交響曲第9番 ギルバート&ロイヤル・ストックホルム・フィル
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I amSterdam | 東京都 | 不明 | 2010年02月26日
アラン・ギルバートの才能と手腕が光る傑出した演奏です。音楽の流れに逆らわず、さながら曲に身を委ねるといった趣き。それでいて、各声部の処理もていねいで、細部がごく自然に曲全体へと溶け込んでゆきます。聴き始めると、いつの間にか惹き込まれ、しばし自然の中を散策していると、清々しい心持ちのうちに音楽は終っている、その全体設計の巧まざる巧さには感服させられます。それを具現化するロイヤル・ストックホルム・フィルの技量も、ギルバートとの演奏活動なくしては得られなかったでしょう。ビルダーとしての手腕の確かさを証しています。録音を急がなかったのも正解だったのではないでしょうか。斬新というよりも、マーラーに対する既成概念を払拭する新鮮なアプローチと言えるでしょう。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hal | 埼玉県 | 不明 | 2009年09月26日
これはすごい。今まで聞いたマラ9でもトップクラス オケもうまい。終楽章のホルンで泣いたのは久しぶりです。 ニューヨークフィルとの来日も俄然楽しみになってきました。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KANA07 | 石川県 | 不明 | 2010年07月23日
期待しないで買ったがこれはびっくり凄い演奏。ニューヨークフィルの音楽監督に抜擢された理由がわかった。色々な音を聞かせながら感動的にまとめている。今まで聞いたことがないアプローチ。マラ9ファンは必聴!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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四郎右衛門 | 大阪府 | 不明 | 2010年01月21日
両端の緩徐楽章を、一楽章はやや早く、四楽章は充分に緩やかに。而もその前の三楽章を飛ばせばあざとくなるのを逆にゆっくりめ。そして80分しか入らない CD一枚にマーラーの九番を収めてしまう。音楽としても一流。BIS と Mr.Gilbert,Stockholm PO は隙が無い。正しく藝術ですね。但、四楽章冒頭に僅かな瑕が有りますが、完璧というものは存在してはいけない。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぴゅうたん | 東京都 | 不明 | 2011年02月02日
驚きの名演。とにかく一聴をお勧めします。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mahler9 | 福岡県 | 不明 | 2009年10月28日
想像以上によい。SACDも成功してる。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 2017年08月27日
寒色系のクールな演奏である。ベタベタしたり粘ったりしないので、清水に晒してあくを抜いたマーラーといえるかもしれない。こくが足りないかというと、そうでもなく、歌うべきところはしっかり歌っていてダイナミックレンジも広いのだが、熱くはならないのである。音楽にどっぷりと没入して一体化せずに、距離感を保って冷徹に捉える姿勢を白けていると思うか、今風と感じるかは人それぞれだろう。バーンスタインみたいな泣き節が好きな人には受け入れられないタイプの演奏だが、知的な構築力に注目するとなかなかに楽しめる。対抗配置のオーケストラも好演しているし、録音も良好で大変結構でした。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年04月25日
大変に高い評価ばかりでありますが、残念ながら、私としては高い評価はできないのであります。何と言っても指揮者の音楽のつかみ方が弱いとしか言いようがない。いったい彼はこの音楽から何を感じ取ったのだろう?クライマックスは煮え切らず、弱音部の処理はやや仕上げ不徹底。録音もちょっとかすみがかっている感じで鮮やかさがない。3度聴いて、意見は同じ。私個人はこれお薦めしませんね。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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