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スメタナ(1824-1884)

Blu-spec CD 弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』、第2番 スメタナ四重奏団

弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』、第2番 スメタナ四重奏団

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    Verdi  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月16日

    スメタナのスメタナ。1970年代の「デジタル録音」。当時開発されたDENONというか日本コロムビア独自のデジタル録音であるPCM録音を提げてチェコスロヴァキアに行って録音したもの。なので、スプラフォンレーベルではないのです。スプラフォンのものも含めて、日本コロムビアは盛んにチェコ・フィルやスメタナ四重奏団の録音を出していたのですが、日本コロムビア・DNON自体の不調もあって、いつしかカタログから落ちていってしまったのではありますが、その録音群は不滅です。これはまさしくスメタナのスメタナ。弦の響きの美しさでは秀逸のスメタナSQですが、この「我が生涯より」の第3楽章の、情熱を湛えた表現は未だ他の追随を許さないと思います。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年09月21日

    これは掛け値なしに同曲の演奏史上、最高の超名演である。弦楽四重奏団の名として掲げられた作曲家ということもあるが、祖国の偉大な作曲家に対する深い畏敬の念に満ち溢れている。これだけでも、演奏が悪いわけがないのであるが、それに加えて、スメタナ四重奏団のアンサンブルの見事さ。見事と言っても、単にアンサンブルが揃っているだけではない。2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの各音色が完全に融合しているのである。そうした音色の完全な融合が、スメタナの美しくも悲しい音楽を完璧に表現し尽くしていると言える。しかも、曲の内容からすれば慟哭にも近い響きがあってもしかるべきであるが、スメタナ四重奏団は、悲しみはあっても、いささかも感傷的にはならない。どのような局面に差し掛かっても、高踏的な美しさを湛えており、スメタナへの深い畏敬の念も相まって、同四重奏団だけが描出し得る至高・至純の音楽を奏でている。本盤の名演が、レコード・アカデミー賞を受賞したのも当然のことであるとともに、今後とも、本盤を凌駕する名演があらわれるのは相当に困難だと考える。音質は、かつて発売されたSACDマルチチャンネル盤がベストであったが、本Blu-spec-CD盤も相当に鮮明な音質となっており、費用対効果を考えると、十分に推薦に値する。

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