オーボエ協奏曲集 ハインツ・ホリガー、モーリス・ブルーグ、イ・ムジチ合奏団
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ポックン | 千葉県 | 不明 | 2011年01月07日
高貴な悲劇。二短調の協奏曲には、かつてそんな形容がなされたような気がする。戦後、長らく忘れ去られていたヴィヴァルディの「四季」の楽譜が発見され、イ・ムジチやミュンヒンガーらの演奏を通して世界にバロック音楽ブームが巻き起こった。このディスクが録音された60年代は、未だ初期のバロック音楽受容の時代だった。古楽器による演奏が定着する以前の高貴な美しさを湛えた古典的な名盤。ホリガーとイ・ムジチによるアルビノーニは、音楽の都がウィーンに移行する以前のベネチアの栄光を偲ばせる。LPレコード以来、CDも再発売される毎に買ってきた。定番として、今後も末永く、高貴な美しさを絶やさないでいただきたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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