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マーラー(1860-1911)

SACD 交響曲第1番『巨人』(花の章付)、さすらう若人の歌 アシュケナージ&シドニー響、アイケ

交響曲第1番『巨人』(花の章付)、さすらう若人の歌 アシュケナージ&シドニー響、アイケ

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年02月20日

    みなさまご指摘通り、アシュケナージさんもずいぶんとマーラーを振ってきていて、経験は豊富だと思います。ですがねぇ、チェコフィルとの演奏もなんかあんまりいい印象はないし、今回の「巨人」も正直いいと思いませんでした。最もよくない点はテンポがどこか不安定なこと。ちょっと駆けだしたり、また戻ったり、なんか落ち着かない。またオケの鳴らし方(開放の仕方)もいま一つで響きがずしっと迫ってこない感じ。各楽章の性格の描き分けも不足かなあ。といふことで、残念な出来。録音は優秀。

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  • ★★★★★ 

    蟹缶  |  東京都  |  不明  |  2013年01月09日

    アシュケナージと言う演奏家はピアニストとしては巨匠だけど指揮者としてはぼんくらというのが大方の評価だろうと思うし自分もほぼ同感である。ただしコンセルトヘボウとのラフマニノフの交響曲全集のような超絶名演もあるので一概に斬って捨てるのもはばかられる。このマーラーの1番は彼としては場外ホームランの部類ではあるまいか。同じユダヤ系でもバーンスタインのような油ギトギトのネチッコイ演奏に辟易している僕は非常に清新な感動を受けた。アシュケナージは従来の劇場化したマーラー像にとらわれずこの曲を交響曲としてシンプルに鳴らしている。あらゆる声部をバランスよく整えて美しく鳴らす事に執心してるようだ。そこら辺が他のレビュアーの低評価につながったのかもしれないが逆に僕にとっては好ましい点である。1番はマーラーとしては習作の部類なので大仰に演奏すると綻びを感じてしまう。余白に(1番とつながりの深い)「さすらう若人の歌」を入れたのはいいカップリングだ。マルクス・アイヒェはバイロイトでも歌っているが非常に素晴らしいバリトンである。若々しい美声で明瞭な発声でマーラーを歌うのに相応しい歌手だ。将来エクストンが「子供の魔法の角笛」を録音するなら是非この歌手を使って欲しいと思う。

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  • ★★★☆☆ 

    MISPRISIONER  |  東京都  |  不明  |  2011年03月17日

    マーラーのディスクは出せばそれなりに売れるのだろう。それだけに、何十種もの「名盤」が存在する。その中にあって本盤は、そこに「新たな一枚」を加えるだけの価値があるとは、到底思えない。これまで、アシュケナージのマーラー、シドニー響のマーラーを誰が積極的に聴きたいと切望していただろうか? 本盤は完全に「招かれざる客」であり、この不況下にあって敢えて市場に投入する意図が全く判らない。これで演奏が空前の素晴らしさなら文句は言うまい。素直に「恐れ入りました」と負けを認めよう。しかし、本盤は演奏自体極めて凡庸で、無為に時間のみが流れていく。さっき本盤を市場に投入する意図が判らないと書いたが、ひょっとしてシドニー響のプロモーションのつもりなのだろうか。確かに、シドニー響の新録音は市場にはあまり出回っていない。だとしても、正確なだけがとり得のこのような淡白な演奏で、シドニー響のプライオリティが上がるとは全く思えない。オクタヴィアも、この様な事をやっている暇があるなら、もっと別のことをしていた方が良いのではないか? 他に有効な企画が無い訳ではなかろうに・・・。

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  • ★★★☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月16日

    アシュケナージはマーラーを好んで指揮しているようであり、これまでもチェコ・フィルなどとのCDが既に発売されている。今後、シドニー交響楽団との全集の録音を考えているようであり、本盤は、その第1弾ということになる。演奏の評価は、可もなく不可もなくと言ったところではないかと思う。要するに、凡演ではないが、かといって、名演とか佳演といった評価をするのには大いに躊躇する。なぜ、そういう評価をするかと言えば、本盤の演奏には、アシュケナージならではの個性が感じられないのだ。マーラーの第1には、古くはワルターの古典的な名演があり、バーンスタインやテンシュテット、さらには小澤(ボストン交響楽団との旧盤(DG))、最近ではホーネックなど、海千山千の指揮者による名演が目白押しであり、こうした名演の中で存在意義を見出すのは容易ではない。アシュケナージというのは、個性を売りにする指揮者ではないと言われれば、もはや何も言えないが、それはショパンやラフマニノフに通用しても、マーラーには必ずしも通用しまい。アシュケナージは、本盤を皮切りとしてマーラーの交響曲全集を録音していくとのことであるが、今後に大きな課題を残したとも言える。

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