アダン:『ジゼル』全曲(T.カーン&ロンドン・フェスティヴァル・バレエ管)、ミンクス:『ラ・バヤデール』第4幕(ランチベリー指揮)(2CD)
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Adam愛聴者 | 熊本県 | 不明 | 2011年02月25日
EMIのジゼルは、かつて老ウラノワのイギリス公演に際して録音されたFayer盤(モノラルLP)しかないとおもっていた。Kern盤は初めて聴いた。当盤は日本では殆ど出回っていなかったとおもわれる。これまで数種が出ている全曲盤では、上演されるシナリオによって、収容曲数、曲の配列、編曲の有無で著しい相違があるのが特徴だが、Bonyngeによる2種の原典盤?(デッカ)に比べて省略されている曲数は少ないようである。録音が少々古いせいか、我が家の装置で聴くと音がやや硬く、打楽器の賑やかさ(少々うるさい)が印象に残った。一方のバヤデールは第4幕と表示があるが、通常の3幕だての版と重複する曲が多いので、最終幕として通しで上演されるのだろうか。「黄泉の王国」?という副題があるし、ライナーノートによると独立したストーリー性のないバレエとしても存在するらしい。バヤデールは全曲を聴く機会が少なく、かつバレエには素人なのでコメントは控える。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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