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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第4番 朝比奈 隆&大阪フィル、樋本 栄(1968年)

交響曲第4番 朝比奈 隆&大阪フィル、樋本 栄(1968年)

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    拝一刀  |  千葉県  |  不明  |  2011年07月23日

    「提灯持ちがブルックナーばかり褒め、それにつられてバカなファンがブルックナーは素晴しいがマーラーは…などと口真似をしていたので、自然と演奏機会が減っていっただけなのではないでしょうか」だとふざけんな!人をけなすにしても「バカ」とはなんだ?俺は朝比奈隆が東京交響楽団を振ったマーラーの9番の実演を東京文化会館で聴いたが、本当に素晴らしい演奏だった。特に第4楽章のアダージョは今想い出しても涙が出てくるほどの素晴らしさだ。後日キング・ファイアーバード・レーベルから大フィルとのLIVE盤が発売されたが、大フィルとの演奏よりも数段優れた演奏だった。ただ山田一雄やバーンスタイン(NHKホールでイスラエル・フィルとの9番を聴いたが平凡な演奏。隣のカップルの男が涙を流していたのには呆れた)のような、粘っこい、ユダヤ臭さは全く無く、やはりブルックナーを演奏する際と同様、透明感があり、美しいながらも劇的な演奏であった。ベートーヴェンを振ってもどこかブルックナーの響きが感じられるので、本来根っからのブルックナー指揮者なのだろう。それを自らも感じ、晩年本当に振りたい曲、作曲家を絞り込んだ際に自然とマーラーを振る機会が減る、またはマーラーの楽曲の中で振りたい楽曲が絞られていったのだろう。だからと言って朝比奈隆のマーラーが良くないなどと言う声は聴いたことが無いが、どこの誰がそのようなことを口にしたのだ?だいたいオーストラリア人がどれだけ朝比奈隆を聴いてきたのだ?実演を聴いたことがあるのか?ちょっとかじった程度で人を「バカ」呼ばわりするんじゃねぇよ!カンガルーでも食ってろ!!

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    Theta  |  AUSTRALIA  |  不明  |  2010年11月15日

    朝比奈のマーラーはブルックナーよりも名演率が高いと個人的には思います(2割対5割くらいの違いですが)。提灯持ちがブルックナーばかり褒め、それにつられてバカなファンがブルックナーは素晴しいがマーラーは…などと口真似をしていたので、自然と演奏機会が減っていっただけなのではないでしょうか。この4番は7番や3番と並ぶ朝比奈のマーラーの名演。まさに画期的な発掘です。大フィルの演奏も実に立派で、録音技術の高さでお化粧された90年代よりもいい音がしているくらいです。録音は一部ややこもり気味になる所がありますが予想よりも良好。朝比奈ファン以外にも聴いてほしい名演です。

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    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月02日

    記録以上の価値がある「大いなる歓びへの讃歌」。当方そこそこ優秀な装置で聴いているが、大フィルの弦ってこんなに美しかったっけ?諸兄の感想を知りたい。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月03日

    朝比奈には、最晩年の名演の数々に鑑みれば、どうしてもブルックナー指揮者としてのイメージを拭い去ることはできないが、彼の累次の演奏記録を見ると、マーラーの交響曲も第1番を除いて、相当回数演奏していることがわかる。CDも、これまでのところ、第2、第3、第6、第7、第8、第9及び大地の歌が発売され、そのうち何曲かは複数の音源が発売されている。本盤の第4は、朝比奈のマーラーの第4としてはじめて世に出るものであり、その意味でも大変貴重な記録であると言える。モノラル録音であり、音場がいかにも狭いのが玉に傷ではあるが、演奏内容は、壮年期(この演奏時は60歳)の朝比奈ならではの剛毅な名演と評価したい。まずは、全体の厳しい造型美。マーラーの交響曲の中でも、最も古典的様式をとどめている作品だけに、こうした造型を重んじるアプローチは大正解。もう少し踏み外しがあってもいいと思う箇所も散見されるが、ブルックナー指揮者である朝比奈にそれを求めるのは酷というものだろう。それでも、第3楽章のゆったりとしたテンポによる深沈たる情感溢れる味わいは、後年の大巨匠朝比奈を彷彿とさせる至高の音楽に仕上がっている。終楽章の樋本のソプラノは、録音のせいもあって、朝比奈の重厚な指揮と比較するとやや軽妙に過ぎる気もするが、同曲の演奏全体の価値を減じるまでには至っていない。朝比奈のマーラーの交響曲の遺産として、今後発売の可能性が残っているのは第5だと思うが、マスターテープが著しく損傷していて、発売が厳しいと聞いた。何とか最新の技術を用いてCD化し、発売にこぎつけて欲しいと思っている聴き手は私だけではあるまい。

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