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CD ベートーヴェン:『英雄』、マーラー:『巨人』、ワーグナー:管弦楽曲集 若杉弘&シュターツカペレ・ドレスデン(3CD)

ベートーヴェン:『英雄』、マーラー:『巨人』、ワーグナー:管弦楽曲集 若杉弘&シュターツカペレ・ドレスデン(3CD)

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検索結果:12件中1件から12件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    すーさん  |  新潟県  |  不明  |  2020年07月07日

    英雄、ワーグナーの序曲集を聴いての感想。 巨人はまだ聴いてません。 う〜ん、癖が無いようで癖があるように思う。 癖の無いように丹念に丹念に演奏しているんだが、それが発音を良く見せようとしている日本式英会話を思わせる。 結果、推進力が無く、乗りが悪い。 案外テンポを落とすところもあるけど、腑に落ちないし。 俺は退屈しました。 同時にケンペのRシュトラウスのBOXを買って聴いているけど、ケンペと同等に見るのは無理がありすぎるなあ。

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  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2016年01月20日

    旧東独時代のドレスデン国立管弦楽団の魅力が自然に引き出されていて、じっくりと落ち着いて音楽に浸ることができる、良質なセットです。同オケのファンの方は、ブロムシュテット、スウィトナー、ケンペ、サヴァリッシュなどの諸録音とともに、座右に置くべき1組かと思います。解釈はいつもながらにオーソドックスですが、ベートーヴェンだけは少しだけ個性的な部分もみられます。東独の名エンジニア、シュトレーベンが、ルカ教会で1枚あたり5〜6日をかけてのセッション録音。今の感覚からすると贅沢な話ですが、当時はこれくらいが当たり前だったのですよね。

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  • ★★★★★ 

    落第戦隊リュウネンジャー  |  神奈川県  |  不明  |  2013年10月15日

    何たる渋い演奏!「いぶし銀の響き」と形容されるシュターツカペレ・ドレスデンの持ち味が如実に表れています。これぞ旧東ドイツのオーケストラの真髄で、特に、金管セクションの響きはベルリン・フィルやバイエルン放送響のような派手さとは違った持ち味です。ドイツ語圏を中心に活躍してきた若杉氏だけに、その演奏は筋金入りです。私が所有しているのはマーラーとワーグナーですが、どちらの演奏も華やかさよりも渋さが際立っています。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2010年08月09日

    ソニーとのコラボのSDとの英雄も巨人も安売り(それでも90年代初めに1000円台で)のエテルナ輸入盤で買いました。伝統あるちょっと鈍めの響きのオケから、切れば血が迸りそうなほど鮮烈な響きを引き出し、しかし、全体の構造は毅然として整える。まあ見事な仕事で、これを安売りさせてしまうソニーの感覚を疑った覚えがあります。そういう意味で、こうしてセットなって再発されたことは喜ばしく、感慨深いものがあります。

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  • ★★★★★ 

    古物好き  |  大阪府  |  不明  |  2010年05月06日

    シュターツカペレ・ドレスデンを最も美しく鳴らすことの出来た指揮者は、ケンペと我等が若杉さんに尽きると信じる。ケンペはR・シュトラウス全集で確認できるが、若杉さんはこの三枚で。幸いにも小生は京都会館第一ホールで、このコンビの実演に接することが出来た。マティスの独唱でのマーラーの4番。夢のような一時だった。このCDの中では、特にワーグナーがすばらしい。こんなに美しく、歌に満ちたワーグナーは他にない。同管弦楽曲集の中でベストでは?

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  • ★★★★☆ 

    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年04月06日

    “世界のワカスギ"ここにあり。もし、若杉弘が、旧東独ではなく西側で多く活躍する指揮者だったとしたら、恐らく小澤征爾以上に世間一般に知れていただろう。そもそも、「日本人の指揮者がヨーロッパ音楽の伝統の権化と言っていいシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した」というところに、ある種の話題性はあるだろう。だがそこには「日本人にヨーロッパの伝統が分かるだろうか」という、いつまでも消えない先入観(もっとも、真実である部分も大きいのであるが)が付きまとう。そんな中、若杉は余計な細工を施さず純粋に音楽を語らせることで、ごく自然にシュターツカペレ・ドレスデンの美質を活かすことに成功している。勿論、特に《巨人》では、綺麗すぎて掘り下げ不足だと感じるきらいもある(同オケなら断然スウィトナー盤を採る)。その体躯に似てスマートすぎるのが欠点だが、感情過多になるか冷静すぎるか、どちらかにしかなくなってしまった昨今のマーラー演奏よりはるかに愛着が湧く。《英雄》も自然体な演奏だ。反復もしっかり行うところが、いかにも律儀な若杉らしい。ワーグナーの諸作品でも、無用に高ぶらない中庸を得た表現に徹している。録音も優秀。シュトリェーベン氏もエンジニアとして携わっているが、シャルプラッテン時代のようなオン気味のサウンドではなく、デンオンとの共同製作時代に見せた残響たっぷりの音響に近い。その点、逆に力感不足に感じてしまうこともあるのが残念だ。よって「すばらしい」止まり。

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  • ★★★★☆ 

    yasumin  |  富山県  |  不明  |  2010年01月23日

    若杉弘さん・・ずっと以前、東京で初めて実演に接して以来、私のなかでは要注目の指揮者で、小澤さんばかりが脚光を浴びることに少なからず不満を持っていました。 LP以来、久しぶりに当CDのマーラー外を聴いて改めて若杉氏の素晴らしい演奏に感銘を受けましたし、録音技師もETERNA社のシュトリューベン担当ということでSONYのデジタル録音機材を使用しているにもかかわらず、CDであっても紛れも無くETERNAサウンドになっている事にも感銘を受けました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月17日

    昨年亡くなった若杉のSKD時代の録音集で今回復活したものです。私はこの内マーラーの交響曲第1番(1986年収録)を聴いていますので少しコメントさせていただきます。1970年代後半から1980年代初めにかけてドイツ圏に活動舞台を移した若杉は父親が外交官の関係で米国で生まれたのですが事外国センスというのは小さい頃から植え付けられていたのでしょう。このマーラーはユダヤ素地のない日本人演奏家がほぼ地元のオーケストラを使って如何に曲に取り組んで行くのかが注目されるのですが若杉は丁寧に音楽そのものを解き明かして行く方向で高い演奏品格をもって進めているようです。従って他のこの曲演奏にある時としてあるどす黒い蠢きは全くなくむしろ若きマーラーの透き通った感じというか濁りがないのです。演奏タイムは@15’10A7’50B10’22C19’47とマァ平均的であります。第1楽章管楽器のふくよかさが印象的で独特のカンタビーレでもって曲を支配しクライマックスでも決して乱れません。続くトリオ比較の絶妙な第2楽章、第3楽章はそんなに重く引き摺らないで語りかける様に中間部ゆっくりペースを落とし又再開・・・。さて最終楽章(・・・私はこの楽章冒頭を聴くと今日が丁度15年の阪神大震災で被災した事を思い出します・・・)、若杉はやはり粘つかないでこの楽章を展開しクライマックスにかけてのテンポもむしろ軽快感がありそこにもっと掘り下げが欲しいと感ずる時が正直ありましたが彼の演奏方向では矛盾を抱えてしまうのでこういった最終楽章である意味納得しました。他の演奏曲目は聴いておりませんので素晴らしいランクに止めておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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  • ★★★★★ 

    Q  |  埼玉県  |  不明  |  2009年12月23日

     この「エロイカ」は、わたしに若杉弘という指揮者がいることを教えてくれたCDだった。それ以来若杉を聴く多くの機会をもった。この人のこせこせしない、遊び心が好きだった。日本人の演奏家というと「先入観」で見る人が多い。ことにクラッシックの世界では「フラット」に物事を見ることのできる人が少ない。悲しいことだと思う。願わくば、聞いてみて欲しい。そして素直にものを見てほしいと思う。

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  2009年12月01日

    現代的解釈のマーラーをドレスデンという古い音のオケで表現した名演奏何度もコンサートに行きました。若杉さんご苦労様。

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  • ★★★★★ 

    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2009年11月08日

    シュターツカペレ・ドレスデンの伝統ある音をじっくりと堪能させていただきました。3枚の内 とりわけワーグナーがすばらしい。この指揮者より勇気を頂きました。また英雄も小細工せず伝統を生かした直球。 マーラーもテンポを揺らすことなく、伝統の音を終始大切にしている。 なぜこんな名演が、こういう形でしか蘇らなかったのだろうか。

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  • ★★★★★ 

    茶の里  |  静岡県  |  不明  |  2009年10月26日

    ワーグナーの曲を聴いた瞬間にしびれました。 以前より若杉さんのCDは気になっていたのですが、追悼のCDが出たので購入しました。  聴いて本当に凄い人だったんだなと改めて感じました。  世界に誇れる巨匠と呼ぶに相応しい方が行ってしまったことが残念です。ご冥福をお祈り致します。 今後も、幾度も鑑賞してしびれさせていただきます。 天国のマエストロありがとう。

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