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CD Soundtrack Highlights By John Williams: Gothenburg Wind O

Soundtrack Highlights By John Williams: Gothenburg Wind O

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  2021年07月07日

    アメリカを代表する現在の作曲家といえばジョン・ウィリアムズを挙げる事ができます。 コンサート用の作品も書いていますが、映画音楽で名高く、『スターウォーズ』『スーパーマン』などは誰もが知っているメロディと言えるでしょう。 当然吹奏楽でも人気であり、これまでもいくつもの楽譜が出ましたが、これはオランダのデ・ハスケが出したものです。 演奏はアレクサンドル・ハンソン指揮、ヨーテボリ・ウィンド・オーケストラ。 演奏団体のヨーテボリ・ウィンド・オーケストラはプロの団体で、同国の吹奏楽団では著名な団体。 2007年から現在の名前になったとの事です。 ハンソンは2005年からこのバンドの指揮者をしている模様。 結論から言えば大変良いCDです。 デ・ハスケのような出版社から出ているCDは演奏者の手本となる参考用の演奏CDとしてリリースされる事が多く、演奏も癖のないニュートラルな仕上がりになっているのがほとんどで、鑑賞用としては物足りない音源もあります。 しかしこのCDの演奏は最初から最後まで全力投球、鑑賞用にも十分耐えられます。 デ・ハスケのCDにしては珍しくよく出来ていると思いましたがこれ実は、ナクソスが原盤のようで、それをデ・ハスケが買い取ったのか借りたのかは不明ですが、かくもリリースされたものの様です。 演奏は上に書いた通りですが、奏者1人1人の実力が高く、オーケストラを駆使したこれらの作品を吹奏楽で演奏するとどうしても違和感が出るのでは?と聴く前は思っていたのですがオーケストラに匹敵するまたはそれ以上の演奏になっています。 これは演奏もさることながら編曲のおかげもあるのでしょう。 大体の曲はポール・ラヴェンダーの手によりますが、CDの裏ジャケットにはラヴェンダーの物は編曲(アレンジメント)ではなく一曲を別にすればトランスクリプションと書かれておりほぼ原曲そのまま。 その他アレンジメントと書かれた譜面もオリジナルを意識した編曲であり、妥協のない質の高いアレンジとなっています。 編曲陣にはラヴェンダーの他、ジョン・モスや作曲家として活躍しているスティーヴン・ブラ、日本からは明光院正人と星出尚志がいます。 選曲はスターウォーズにスーパーマン、ハリーポッターに、ET、ジュラシックパークと人気の作品はほぼ勢揃いしており、その他の作品も吹奏楽のコンサートで良く取り上げられる曲(足りないのはカウボーイ序曲ぐらいか)であり、ポピュラーな内容である。 録音年の記載はないが色々と調べて見ると2006年の録音らしく、音質も綺麗で問題ない。 また、CDのあちらこちらに日本語が書かれており、曲目一覧と作曲家、演奏団体にそれぞれ日本語によるページがあることから、かなり日本市場を意識しているようで、輸入盤ながらぱっと見は国内盤のような作りとなっています。

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