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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第8番 ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン(2SACD)

交響曲第8番 ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデン(2SACD)

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  • ★★★★☆ 

    TM  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月21日

    SACD 5.1ch録音と装置に表示されますが、重低音は入っていないようです。実際は5.0ch録音ではないでしょうか。 2楽章でストリングスに独特の音量ダウンをする箇所が、面白いです。「ドイツの野人」の描写の一つなのかな?? 全体として良い演奏だと思うのですが、それほど感銘を受けません。これは、録音のせいなのでしょうか。終演後の観客の反応、拍手が熱烈なので、そうなのかもしれません。ハース版使用、両翼配置です。今後の録音に期待します。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年05月06日

    う〜ん、他の評者の方々と同様、完成度はいま一つというところでしょうか。第1楽章の冒頭からなんだか呼吸が合わない感じ。進むにつれてそういう不安は減っていきますが、それでもどこかよそよそしくて音楽に没入していない印象です。ミュンヘンフィルとの4番のような徹底した精妙さも感じられず、迫力としても煮え切らない。DSKもいまいち冴えませんね。自分たちの音楽を奏でていないようだなあ。録音も若干もやもやしていて、特に打楽器群がオフな感じ。けっこう期待したんだけどなあ〜、残念。

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  • ★★★★☆ 

    furwewe  |  不明  |  不明  |  2010年10月28日

    レコード芸術の海外盤試聴記において特薦盤に選ばれていた。なるほど、これはいい演奏。しかし、個人的には、”ティーレマンのブルックナー”ならば更に素晴らしい演奏を期待してしまう。「マイクに入りきらない」ということもあろうが、たとえば過去にラジオで放送されたことのあるベルリン・フィルを振ったものやウィーン・フィルを振ったもののほうが、より完成度の高い演奏だと感じた。急遽振ることになったのだからやむをえまい。やや曖昧なところやぎこちなさがあるとはいえ、高水準な演奏であることに間違いはないのだ。今後、共演が増え(ルイージがSKDのポストを放棄したため)、いよいよ首席指揮者に就任すれば、練りこまれていくことだろう。ということで、星を一つ減じて四つ星の評価とした。2012年の同コンビの来日、および将来的な同曲の再録音には極めて高い期待がかかるが、当演奏もまた現時点での彼を知ることができるものとして、十分勧めることのできるものである。SACD(ハイブリッド。通常のCDプレーヤーでもOK)でのリリースである点も嬉しい。2枚組であるが、CD1に1楽章〜3楽章、CD2に4楽章というのは珍しい切り方ではないか?ブックレットは充実している。

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  • ★★★☆☆ 

    nexus  |  東京都  |  不明  |  2010年10月09日

    来日公演での横浜でのミュンヘンフィルの演奏を聴いて大いに感動したが、このSACD録音盤はちょっと予想外の期待はずれ。なんとも表面をなぞっているようでミュンヘンとの演奏が作り出したこの曲の立体構造を再現してくれないし、どういうわけか響きが薄い。試聴するときはトーンコントロールの低音を強調する必要がある。ミュンヘン、ベルリン、ドレスデンと録音で聞いたが、ノヴァーク版だったミュンヘンフィルとの私家盤が録音・演奏ともに最高である。ドレスデンとはティーレマンがミュンヘンを去ることで生まれた組合わせ。本演奏は手探りの感じが否めず、まだまだ呼吸が合っていない。ミュンヘンとの映像のDVD化を期待したい。

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  • ★★★★★ 

    KANA07  |  石川県  |  不明  |  2010年08月29日

    独特のテンポ(大きな変化)などティーレマンのブルツクナーが聞ける。また、バイオリン両翼配置のため音の出方も今までの名盤と違っていて面白い。決定盤とは言い難いがSACD化されており音質がよいこと今後のティーレマンの新譜の期待から五つ星とした。

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  • ★★★★★ 

    zawa  |  京都府  |  不明  |  2010年08月27日

    ティーレマン&ミュンヘンフィルのコンサートに行ってないのは幸か不幸か? おかげで★5つを付けました。これまで第8番については、何枚ものCD、SACDを聴きてきましたがイマイチしっくりくるものがありませんでした。しかし、ここに来てようやくすばらしいディスクに巡り会いました。マイブームの到来か? 藤枝梅安氏の言われるように「マイクに入りきらない演奏」かもしれませんが、私にはティーレマンのスケールの大きさが充分とらえられていると思われます。どちらかというとブロムシュテット&ライプチヒ盤の方が「マイクに入りきらない演奏」いや「マイクに入りきらない音がある」って感じがします。これからもティーレマン&ドレスデンでこのレーベルにどんどん録音してもらいたいものですね!

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  • ★★★☆☆ 

    藤枝梅安  |  広島県  |  不明  |  2010年08月16日

    福岡でのミュンヘンフィルとの同曲公演で大いに感動したため期待を もって購入したが、それほどでも。 有名な評論家が「マイクに入りきらない演奏がある」という言葉を 聞いたことがあるがこれなど典型的だろう。この指揮者、スケールの 大きさに定評があるがどうもここでは神経質な響きが目立つ。それなりに 工夫した音があちこちで響いているが心に迫ってくるものがない。マイク セッティングのせいだろうか。この曲は実演と録音で大いに印象が 変わってしまうのが不思議。ヨッフムの実演は良かったが録音では いまいち。逆にハイティンクは実演より録音。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年08月15日

    ティーレマン渾身の名演である。ティーレマンのブルックナーと言えば、ミュンヘン・フィルの芸術監督に就任した際の第5が脳裏に浮かぶが、それが名演だっただけに、第5に続く続編が長く待たれていたところであった。そのような中で、本盤の名演の登場は、これまでの渇きを癒すのに十分であると言えるだろう。そもそもハース版を使用したところに、ティーレマンの同曲への強いこだわりを感じさせる。ハース版の使用にこだわった指揮者としては、ヴァントや朝比奈が掲げられるが、ティーレマンはヴァントの数々の名演に示唆を受けたのではないかと思われる。というのも、ヴァントと同様に金管楽器を無機的になる寸前に至るまで最強奏させているからである。ただ、ヴァントと決定的に異なるのは、いわゆる凝縮型ではなく(ヴァント最晩年のベルリン・フィル盤はスケール雄大であったが)悠然としたスケールの大きさ。適時適切なゲネラルパウゼの活用も、そのような傾向を助長する結果に繋がっている。テンポの変化も最小限に抑えており、この辺りは、ブルックナー演奏の王道を行くアプローチであると言える。もっとも、個性的な解釈も散見される。例えば第2楽章。主部の強弱のユニークな付け方は、いささか芝居がかった演出のようなきらいもあるが、恣意的な解釈をとっているように感じられないのは、ティーレマンがブルックナーの第8の本質をしっかりと掴み取っているからにほかならない。SACDマルチチャンネルによる高音質録音も、本盤の価値を大いに高めることに貢献している。

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  • ★★★★☆ 

    KM  |  福岡県  |  不明  |  2010年08月05日

    長い演奏だが、停滞しないのが良い。第4楽章は楽想の流れを長いパウゼで停滞させないのが良い。

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  • ★★★★★ 

    オンブル  |  不明  |  不明  |  2010年08月01日

    評論家の書く批評によれば、ブルックナーの交響曲およびその演奏は「宇宙の鳴動」とか「大宇宙を感じる」などと言われることがある(私個人的には好きな表現ではないが)。仮にそのような演奏があるとしたら、大巨匠が鬼籍に入った今日においては、ティーレマンによるものがそうなのだろう。 少なくとも、せせっこましく窮屈な演奏が多い中、これほどスケール大きくブルックナーを振れる指揮者は今やそう多くないし、同世代の指揮者の中では間違いなく頭一つ抜きん出ていると言って良い。 ミュンヘン・フィルとの高水準な演奏活動にピリオドが打たれたのは残念であるが、このコンサートを以てシュターツカペレ・ドレスデンを射止めたという。納得の名演であると評価する。

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