『偽の女庭師』全曲 モレッティ演出、アーノンクール&チューリッヒ歌劇場、メイ、シャシング、他(2006 ステレオ)
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akiapple | 大分県 | 不明 | 2015年12月19日
このオペラは登場人物やストーリーがフィガロと似ているとも言われているが、この映像を観て確認できた。ただしフィガロと比べるとやはり冗長で、余分なシーンが多いように感じた。演出は現代的だが物語に比較的忠実で違和感もないし、歌手もそろっている。アーノンクールの指揮も雄弁で歯切れがよく、このオペラの冗長さ、退屈さを軽減していた。数少ないこのオペラのベストディスクだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あおば | 神奈川県 | 不明 | 2010年03月28日
まず、ここの(内容詳細)の記述はザルツブルクでのモーツァルト22の一環として行われたボルトン指揮のものについて書かれたもの。HMVさん、訂正ないし削除をお願いします。このモレッティの演出は、村井氏のご指摘通り、アイデア満載のザルツブルクでのデリエ演出に比べるとイマイチですが、これはデリエの演出が凄過ぎるから、とも言えるでしょうか。あれと比べなければ、まずまず満足できる内容かなと思います。歌手陣もザルツブルクに劣らない、どころか主役のサンドリーナ(メイ)やラミーロ(ニキテアヌ)はこちらが上。とても聴き応えがあります。またアーノンクールの指揮も、例によってピリオド奏法を取り入れた響きが新鮮で、録音の良さも相俟って、とても面白く聴けます。演出の良さは圧倒的にボルトン盤ですが、音楽だけならこちらかな?と思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 2007年02月24日
メイ、レイ、クライダー、ニキテアヌと揃った女声陣は圧巻。最近はおとなしいことも多いアーノンクールも久しぶりに気合が入っている。壁面がモニターになった近未来風の白亜の豪邸を舞台にした演出も、ザルツブルクのデリエ演出と比べなければ、十分楽しめる。ただ、こういう現代風の設定では主役二人が一時正気を失うというストーリーがリアリティを持ちにくいのも事実。演出自体、終盤にはアイデア切れになって、やや白け気味だ。三組のカップルができてハッピーエンドのはずの結末をまだ波乱ありげにするのも、『コジ』じゃあるまいし考えすぎか0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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