最も遠い銀河 4 秋 幻冬舎文庫
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メタリック | 東京都 | 不明 | 2010年07月14日
「偶然」「運命」「宿命」がこの作品の根本テーマです。 視点は、主人公である桐生と引退した刑事 渡が軸です。 とにかく、上記3つのテーマが前面に出てくるので、リアリティという面では突っ込みどころが満載です。 しかし、この作品はそれを凌駕する筆者の力量と白川道ワールド(ある意味で”お約束”)で作品にグイグイ引き込まれ、違和感を残さずに最後まで突き進めます。泣かそうとする意思が伝わりすぎてその面だけが引っかかりますが、涙腺がゆるい人は泣きっぱなしでしょう。 原稿2500枚を超えるこの作品は、恐らく「天国への階段」と比較されるべき作品であり感動作品です。 ラスト数ページ、100円玉最後の一枚を表にするか、裏にするか。白川先生もどうしようか悩んだのだろうなと思います。私は、違うエンディングを想像していましたが、ある意味納得の最後でした。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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