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ベートーヴェン(1770-1827)

SACD 交響曲全集 ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団(5SACD)

交響曲全集 ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団(5SACD)

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  • ★★★★★ 

    ファウスト博士  |  東京都  |  不明  |  2020年11月28日

    古楽器の成果を踏まえ、全てを一度解体し必要最小限の音で組み立て直したような演奏。楽譜の全てを開陳し、客観的な設計の中、指揮者の解釈は1音1音に込められている。現代楽器、ピリオド系の争いを統一した21世紀前半を代表するランドマークとなる演奏。べーレンライター版、両翼配置。ベートーヴェンの頭の中にあった音楽を正確に再現しようとした偉大な挑戦だ。

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  • ★★★★★ 

    ヴォルフラム  |  東京都  |  不明  |  2020年09月08日

    このセットの最大の特徴は既に書き込まれていますが、各声部、特に内声の動きがはっきり分かることであり、スコアがこれほど透けて見える演奏・録音は他にないと思います。 「録音もなぜか弱音が小さすぎ不自然でストレスが溜まる。コンサートでもありえないのでは」との評がありますが、凄絶なピアニッシモはヴァンスカの特徴の一つであり、トリフォニーでのラハティとのシベリウス全曲チクルスで体験しました。ホールは極度の静寂と緊張に包まれ、隣席の方の腕時計の秒針の音が気になり休憩時間にお願いして外してもらったほどでした。

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  • ★★☆☆☆ 

    ハイバラ8  |  奈良県  |  不明  |  2018年08月10日

    ベートーベンの交響曲をSACDで聴いてみたく購入。シベリウスは未聴であるが評判が良さそうなのでまずこちらでと期待したが、残念ながら退屈気味であった。何が言いたいのか聴いていて共感できることがなく引っかかるところがなかった。ここぞというところで力がなく肩透かしを食う。録音もなぜか弱音が小さすぎ不自然でストレスが溜まる。コンサートでもありえないのでは。

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  • ★★★★★ 

    Papachan  |  北海道  |  不明  |  2016年07月02日

    これぞ21世紀のスタンダード! これさえあれば他の全集はいらないとまでいえるだけの、恐るべき完成度を誇る全集です。古楽器によるインチキ臭い演奏、フルトヴェングラーやクナッパーツブッシュのようなおどろおどろしい演奏が大嫌いな私には、「こんなベートーヴェンが聴きたかった」と思える、新鮮で生き生きした躍動感にあふれる演奏です。「箱庭的な演奏」「おおらかなスケール感や伸びやかさに欠ける」などのご指摘がありますが、いったいどこからそのような印象を持たれたのでしょうか? 私には全くの見当はずれに思えます。正直、シベリウスを指揮するヴァンスカの演奏は、悪くはないけれど、飛び抜けてすばらしい演奏か、と問われると疑問に思えることが多かったものです。ミネソタに移ったという話を聞いても「アメリカのオケにヴァンスカの音楽性は合うのか?」という疑問が先に立っていました。これを聴いてヴァンスカという指揮者、そしてミネソタ管の底力を改めて見直しました。第1番はラインスドルフ/ボストン、第8番はセル/クリーヴランドというのが私のファーストチョイスですが、これらに十分匹敵する、切れ味鋭く緻密な、それでいて広がりのある見事な演奏を聴かせています。第3番は終楽章の最後の追い込みがやや物足りないという点を除けば、無敵の名盤であるセル/クリーヴランドに十分比肩しうる名演奏でしょう。少なくとも、私が今まで聞くことのできた「エロイカ」の中で、セルとヴァンスカの両者に並びうる演奏は、ただのひとつもありません。私はこの3曲が特にすばらしいと考えます。もちろん他の曲も正確無比なアンサンブルによる磨き抜かれた演奏であり、これはダメと思えるようなものはひとつもありません(下にご指摘のあった第4も、さすがにムラヴィンスキーまでは届かないにしても、クライバーやオーマンディなどの名演奏には十分比肩しうる、切れ味のよさと伸びやかさを両立した名演奏だと思います)。奇を衒ったところは何一つないのに、非常に新鮮な演奏。セルやラインスドルフ、オーマンディといった20世紀の名演奏に並ぶ、いやそれらをも凌駕しうる全集として、絶対の自信をもって推薦します。

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  • ★☆☆☆☆ 

    伊豆のクラシック&鉄道マニア  |  静岡県  |  不明  |  2013年02月28日

    箱庭的な演奏であまり感心しない。期待外れのセットであった。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2011年09月02日

    バーレンライター版による全集だが、モダン楽器の伝統的解釈に慣れた向きにも、それほどの抵抗なく受け入れられる演奏ではないか。楽器間のバランスをかなりとっていて、内声部がクリアで、左右のバイオリンの掛け合いもよくわかる。木管はビブラートがしっかりかかっている。ノリントンやパーヴォ・ヤルヴィの演奏のようなアタックの強さはないが、全体に音価を短くとったクリスプな印象。ダイナミクスの幅が大きく、弱音部は本当に弱い。「草食系」というと、まさにピタリの印象。しかし、奇数番号の出来は良く、3番、5番、7番、9番など聴きごたえがある。1番、2番、6番、8番も良いが、4番はやや不出来か。これは、バーレンライター版でも、異色の演奏というべきではないだろうか。オケは巧く、音も非常に良い。ダイナミクスの幅が広いので、ボリュームはわりと大きめに設定しておかないといけない。

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  • ★★★★☆ 

    ブレッツェル  |  神奈川県  |  不明  |  2010年12月28日

    細部を明確に鋭く彫り込み、各声部の動きをはっきり聞かせる演奏です。管楽器の内声も良く聞こえます。反面、おおらかなスケール感や伸びやかさには欠けます。このあたりをどう取るかが評価の分かれるところでしょうか。個人的には、すごくおもしろく、また感心して聞きました。

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  • ★★★★★ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  2010年05月14日

    独特の解釈に感じるところがあるが特に違和感はない。SACD優秀録音により情報量が多く、どんな大きな音でも小さな音でも、所定の方向から正確な距離感をもって聞こえてくる。ここで「こんな音が出ているはず」など想像で補間する必要がなく、演奏会の良い席で聴いているのと同じ環境を作りだすことができる。

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  • ★★★★★ 

    Muumin  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月07日

    ベートーヴェン交響曲全集が新しく出ると、気になって、ついつい購入してしまいます。パーヴォ君とヘレさんは何とか単発品で留めています。最近では、鄭様、ハイティン翁、プレちゃん、ケーゲルを入手しましたが、そのどれよりも本盤が気に入りました。真面目かつフレッシュな演奏で、プレちゃんのような奇を衒った要素はありません。小編成オケでありながらこじんまりとはなっていないし、録音の精度が高く、SACDであることなどから、各パートの歌がよく聞こえてきます。コントラバスやビオラがよく聞こえ、ティンパニにパンチがあってとても爽快です。こういうベートーヴェンを聞くと幸せな気分になります。

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  • ★★★★★ 

    ゲンドンドン  |  埼玉県  |  不明  |  2009年10月01日

    自分はまだ第四と第五の一枚のみですが、なかなかの内容と思いつつ後は手に入れていませんでした。 全集でしかも格安で手に入るのはありがたいことです。しかしBISもおそらくSACDから手を引くのでしょう。さびしい気持ちもあります。

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