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ブーレーズ、ピエール(1925-2016)

CD リチュエル、ノタシオン、フィギュール=ドゥーブル=プリズム、ピアノ・ソナタ集 ロバートソン&リヨン国立管、エルフェ(2CD)

リチュエル、ノタシオン、フィギュール=ドゥーブル=プリズム、ピアノ・ソナタ集 ロバートソン&リヨン国立管、エルフェ(2CD)

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    ombredouble  |  東京都  |  不明  |  2013年03月20日

    随分と対照的な2枚を1セットにしたものだ. ロバートソン指揮リヨン国立管のオーケストラ曲集はソロが入らない作品を集成し、殊にノタシオンなど音を選んでスマートに面白く聴かせる(聞こえてこない音も多いが…現時点ではギーレンSWR盤が一番).作曲家としてアクティヴだった時期のフィギュール・ドゥーブル・プリズムも快速演奏だが、停滞期のリチュエルは作品自体が落ちる(キング・インターナショナルの宣伝文は意味不明).しかし、いずれにせよ演奏が表面的に軽めで評者の好みではない. 対するヘルフェールのソナタ3曲は、正確さはともかく彼の信ずるイディオム解釈に従って突き進む荒っぽい演奏.ひとつひとつの音群に与えられているテクスチュア・運動性に注力した馬鹿力ピアニズムがアルトーやミショーに凝った激情の人ブーレーズを浮かび上がらせると共に、ピアノからオケへの移行も垣間見せ、これはこれで面白い(録音が割れ気味で幾分冴えないが).第3ソナタ、星座/鏡でのペダル効果も、明晰ではないもののそれなりに捉えられている.

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