のインタビューだけは鮮明に覚えていたのだが,そのままずっと聴く機会が無かった。私事で恐縮であるが,今年自分は体調を崩し,自宅療養を余儀なくされた。だがこれを逆によい機会ととらえ,クラシックの中でも,今まで比較的聴く機会の無かったジャンルの音楽に集中して聴き入った。そしてこのアルバムに出会った。驚きと後悔の念に襲われた。なぜもっと早くこの演奏家に出会わなかったのかと。そのくらい自分にとってこの演奏は衝撃であった。何と美しさに満ちた音色!!肉体的な点から言えば,これが80を超えた人間の成せる業であろうか?しかし逆にこの年齢だからこそ,このような愉悦に満ち,自在に音に遊ぶ境地に達し得たとも言えよう。やはり音楽の神は存在していたのだとしみじみ実感した。それからこの演奏家の世界に身をどっぷりと沈める毎日が続いている。最初の驚きと後悔の念はいつの間にか消え,このアルバムを聴くことが今の自分の生きる糧となっていることに気が付いた。ホロビッツ未体験の方,必聴である。これは人類の遺産であるといっても過言ではないと思う。

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  • ★★★★★ 

    Pianist  |  東京都  |  不明  |  2011年02月18日

    ホロヴィッツも没後20年が過ぎた。DGへの移籍、「最後のロマンテイスト」のビデオとLD、モスクワコンサート…といった過程、(今や)歴史をリアルタイムで経験し、その都度新リリースのレコード・CDに注目せざるを得なかった世代にとっては何とも感慨深いセット。こうしたポップなデザインの廉価ボックスにまとめられる様になったのか、と思うと正に隔世の感。このセットで3000円前後だが、これはかつての国内盤CD一枚の価格である。先年出た六枚組より安価だし、DVDとCDのセットに収められていた未公開録音のボーナストラックも収録されており、お買い得である。「アット・ホーム」以外は所有していたが、今回のボックス化で迷わず購入。ソニーの70枚ボックス、EMIのレコーディングと合わせれば正規盤はコンプリートになる。さて演奏そのものはホロヴィッツが好きか苦手かで決まりかねないが、マジックのような、珠の転がるような美音は残念ながら現存のピアニストからは聴けない魅力あふれる独特なもの。音楽作りは時にホロヴィッツ流の誇張や内声の強調、崩し(崩れ?)が耳につく物もあるが、それでもマズルカOp17-4やスクリャービンなど、これで聴き慣れてしまうと他の演奏が生ぬるくしか感じられないほどにホロヴィッツにぴったりと合った曲目もある。あまり評価の高くないモーツァルトの協奏曲も、しかしながら時に忘れがたい瞬間もあり、他では聴けない輝きをちらつかせるユニークな演奏。大体において1950年代にも録音されている曲目(バッハ、ショパンのスケルツォ、スカルラッティ等)は以前の録音の方が腕が立ち、勢いもあって好印象。晩年のDG盤では衰えや散漫さ、誇張が気になる。生涯最後のハンブルク・コンサートは普通。と言うよりも晩年のホロヴィッツはこのボックスで聴ける曲目を、組み合わせを変えて世界中で演奏していたため曲目に新鮮感がないせいもあるかもしれない。新リマスターが施されている訳ではなさそうだが、ブックレット後方にMastered by ベルリナー・スタジオとの表記あり。ざっと聴いた印象では旧盤と目立った違いはなかった。それぞれオリジナル・リリース時のデザインジャケットに収められているが、最初の四枚はLPデザインのもの。単なる感傷かもしれないが、LPジャケットの方がレコードの持つ愛想が良かったように思う。せっかくのホロヴィッツのDGコンプリートなのだから、贅沢を言わせてもらえるならメータとのラフマニノフの協奏曲第三番、ウィーンでのリサイタル、モーツァルト協奏曲23番のセッション、どうせならラスト・ロマンティックやモスクワコンサート、ロンドンコンサートに83年の日本公演(…は契約上ちょっと無理か)などの映像ソフトもまとめて欲しかった。せっかくのラフマニノフの協奏曲がずいぶん長い間入手できなくなっているのが残念。そうなると価格がハネ上がるかもしれないが。

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    ありがとうございます  |  大阪府  |  不明  |  2010年12月01日

     軽いタッチで動く極端に短くしたアクション、右のペダルの踏み込む深さに応じて、低域、中域、高域と順番に聞くようにした、専用のピアノ、できるだけペダルを使わない奏法を生み出す、長い指と大きい手と幅の広い肩幅、ホロビッツにしか成し得なかった天才的奏法のすべてが凝縮している。この一切のにごりを取り去った澄み切った音色は、ホロビッツの前にホロビッツなく、ホロビッツの後にホロビッツ無しと言わしめるだけの大迫力で迫ってきます。  ホロビッツを知らない人も是非一度は聞いてもらいたい貴重な歴史的音源であり、高音質録音です。

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    ヒヒ  |  愛知県  |  不明  |  2010年10月14日

    今までのDGから発売された音源の全集。The Magic of Horowitzでしか手に入らなかった音源三種もボーナストラックとして含まれている。安い。演奏の質はは言うまでもない。

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