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バッハ(1685-1750)

CD ヴァイオリン協奏曲集 アモイヤル、カメラータ・デ・ローザンヌ、パパヴラミ、ブルグ

ヴァイオリン協奏曲集 アモイヤル、カメラータ・デ・ローザンヌ、パパヴラミ、ブルグ

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    パパムーミン5145  |  東京都  |  不明  |  2010年05月06日

    アモイヤルも、素晴らしいのだろう と、思ったが、私は、ブルグ の新録が、出たと言う事で、購入。古楽全盛の昨今、現代楽器による バッハを、世に問う意味が有るのか?と言う疑問に、少なからず答えを出してくれた。編成も少なめで、ヴィヴラートも殆んどかけていない。チェンバロがうるさく無く、ひそやかに、ささやく様な弦の掛け合いが紡がれてゆく。BWV1043なんか、2本の独奏Vnが、アンサンブルに 溶け合って 派手な主張はしない。兎に角、慈しむように音楽は、進む。ゴージャスな演奏や、鋭角的な演奏に、間違い無く一石を投じている。アモイヤルは、美音の人というイメージは、もはや違うのだ。美音でつややかに、弾いていた頃との、音楽そのものが違う。さて、ブルグだが、1939年生まれだから、2008年録音時には、69歳!!確かにブルグの音だし、リグータの音だ。しかし、あの竹を割った様な鋭角的な切り込みが一切無い。一番印象に残っているのは、パリ菅時代、サムソンとデリラ のバッカナール冒頭のソロだ。天才とは、こういう人の為に有る言葉と強く魅かれ、その後の活躍は御存知のとうり。カントロフとの旧盤(私が持っているのは、コロンビア音源だが、JDRI-0001 2001 JDR)は、カントロフに、負けない主張が有った。今回、アンサンブルの一人として、ヴィヴラートを、極力抑え 新たな魅力を醸し出している。先日ホリガーが、70を越してなをOb奏者として、来日して驚いたが、そのスタイルに、いささかも変わらない姿をみたが、ブルグは、その姿を(輝きを失うこと無く)コンセプトによって、変化させる事が出来る。やはり、天才だ。時代を越えて、訴えるものが有る、ひそやかなる当盤。夜にでも、しっとり聴きたい一枚。 

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