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ベートーヴェン(1770-1827)

CD Sym, 9, : Rattle / Vpo Bonney Remmert Streit Hampson

Sym, 9, : Rattle / Vpo Bonney Remmert Streit Hampson

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検索結果:33件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    ミック  |  千葉県  |  不明  |  2013年08月03日

    ラトルの超名演にして「第9」の超名演です。 随所に巨匠のような表情が見られ、また随所にラトルならではの個性が光ります。 第一楽章はゆったりしたテンポで巨匠風です。それでいて細部に渡って表情がつけられていて決して飽きさせません。 聴きどころはたくさんありますが、再現部での大迫力!この凄絶さはプレートルかラトルか!?です。 スケルツォも聴きごたえ十分です。 面白いのは冒頭は模範的なテンポなのに、再現部はフルトヴェングラーのような大きな表情をつけているところです。 ラトルの即興風の演奏は侮れません! 第三楽章に入ると、また巨匠風のスローテンポで音楽の魅力を十全に聴かせます。 そしてフィナーレは驚きの連続です! 合唱部分でも強弱を自在につけて驚かせますし、ピッコロを浮かせるためにオケも合唱もあえて弱めて効果を発揮したり、 芸が細かく、また存分に物を言っています。 しかし何と言ってもプレスティッシモに至る直前の加速!! これはまさに「第9」の結尾部の三大ビックリです!フルトヴェングラー、メンゲルベルク、そしてラトルです。 私は発売日にラトル盤を購入しましたが、初めて聴いた時のドキドキ感は未だに褪せる事がありません! フルトヴェングラーに次ぐ名盤です。

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  • ★★★★☆ 

    ケニチ  |  愛知県  |  不明  |  2012年11月11日

     第1-3楽章は遅めのテンポで,細部まで丁寧な印象.第4楽章では,意外なパートを強調したり,無視されがちな楽譜指示を厳守するのに驚く.VPOは技術的にパーフェクトで,録音も弦楽器と合唱をよく捉えていて優秀.  終結部マエストーゾでは指定テンポを採り,直後のプレスティッシモへの繋がりもごく自然.

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  • ★★★★★ 

    みたけ  |  不明  |  不明  |  2012年08月19日

    最初に聞いたときはそりゃもう笑い転げましたよ、最後の「合唱」パートで。なんじゃこれわぁぁぁぁぁっ!ゲラゲラゲラって。で、ことあるごとに知人に聞かせたりしてますと、なんだか擁護派に変わってきました。我々は歓喜というエネルギーの発露を一つの枠にはめてしまってこの曲を聴いてしまってきたのではないか?まるでメッセージのように響き、かつ乱高下・出し入れ自在なこの機動力は全くただ者じゃないですよ。ライブだということで歌い終わった後はさぞかししてやったりな気分だったんじゃないでしょうか。客の方があっけにとられていそう。ベートーヴェンが聞けたならどう思ったかな?革命児だからなぁ、でも気むずかしそうでもあるしなぁ・・・。などなどいろいろ想像すると楽しいデス。 ★★ 少々話が飛んで恐縮ですが、マーラーの3番でバーンスタイン・ニューヨークフィル盤で5楽章の少年合唱団が”ビ!ムバ!ム”とbの音を乱暴に発声していたのを最初に聞いたとき、なんだふざけてるのか!と即叩き売ったことを思い出した。当時の私はアバド・ウィーンフィル盤のウィーン少年合唱団の”ビィムバァム”とまろやかに歌うものを良しとしていたのです。でも、天使だからって大人の価値観に沿った美しさを表現してくなくちゃいけないわけでもなく、むしろ無垢で無邪気な天使たちががんばっているバーンスタイン盤が次第に好きになっていきました。★★ ラトルもヤンチャなところがあったわけですし、ウィーン(マーラー3番に立ち返るとアバドはアバドを全うしたわけでございます。笑)でやってしまえたことはやはりすごいと言わざるを得ません。音楽って創造物なわけですが、ことクラシックに関しては規範性が強いとでも言いましょうか、なにやら窮屈になってしまうことがままあります。ヤンチャなラトル。楽しむことにいたします。(笑)

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  • ★★☆☆☆ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年09月02日

    ウィーンフィルの第9を検索すると意外にラインナップとしては少ない。 まして、ステレオの良質な録音を求めようとすると「イッセルシュテット」「ベーム」「バーンスタイン」「アバド」そしてこの「ラトル」くらいだろうか、、 最近では「ティーレマン」が映像付きの全集をリリースした。 さて、このラトル盤、ずいぶんとレビューの評価が分かれているようであるが、過去の実績を踏まえるとウィーンフィルと第9をリリースすると言う事は、実は非常に価値があり難しい事のようだ。 言い換えると、選ばれた(団員に?レーベルに?インテダントに?たまたま?)演奏(CD)であるとも言えるのだろう。 この演奏を聴くと確かにこれまでの伝統的なベートーヴェンの演奏とは違い、ライトな感じが否めない。 そして(問題の)終楽章の合唱部は下のレビュー通り、違和感を覚えるのは小生だけではないようだ。 やはり聴き手は(数少ない)ウィーンフィルの第9として聞きたいのだ。 そう言った意味では大いに期待はずれの産物であり、ウィーンフィルのオーソドックスな第9を希望のリスナーには「イッセルシュテット盤」か「ベーム(全集)盤」をお勧めしたい。 しかしこの盤の価値は、ピリオド奏法全盛となって来たベートーヴェン演奏へのウィーンフィルの可能性と挑戦として捉えることもできるのではないだろうか? 伝統的な演奏から脱却し、新しい演奏様式が果たしてウィーンフィルとして受け入れられるのか? まさにこのレビューの内容そのものがこの演奏への試金石となっているようである。 小生の評価は★★ せめてウィーンフィルくらいは伝統的なローカル色を残して置いて欲しい。

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  • ★★☆☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月03日

    2002年VPOとの一連のベートーヴェン交響曲のライブ録音・・・私自身正直「ライブ録音」と銘打っての盤で例えば本盤第九が複数日にわたっての収録である事に少し違和感を持っています・・・でラトル47歳頃BPOにも関与し出す充実期のとっかかりであろう、実に色々な意味において問題提起を行なっている演奏であります。周知の通り特に1980年代半ばから私たちの前に現れた所謂新トレンドのベートーヴェン交響曲演奏は少なからずのショックと戸惑いを与えたものでした。モダン楽器によるピッチ奏法、オリジナル楽器による奏法そして使用諸版の問題・・・これらの組合せで同じ「新トレンド」と言ってもいろいろな演奏がありましたが当初はそれまでのベートーヴェンに付きまとう事大主義的?演奏と比較して小編成なオーケストラで余分な響きを制御して曲の音構成をハッキリさせ反復演奏を実施しつつテンポは速く進めているのが一様の特徴となっている為新鮮さは感じつつも味も素っ気も無い演奏のように受取っておりました。そして本盤もVPOという一部古楽器めいたツールを扱い配置も一工夫されラトルの従来演奏から脱しようとする表現意欲の下では当然我々オールドファンにとっては「面白い」結果をもたらせてくれております。ベーレンライター版使用に伴う先述の様な特徴は言うに及ばずそうした迸りを受け止めVPO自体がよくフォローしたものだという点に尽きるわけですが私の好みから・・・というより私の感受能力からこのラトルアプローチでスンナリ納得出来るベートーヴェン交響曲とそうでない交響曲に分かれてしまった様です。第九は残念ながらやはり皆さん取り上げられている第4楽章合唱で後者交響曲に今のところは属しているのが現状であります。演奏タイムは@16’54A11’58B17’03C23’52と他の数多ある流布版による演奏とそう大差は無いように思えますが細かく変化するテンポとアクセントを伴っての独特の奏法はある澄み切った世界をも再現させ聴く者に新鮮な第九に一応導いてくれます。第2楽章などもティンパニー協奏曲然とさせない点、打楽器出身のラトルの真骨頂なのかもしれません。いよいよ声部に入るとそうしたラトルの意図が新鮮さから少し軌を外れ意表つきに転化して行く様がありありと分かるのです。確かに管弦部でもそうした表現・節回しを採ってはおり首尾一貫性に欠ける事はないのですが声部ともなると突発的アクセントがシュプレヒコール染み曲を聴く体勢を落ち着かなくしてしまうのです。ドイツ語発音に精通しているわけではないのでこうした演奏でも最初に聴くうちは物珍しさも手伝ってついて行くのですがさて、繰りかえし聴くとなると私には自信がありません。手の内が分かってその次元に留まってしまいそうなのです。ラトルがやがてBPOその他のオーケストラとも再録する場合どうなるのかが興味がありますね。独唱者ではSが健闘している様に思いました。一度は聴いておくべき演奏盤かとは思いますがランク付けは申し訳ないのですが低くなりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★☆☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年02月01日

    2002年VPOとの一連のベートーヴェン交響曲のライブ録音・・・私自身正直「ライブ録音」と銘打っての盤で例えば本盤第九が複数日にわたっての収録である事に少し違和感を持っています・・・でラトル47歳頃BPOにも関与し出す充実期のとっかかりであろう、実に色々な意味において問題提起を行なっている演奏であります。周知の通り特に1980年代半ばから私たちの前に現れた所謂新トレンドのベートーヴェン交響曲演奏は少なからずのショックと戸惑いを与えたものでした。モダン楽器によるピッチ奏法、オリジナル楽器による奏法そして使用諸版の問題・・・これらの組合せで同じ「新トレンド」と言ってもいろいろな演奏がありましたが当初はそれまでのベートーヴェンに付きまとう事大主義的?演奏と比較して小編成なオーケストラで余分な響きを制御して曲の音構成をハッキリさせ反復演奏を実施しつつテンポは速く進めているのが一様の特徴となっている為新鮮さは感じつつも味も素っ気も無い演奏のように受取っておりました。そして本盤もVPOという一部古楽器めいたツールを扱い配置も一工夫されラトルの従来演奏から脱しようとする表現意欲の下では当然我々オールドファンにとっては「面白い」結果をもたらせてくれております。ベーレンライター版使用に伴う先述の様な特徴は言うに及ばずそうした迸りを受け止めVPO自体がよくフォローしたものだという点に尽きるわけですが私の好みから・・・というより私の感受能力からこのラトルアプローチでスンナリ納得出来るベートーヴェン交響曲とそうでない交響曲に分かれてしまった様です。第九は残念ながらやはり皆さん取り上げられている第4楽章合唱で後者交響曲に今のところは属しているのが現状であります。演奏タイムは@16’54A11’58B17’03C23’52と他の数多ある流布版による演奏とそう大差は無いように思えますが細かく変化するテンポとアクセントを伴っての独特の奏法はある澄み切った世界をも再現させ聴く者に新鮮な第九に一応導いてくれます。第2楽章などもティンパニー協奏曲然とさせない点、打楽器出身のラトルの真骨頂なのかもしれません。いよいよ声部に入るとそうしたラトルの意図が新鮮さから少し軌を外れ意表つきに転化して行く様がありありと分かるのです。確かに管弦部でもそうした表現・節回しを採ってはおり首尾一貫性に欠ける事はないのですが声部ともなると突発的アクセントがシュプレヒコール染み曲を聴く体勢を落ち着かなくしてしまうのです。ドイツ語発音に精通しているわけではないのでこうした演奏でも最初に聴くうちは物珍しさも手伝ってついて行くのですがさて、繰りかえし聴くとなると私には自信がありません。手の内が分かってその次元に留まってしまいそうなのです。ラトルがやがてBPOその他のオーケストラとも再録する場合どうなるのかが興味がありますね。独唱者ではSが健闘している様に思いました。一度は聴いておくべき演奏盤かとは思いますがランク付けは申し訳ないのですが低くなりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    かんたあびれ  |  神奈川県  |  不明  |  2011年01月15日

    20年以上合唱を嗜む者です。 この演奏に賛否両論有るのは良くわかる。私自身も四半世紀以上クラシック音楽に慣れ親しんできて、ここまで変わった解釈の第九はガーディナー以来だ。最初演奏者の顔ぶれを見て意外だったのは合唱団。バーミンガム市交響楽団合唱団。聴いて見てその理由が分かった。このような解釈独墺系の合唱団には受け入れてもらえないはずだが、バーミンガムの合唱団員からすれば、出世したラトル先生にウィーンまで呼んで貰って歌えるんだから、張り切らない訳がない。ラトル先生の斬新な解釈は何でもやっている。楽譜を見ながら聴くと、二分音符のスタッカートを忠実に実行しているなど、勝手なことやり放題という訳でも無い。そもそもこの曲の合唱ハートは歌い辛いことこの上ない。およそ声楽的に書かれていないから、合唱そのものの美しさを際立たせるより、メッセージ性を前面に押し出したラトルの解釈もありかな、と思う。良い悪いは別にしてここまで合唱が存在感のあるレコーディングも珍しい。但し発声に深みはなくドイツ語の発音に難はある。リズムの処理などを聴くと、この指揮者が打楽器奏者出身だというのが頷ける。四楽章の目まぐるしいテンポの変遷も巧みだが、不自然ではない。ウィーンフィルからは伝統的な音色を要求していないように感じる。時折ハイドンの交響曲のような楽天性を醸し出している。ラトルの解釈は一言でいうなら、人生に対する全面的な肯定。お行儀の良いクラシック音楽好きには到底受け入れられない代物だろうが、普段ロックしか聞かない人には良いかも。私自身は、もう少し渋い演奏が好みデス。

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  • ★★★☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年10月16日

    ラトルが、ベルリン・フィルの芸術監督に就任する頃に、ウィーン・フィルと録音したベートーヴェンの交響曲全集からの一枚だ。私は、どうもこの当時のラトルをあまり評価していない。バーミンガム市響(一部はフィルハーモニア管)と数々の録音を行っていた若き日のラトルは、生命力に満ち溢れた名演の数々を生み出して素晴らしいし、ここ数年のラトルも、大指揮者の風格を漂わせた円熟の名演を聴かせるようになっており、これまた高く評価している。しかしながら、ベルリン・フィル就任後数年間は、気負いもあったのだとは思うが、意欲が空回りするケースが多く、数々の凡打を繰り返していたのではないかと思う。このベートーヴェンの全集も、私は、筋の通っていない演奏であると考えている。各交響曲によってアプローチの仕方が全く変わるのだ。そうしたやり方もあるのかもしれないが、私に言わせれば、ラトルのベートーヴェンの交響曲に対する考え方、見解が固まっていないのではないかと思われる。本盤の第9も、総体としては巨匠風のアプローチだ。しかしながら、終楽章の合唱(特に終結部)に見られるような不自然なアクセントなど、見方によっては個性的とも言えるが、私に言わせれば、単なる恣意的なあざとさしか感じさせない。新機軸を打ち出そうという焦りなのかもしれないが、少なくとも芸術性からは程遠いと言える。もちろん、私は、ラトルの才能など微塵も疑っていない。もし、現在、ベルリン・フィルとベートーヴェンの交響曲全集を録音すれば、間違いなく素晴らしい名演を成し遂げるものと固く信じている。

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  • ★★★★★ 

    I amSterdam  |  東京都  |  不明  |  2010年10月11日

    この演奏に否定的な意見が多いのも解りますが、申し訳ないけれど演奏のごく表面しか聴いていないように思えます。そうした人たちにはベートーヴェンの音楽に固有の器楽性を徹底して追求した当然の帰結と聴けないのでありましょう…。こうしたアプローチで臨むからにはラトルもスコアを精読したに違いありますまい。従来の演奏慣習にとらわれない「新しい眼」で…。楽譜に読み取った音楽に忠実であろうとするその姿勢にはどこかフルトヴェングラーの音楽に臨む姿勢と通じるものがあるようにさえ思えます。生きた時代に半世紀以上の開きがあるからには音楽となって表されるものも違うのは当然でありましょう。その一方をして伝統に培われた巨匠と賞賛し、ラトルを酷評するというのはあまりにも音楽を聴くにしては度量が狭いように思います。

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  • ★★☆☆☆ 

    S.A.倉田  |  大阪府  |  不明  |  2010年01月19日

    ウィーン・フィル特有の上品な響きの中に力強さがあって重厚。ベートーヴェンを期待して聴く分には裏切られることはないだろう。ただし、第4楽章の合唱だけは別。ドイツ語の発音が上手くないうえに、アクセントの付け方がとても不自然だ。このレビューを書いてる際「これも個性として許容範囲かな」と思ってみたけれど、客観的にみてやはり無理がありそうだ。曲最後の盛り上げ方もどうもオカシイ。例え面白みがあったとしても、解釈の結果こうなったという説得力に欠けるようでは評価のしようがない。

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  • ★★★☆☆ 

    近藤笹身  |  水無村  |  不明  |  2008年10月12日

    即行的な演奏で、近年多い単純で恣意的なアカデミズムでもないし、ただの音出しラッパオケとも別種の物。問題はなぜ英語圏のソリストと合唱なのかということ。この罪は大きい。

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  • ★☆☆☆☆ 

    宇野候補  |  いばらき  |  不明  |  2008年05月06日

    公平に 特に第九は聴いているが、中にはプレトニョフのように??と感じながらもやがて気に入ったCDもあった。だがこのラトルの場合1回聴いただけで、2回聴きたいという気持ちになれない。

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  • ★☆☆☆☆ 

    金さん  |  長野県長野市  |  不明  |  2008年02月19日

    何回も聴きましたが、1楽章から3楽章は良しとしても、(1楽章も元気がよすぎる気がします。)4楽章の合唱の処理はいただけません。 発音を揃えるためでしょうが強調されるべきでない言葉が強くなってしまったり、全く必要のないアクセントがあったり、歌声もやや乱暴です。 この曲の作曲者の意図や本来持っているものは、表面的な表現ではなく精神的な深いものから出てくるものと思いますが、この演奏はどきどきされっぱなしのアクションかSFの映画のようです。 このような表現がウィーンで許されるのでは先行き心配です。

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  • ★★★★★ 

    ベー君  |  北海道  |  不明  |  2008年01月27日

    私は良いと思いましたが、賛否が大きく分かれる演奏だとは思います。確かに入門向けではありませんね。ラトルが好きだという人には良いと思います。専門的な事が言えるほどのクラシック歴では無いのですが、なんとなく弦がビシッと引き締まった音だったと思います。私にとってこの演奏は最高です。

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  • ★★★★☆ 

    シャラ  |  東京都  |  不明  |  2007年05月30日

    第九の入門としては薦められないが、これはこれで指揮者の個性が全面に出ている演奏。たしかに賛否が分かれる演奏であるが、フルトヴェングラーの個性は肯定し、ラトルは否定するということは私にはできない。ましてや、自分が嫌いな演奏をだめ!とすることもできない。相手の個性を理解しようとしなければ良さがわかるはずが無い。だが、この演奏を最高!と感じられるまでには時間がかかりそう・・・

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