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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第8番 カルロ・マリア・ジュリーニ&ベルリン・フィル(1984年ステレオ・ライヴ)(2CD)

交響曲第8番 カルロ・マリア・ジュリーニ&ベルリン・フィル(1984年ステレオ・ライヴ)(2CD)

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    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年07月02日

    さすがにすばらしい、大演奏。一切のハッタリ・効果狙いはなく、ひたすらブルックナーの音楽に対しまごころを以て相い接し、自らもその魅力に浸りながら、プロ中のプロとしての再現芸術に魂を込めた、たいへんな演奏であります。すばらしいなあ。初めの方ではジュリーニさんですかね、唸り声も結構入っていて、気合いが違います。ベルリンフィルのブル8では、これとそんな差がない時期のテンシュテットの演奏も出ましたが、あれはあれで結構な力演だと思うので個人的には高評価ですが、このジュリーニを聴かされるとなんだかレベルが違うなあという気までしてきます。さて、ではなぜ星が一つ少ないかと言うと、録音バランスに多少疑問があるからです。ティンパニが若干オフで、迫力が今一歩。ジュリーニさんはもっといっぱい鳴らしているようなんだけどなあ、とらえきれていない気がするのです。それで一つダウン。そこ以外は録音はよし。

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  • ★★★★★ 

    Berlin-s  |  北海道  |  不明  |  2010年11月19日

    この演奏をフィルハーモニーの最後列で聴いた夜の感激は生涯忘れないでしょう。 重苦しい第1楽章から始まり、次第に盛り上がり、気が付いたら80分以上の演奏がいつの間にか終了していました。VPOだからできる演奏だと感じました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2010年03月11日

     久々に、巨匠指揮者が名手のオーケストラを指揮したブルックナーの8番を聴けました。ジュリーニのブルックナーはテンポが遅いという印象もあるものの、この8番は平均的なもので、ドイツのオケによる名演であり、第1楽章から重量感のあるブルックナーで、これを聴くと、ジュリーニはやはり巨匠だったと思われます。スケルツォも若々しいパワーもあり、素晴らしいブルックナーで、アダージョの崇高な雰囲気に魅了され、フィナーレの圧倒的な説得力にも魅了されました。カラヤン時代のベルリン・フィルの魅力を満喫させてくれるブルックナーで、ジュリーニの魅力を味わえるものでした、素晴らしかった。

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  • ★★★★★ 

    マラ3マニア  |  東京都  |  不明  |  2009年12月23日

    まるで巨大な建造物を仰ぎ見るようだ。すばらしい!ここまでフレーズを長く演奏させると普通のオケなら必ず綻びが出るものだが、このベルリンフィルは凄い合奏能力で数々の難所も軽々抜け切る。すばらいい!

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  • ★★★★★ 

    ねこまんま  |  東京都  |  不明  |  2009年12月15日

    大感動です。この美しい世界にずっと浸っていたい。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年12月13日

    ジュリーニは、特に80年代のロサンジェルス・フィルの監督をやめた後からは、非常にテンポの遅い、しかも、ねばっこい、いわば粘着質の演奏をすることが多くなったような気がする。したがって、楽曲の性格によって、こうしたジュリーニのアプローチに符合する曲とそうでない曲が明確に分かれることになった。ブルックナーの交響曲も、同時期にウィーン・フィルと組んで、第7、第8及び第9をスタジオ録音したが、成功したのは第9。それに対して、第7と第8は立派な演奏ではあるものの、ジュリーニの遅めのテンポと粘着質の演奏によって、音楽があまり流れない、もたれるような印象を与えることになったのは否めない事実である。本盤は、84年の録音であるが、確かに第1楽章など、ウィーン・フィル盤で受けたのと同じようにいささかもたれる印象を受けた。しかし、第2楽章から少しずつそうした印象が薄れ、そして、素晴らしいのは第3楽章と第4楽章。ジュリーニの遅めのテンポが決していやではなく、むしろ、深沈とした抒情と重厚な圧倒的な迫力のバランスが見事であり、大変感銘を受けた。総体として、名演と評価してもいいのではないかと思う。その要因を突き詰めると、やはり、ベルリン・フィルの超絶的な名演奏ということになるのではなかろうか。この時期のベルリン・フィルは、カラヤンとの関係が決裂状態にあたったが、ベルリン・フィルとしても、カラヤン得意のレパートリーである第8で、カラヤンがいなくてもこれだけの演奏が出来るのを天下に示すのだという気迫が、このような鬼気迫るような超絶的名演奏を成し遂げたと言えるのではないか。

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  • ★★★★★ 

    蝉の抜殻  |  神奈川県  |  不明  |  2009年11月22日

    ブル8は細かいフレーズによるブロックを積み重ねた構造になっている。ジュリーニやそれ以前の世代の指揮者は、この曲から何とか旋律を引き出そうと工夫することが多いが、そのような演奏は片っ端から自滅する(作品の構造上あたり前か)。この曲の演奏で比較的成功するのは、分析型、解析型、サウンド追求型などなど和声と旋律以外を重視する演奏に集中しているのが面白い(さらに未だに決定的な演奏が無いのが面白い)。本来曲の構造上成功するはずが無い旋律型で唯一成功しているのがジュリーニの演奏。普通の指揮者は横の線しか歌えないが、この天才はなんと縦の線も鮮やかに歌ってしまう(仰天)。このような場合のBPOの適応力は本当に凄いものです。ちなみに使用楽譜はノヴァーク版。楽譜を全面的に信頼し、1個所たりとも修正をしてないそうです。あらゆる意味で意識の高い演奏。

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  • ★★★★★ 

    touhennboku  |  東京都  |  不明  |  2009年11月13日

    コンマスの安永さんが当時、この年のBPOの名演としてジュリーニのブル8を 真っ先に挙げていたのを記憶に留めてました。  その意味でもこの録音が発掘されたのは大変喜ばしいと思う。 期待 大だね。

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  • ★★★★★ 

    南風  |  東京都  |  不明  |  2009年10月25日

    初めてベルリンフィルを生で聞いたのがこのコンサートでした。 25年経ってその録音が聞けるとはただただ感激。 ちなみにクラリネットトップはマイヤー嬢でした。 BPOならではの縦の線の揃わない所も多かったのですが、個人的にはジュリーニのブルックナーはVPOよりもBPOの方が好きでした。 これに加えてカラヤン追悼でジュリーニがBPOを振ったブルックナー9番のライブも(こちらは映像もあるはずですし)出して欲しいものです。

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  • ★★★★☆ 

    kura-ota  |  不明  |  不明  |  2009年10月25日

    この時期にVPOと録音した編集ライブ盤が正式録音だが、時期が同じ時分のBPOとのライブと言う事で、大いに期待できる。VPOとの録音盤は金ぴか外盤の国内盤CDだったけど、25年間経った今でも輝きを放っている。84年度レコードアカデミー賞を取った名盤の「隠れの名盤」になるのだろうか?第三楽章で頂点を迎えてしまう演奏が多い中で、第四楽章もそれと同等か、それ以上の表現が出来ている演奏は、なかなか出会えないのでは?と感じます。ノーヴァク版とのことですが、VPO盤同様に第三楽章などのカットを忠実に実行しているのかも気になるところです。7番も同じように同時期にVPOとの編集ライブ盤が正式録音。

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