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黛 敏郎(1929-1997)

Blu-spec CD 曼荼羅交響曲、舞楽 岩城宏之&NHK交響楽団

曼荼羅交響曲、舞楽 岩城宏之&NHK交響楽団

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年10月22日

    2008/6に書き込んだレビューを先ず転記いたします・・・「故黛氏の「涅槃」交響曲と共にこの「舞楽」と曼荼羅交響曲は氏の遺した日本の誇るべき作品です。演奏はこれ又このジャンルには抜きん出た故岩城氏の指揮によるもので間合いというか呼吸の見事さとスコアの再現力には所謂洋楽クラシックでは発揮出来ないと思われます。競合盤が少ないので相対的評価は難しいのですが「涅槃」交響曲については個人的好みとして意外と W.シュヒター指揮/NHK交響楽団にも惹かれてはいます。」1967年録音の「舞楽」は演奏タイム@13’49A9’45、1965年録音の「曼荼羅交響曲」はタイム@6’16A10’14であります。レコード・アカデミー賞受賞の本盤演奏、仕様改善によりより最高ランクに。文中の「涅槃」交響曲についてデータを追記しておきます。なお、1958年「涅槃」交響曲初演者の岩城には後年NHKSO他を振った盤その他もありますが手に入り易いのは1995年録音TMSO他を振った盤でタイム@10’17A8’50B4’43C2’40D5’57E5’13です。私の気に入り(LPとCD共に聴いてる)W.シュヒター/NHKSO他盤は@9’01A7’44B3’45C2’14D5’28E4’33と結構タイムには差もあります。この「舞楽」と曼荼羅交響曲を聴かれマァ気に入った方は是非「涅槃」交響曲・・・岩城、シュヒター以外にも盤はありますので一度聴かれる事をおすすめします。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月21日

    我が国の伝統文化に深い敬意を表して、そうした伝統文化に根ざした傑作の数々を世に送り出した黛敏郎には、頭が下がる思いである。音楽のレビューと直接の関係がなくて恐縮であるが、現在の政権の、日本の伝統文化や日本人としての誇りを蔑にするかのような嘆かわしい状況にかんがみれば、今こそ黛敏郎の音楽を深く味わうべき時にあるのではないかとさえ考える。本盤におさめられた両曲ともに素晴らしい傑作だ。曼荼羅交響曲は、涅槃交響曲と同様に、仏教の世界観をとりいれた作品であるが、どちらかと言えば、涅槃交響曲よりもわかりやすいと言えるかもしれない。ライナーノーツによると、NHK交響楽団初の世界演奏旅行の際に、各地で演奏したとのことであるが、正に世界に誇る現代曲の傑作と言えるのではないか。バレエ音楽「舞楽」も、西欧音楽の楽器を活用した日本古来の音楽と言った趣きであり、バレエ音楽と言うよりは、能や歌舞伎の舞を思わせるような、独特の魅力に満ち溢れている。演奏は、これらの両曲の初演者である岩城宏之&NHK交響楽団によるものであり、黛敏郎も生前において認めていた演奏だけに、現時点においても、最も権威ある名演と評価しても過言ではあるまい。Blu-spec-CD化による高音質化も、本盤の価値を大いに高めている。

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