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プロコフィエフ(1891-1953)

SACD 組曲『キージェ中尉』、組曲『3つのオレンジへの恋』、『みにくいアヒルの子』 アシュケナージ&シドニー響

組曲『キージェ中尉』、組曲『3つのオレンジへの恋』、『みにくいアヒルの子』 アシュケナージ&シドニー響

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年07月25日

    プロコフィエフの親しみやすい小品の名作を集めた好企画CDだ。そして、その演奏も、ピアノ協奏曲をピアノと指揮の両方で全曲録音するなど、プロコフィエフを得意としたアシュケナージならではの名演と高く評価したい。キージェ中尉と3つのオレンジへの恋は、親しみやすい旋律が散りばめられた名曲であるが、アシュケナージはこれらの各組曲の描き分けを巧みに行い、各場面の描写を非常に精緻に行っているのが素晴らしい。キージェ中尉のロマンスやトロイカにおけるラプデフによるバリトン独唱も見事であり、シドニー交響楽団も、アシュケナージの統率の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。みにくいアヒルの子は、プロコフィエフとしては珍しいオーケストラ伴奏付き歌曲であり、名作にしては録音が少ないが、本盤の名演の登場で、長年の渇きが漸く癒されたと言えるだろう。ポーターによる非常に美しいソプラノ独唱が見事であり、アシュケナージ&シドニー交響楽団による併せ方も非の打ちどころがない完璧さだ。SACDによる高音質録音も、さすがはエクストンと言えるだけの高水準であり、シドニー・オペラハウスにおける録音も完全に板に付いてきたとものと思われる。

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