トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ドヴォルザーク(1841-1904) > 交響曲第9番『新世界より』 シルヴェストリ&フランス国立放送管弦楽団(重量盤LP限定盤)

ドヴォルザーク(1841-1904)

LPレコード 交響曲第9番『新世界より』 シルヴェストリ&フランス国立放送管弦楽団(重量盤LP限定盤)

交響曲第9番『新世界より』 シルヴェストリ&フランス国立放送管弦楽団(重量盤LP限定盤)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (4 件)
  • ★★★★☆ 
    (2 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:6件中1件から6件まで表示

  • ★★★★☆ 

    fuka  |  東京都  |  不明  |  2013年03月16日

    シルヴェストリという指揮者は以前セラフィムの廉価盤でいくつか親しみましたけど、いつのまにか爆演系と評価されていることもあるようです。あらためてこの新世界を聴き直してみますと、1959年の録音にもかかわらず現代でも十分に通用する演奏を当時していたのだなあと感銘を受けます。時折みせるオケへの煽りが彼の特徴と言えば特徴なのでしょうが、確かに第2楽章の寂寥感にも独特のものがあり、現代のコンサートではあまり期待できないような情緒的な名演です(カラヤンの初期の新世界は、こういった演奏に客観性を与え、精度を上げた方向にあると感じます)。この演奏を大時代的という言葉で片付けることは簡単かもしれませんが、では現代の演奏の特徴は何かと考えたときに言葉が詰まります。50年後に現代の演奏を聴いてみたときにどう思うでしょうか(その頃はもう生きていないからわからないけど)。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

     |  岐阜県  |  不明  |  2012年08月28日

    クレンペラーのが「民族性やメランコリックな甘さをすべて排除した名盤」なら、シルヴェストリは「民族性やメランコリックな甘さ、そして、郷愁全開の名盤」である。とくにテンポの取り方というか、微妙な揺れが「懐かしさ」を増幅させている。2楽章は私にとって本当に田舎のふるさとの美しく寂しい夕暮れの情景を思い起こさせる。人によってふるさとは違うから、この2楽章を聞けばきっとそれぞれの懐かしいふるさとの心象風景が浮かびますよ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2012年08月09日

    このシルヴェストリの新世界は名盤として知られている音源だそうです。 聴いてみると演奏は、メリハリが至る所で付けられており、推進力、勢いのある演奏で、なるほど名演と言われるのも良くわかります。 オケはスラブ色とフランス色の両方の良い所を出しています。 半世紀前の録音ですが、今回の発売にあたってリマスタされているようで、音質は思っていたより良いです。 価格も安いですし、ファーストチョイスにもおすすめ。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    tamos57  |  神奈川県  |  不明  |  2012年07月28日

    ここぞというところでシルヴェストリの決め技が全編でピタリと決まった名演。 チャイコフスキーでは、決め技が決まらず、わざとらしさや作り物的なところが目立ったが、新世界は、オケも上手く素晴らしい名演。 録音も響きの美しさと重量感が両立し、新録音のよう。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  宮城県  |  不明  |  2012年07月22日

    これは、瀑演と呼んでよい名演奏の記録である。この当時のフランスのオケは練習嫌いで有名だった。練習には代役が出ていて、録音本番かゲネプロで初めて出て来た奏者もいたはず。しかしそこは名人の集団。テンポが早く、またテンポもダイナミックスも刻々と変化する名指揮者シルヴェストリの棒の前では本気にならざるを得なかった。金管楽器のフランスらしい明るい音色での咆哮、こまたの切れ上がった弦楽器群の仕上がり。一世一代の名演奏が出来上がった。ケルテスの演奏も、クーベリックの演奏も、ノイマンの演奏も、アンチェルの演奏も、コンドラシンの演奏も良い。でも、この演奏は、それらの演奏とはまた興を新たにするものである。セッション録音なのに、まるでライヴのような演奏だ。しかし、演奏に乱れたところは見られない。お見事である。 新世界交響曲に命と魂を入れこんだ、素晴らしい名演奏の記録でお勧めである。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月24日

    懐かしい演奏盤が出ました・・・それもLP盤です。1957年録音のシルヴェストリによる「新世界」交響曲は私は国産CDで大分以前に買ったものを聴いています。演奏は他のシルヴェストリの演奏と同じように個性あふれるというかアプローチ上荒削りに仕上げている処・・・例えばテンポも他の指揮者よりは速いと思われる第1楽章と終楽章と比較的じっくり聴かせる第2楽章との対照さが効果を観るようです。タイム的には@8’48A13’26B7’57C10’44となっている事をチェックしても今述べた点は明らかかと思います。決して粗野ではないのだけれど彼の体臭に接せられるひと時かもしれません(なお、HMVレビューに載っているケルテス/VPO盤は新発LPで聴いているのですが参考までにタイムを書きますと@9’41A11’44B7’36C11’03であります)。私はLPでシルヴェストリの指揮したチャイコフスキーの交響曲などを聴いていますがCDでの再登場はなされていない様で寂しく思っていた時、逆にCDでも廃盤されていた「新世界」交響曲が重量LP登場(価格もヘヴィー!)なので嬉しい限りです。演奏に対しては私は素晴らしいランク・・・FSROがよくついてきているなぁ・・・付けしておきます。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:6件中1件から6件まで表示