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モーツァルト(1756-1791)

CD 弦楽四重奏曲全集、ディヴェルティメントK.136〜138 アマデウス四重奏団(6CD)

弦楽四重奏曲全集、ディヴェルティメントK.136〜138 アマデウス四重奏団(6CD)

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    たつのおとしご  |  東京都  |  不明  |  2016年06月19日

    モーツアルトの弦楽四重奏曲をこれほど楽しく爽快に弾く四重奏団は私は他に知らない。非常に個性的であり濃厚な演奏で、いい意味で癖の強いものである。若いころに初めてアマデウスの演奏をレコードで聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。それまでに別の多くの四重奏団の演奏は聴いていたが、彼らの演奏に出会ってからは、完全に虜になってしまった。それ以降も数多くの四重奏団の全集や選集を買いあさって聴いたが、少なくとも私の感性をこれほど揺さぶる四重奏団にはいまだに出会っていない。もう数百回は通して聴いていると思うが、いまだにまったく飽きることはない。最近の四重奏団でよく感じる冷たいモーツアルトとはかけ離れた温かさに満ち溢れたモーツアルトであると思う。楽譜を見ると音符自体は複雑ではなく、音にするだけだと簡単なのかもしれないが、音楽にするのが極めて難しいモーツアルトであるが、アマデウスの演奏を聴いていると、モーツアルトが彼の仲間と演奏していたときには、こんな楽しい雰囲気で弾いていたんじゃないかと想像してしまう。私も仲間とモーツアルトの四重奏曲は全曲弾いたことはあるが、確かに楽しいが、音楽にならない(もちろん素人はそれでいいのであるが)。残念ながら、最近の四重奏団の演奏も非常に正確にきれいな音で弾いているものが多いが、音楽を心から楽しめるのはアマデウスの演奏ではないかと思う。シドロフが亡くなってしまって解散したときには、しばらく茫然となってしまった時期があったが、比較的多くの録音を残してくれたことが今となってはありがたい。生の演奏を聴きたいとずっと思っていたが、残念ながら聴くことができなかったのが非常に心残りであるが、今後もこの全集は何度も繰り返して聴くことになるだろう。蛇足だが、一緒に入っているディベルティメントも秀逸である。こちらもブレイニンの個性的な演奏とそれに完全に溶け込んでいる他のメンバーのアンサンブルは他に類を見ない名演である。いずれにせよ、モーツアルトの四重奏曲がお好きな方は一度お聴きになることをお薦めしたい。

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  • ★★★★★ 

    SS  |  神奈川県  |  不明  |  2012年03月21日

    モーツアルトの弦楽四重奏曲のピークをなす「ハイドンセット」は、多くの録音があるものの、決定打に乏しい。ひとつには、ヴィオラ2本の五重奏曲の数々を知ってしまうと、その充実した曲想と安定感に較べ、四重奏曲の方が頼りないと感じてしまうことが前提としてある。そこで、聴き応えのする演奏には、まずは四重奏としての中・低弦の充実が必須条件となる。アマデウス四重奏団は、50年代にヴィーン風の雅びた、よい意味での簡素なスタイルから始まり、60年代ころには古典的な清澄さを美点に、ロマン的な傾向に発展していったようだ。かれらがブラームスやドヴォルザークに名演奏を繰り広げたことは、ゆえなきことではないのである。一般にアマデウス四重奏団といえば中庸の美を連想させるが、モーツアルトの四重奏では、古典的な清澄さの枠組みのなか、低弦をおおらかに充実させた結果、優雅なメリハリをもたらしていて、決して凡庸に墜することなく、たいへん聴き応えのする演奏に仕上がっている。五重奏のほうは、さらに掘り下げが深く、しかもブダペスト四重奏団にみられる線的で神経質なところを、構成力や緊張感は損なわず、潤いに満ちた表現に置き換えたような演奏が達成されている。ブダペストが素晴らしい演奏であることは認めるが、残念ながら四重奏のほうは、いずれもモノラルで音質自体も冴えないように思われる。ジュリアード四重奏団も、先鋭さにおいて、かれらにしてはいまひとつだし、大好きなバリリ四重奏団は全部揃っておらず、世評の高いアルバン・ベルクやハーゲン四重奏団に至っては、結局のところ馴染めなかったという経緯もあり、このアマデウス四重奏団の全集は、私にとって甘露の水となったわけである。とりわけ「ハイドンセット」ではKv464が圧倒的名演。彫琢を極めた結果獲得した大きな立体性と、同時にのどかな詩情もあわせもった表現が忘れられない。さらにKv575の緩除楽章は、モーツアルト晩年の簡素な高みがよく引き出されていて、その美しさといったら筆舌に尽くしがたい。単にスタンダードというにとどまらない、楽曲の解釈にみる高い見識とアグレッシブさ、それに美しい響きと音色、安定した録音を併せ持った稀有の全集ということができる。モーツアルト、室内楽を愛する人にひろく薦めたい。

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  • ★★★★☆ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2011年02月21日

    昔若い頃この14番以下をカセットに入れて聴きながら登山したものでした。ヘンかもしれないが、これがベートーヴェンの弦楽四重奏曲だったらヘンを通り越して奇ッ怪であろう。いいたいのはこれら曲集が密室内での瞑想といったものではなく弦楽四重奏の仮面をかぶったディベルティメントであるということ。どの曲もメロディーがぎっしりつまっており思わず口ずさんでしまうもので、花々の咲き乱れる野山にはピッタリです。弦楽四重奏曲の最高峰はベートーヴェンときいていきなりそれも後期の作品から始めて辛気臭いと弦楽四重奏を敬遠してしまうことになったら不幸なことです。ぜひどの曲からでも気軽に聴いていただきたいものですが、本盤を満点にしなかったのは私はこれですりこまれましたが、これからの方には同じウィーン風でもフィルハーモニカーのもの(ウィーンSQ、ウィーンムジークフェラインSQ)のほうがひょっとしたらより幸福かもしれないと思うからです。

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  • ★★★★★ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月05日

    アマデウスは21世紀を生きる現代人の口には合わないのか?アルバン・ベルクやジュリアードの音に慣れた我々にはもはや過去の遺物なのか?そう感じる方もおられるかもしれないが、ここにアマデウスが絶対必要な者もちゃんといるのです!60年代の音質は古くて良くないと思いますか?ならば聴いてみてください!ABQのような鋭さは無いかもしれません。でも、ここには懐かしいぬくもりのあるアンサンブルがあります。音楽を愛する人達の本当の「会話」が聴こえます。ホールで実演を聴くのとは違いぜひお茶でも飲みながらゆっくりとお部屋で彼らの「会話」を聴いてみてください。やすらぎを求める21世紀の現代人こそアマデウスが必要だと思います。

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