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ショパン (1810-1849)

SACD ピアノ協奏曲第1番、第2番 小山実稚恵(P)、カスプシク&シンフォニア・ヴァルソヴィア

ピアノ協奏曲第1番、第2番 小山実稚恵(P)、カスプシク&シンフォニア・ヴァルソヴィア

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    Nowhere Man  |  石川県  |  不明  |  2021年03月01日

    レビューを読んで私が加えることはないと思いましたが、敢えて加えさせていただければ、やはりショパンはピアノの詩人です。この演奏はピアノ、オケ共それを感じさせるものです。繊細で美し く、小山さんのピアノは日本人を感じさせます。素晴らしい。

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  • ★★★★★ 

    ADAGIO  |  愛知県  |  不明  |  2011年05月25日

    大切なものを慈しむような優しさに溢れた演奏です。表現も自然で、オーケストラも含め夢見るような心地よさ。 ショパンがいいと思ったのはフランソワ以来ですが、SACDによる音色も美しい。 はじけるようにキラキラ光る、それでいてこんな柔らかいピアノの音は今まで聞いたことがなかったように思います。

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  • ★★★★★ 

    KANA07  |  石川県  |  不明  |  2010年07月24日

    この曲らは1番はアルゲリッチ、2番はフランソワのCDがあれば十分と思っていたがこのCDはそれらと同等に張り合う内容となっている。音が極めて美しい上ニュアンスが豊かで細かいところまで綺麗に演奏している。何回も何回も聞き直しても飽きない。SACDマルチでは更に響きも豊かになり綺麗な演奏になっている。このCDを聞くと他のピアニストの音が汚くて聞けなくなるかも。ここ1年では最高の一枚ではないかな。

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  • ★★★★★ 

    大地の歌  |  千葉県  |  不明  |  2010年06月30日

    これまで、私にとって、ショパンのコンチェルトのレコード・CDと言えば、長くワイゼンベルク盤でした。その後、驚異的な、ツィマーマンの弾き振り盤が出ると、「もうこれ以外の演奏は聴けない」と思いました。確かに、ラン・ラン盤などは、技巧だけで、ショパンの心が伝わってきません。オケ(ウィーン・フィル)も、お付き合いで「伴奏」している感じ。 そこに新たに現れた、小山実稚恵盤は、かの、ツィマーマンさえ、軽やかに追い抜いてしまった。ツィマーマンが、ショパンの魂と、オーケストレーションの編曲で、このコンチェルトを「再創造」したとすれば、小山さんは、何よりもタッチで、繊細なショパンの心を再現してくれたようです。楽譜も新しいものを使っているようで、オケも、ところどころで、オヤッと思わせる、自己主張を聴かせます。ラフマニノフを得意とする小山さんですが、その延長線上の技巧でショパンを弾いていない事が何よりの驚きです。そこが、中村紘子さんや、ラン・ランとの大きな違いとなって現れています。ツィマーマン盤の価値は決して下がりませんが、今では、小山さん盤が、私のスタンダードとなっています。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年01月30日

    小山実稚恵の進境の著しさを感じさせる一枚だ。両曲とも素晴らしい名演だと思う。ショパンのバラード集やシューベルトのさすらい人幻想曲など、最近の小山実稚恵の行う録音は、どれも注目だ。ピアノ協奏曲第1番は、長い序奏を経た後のピアノの開始からして、尋常ではない心の込め方だ。これは、決して自信なげなものではなく、小山実稚恵の確信に満ち溢れたアプローチなのだ。主部に入ってからの堂々たるピアニズムの素晴らしさを何と表現すればいいのだろうか。第2楽章も抒情のかたまりであり、終楽章への圧倒的な盛り上がりも見事の一言である。第2番のアプローチも、第1番と同様であり、自信に満ち溢れたアプローチが、第1番と比べると格段に内容において劣る同曲を、実に魅力的な曲に再現していくのは、小山実稚恵の同曲への深い愛着の証左とも言える。何よりも両曲に共通して言えるのは、小山実稚恵は、決してテクニックをひけらかさないこと。あくまでも、内容の掘り下げに重点を置いており、その点を高く評価したいと考える。小山実稚恵は、ブーニンが優勝した時のショパンコンクールで第4位。ちなみに第5位は、ルイサダだが、その年のショパン・コンクールの稀に見るレヴェルの高さが伺い知れる。SACDマルチチャンネルによる高音質録音も素晴らしいの一言である。

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