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ランゴー、 ルーズ(1893-1952)

SACD 交響曲全集 トマス・ダウスゴー&デンマーク国立交響楽団(7SACD)

交響曲全集 トマス・ダウスゴー&デンマーク国立交響楽団(7SACD)

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    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2020年10月26日

    かれこれ30年以上前、レコード芸術誌のマイナー作曲家特集にて紹介されていたデンマークの作曲家である。ただ興味をそそられたが、当時CDはシャンドスのヤルヴィ盤ほか数点しかなく、結局そのままスルー状態でしたが、いつのまにかダカーポレーベルにて交響曲全集が、しかもSACDにて発売されていて驚いたと同時に、早速購入しました。全体的に穏健な近代作品といった感じで、「あの雷のいる所」などの変なタイトルの曲があるが、あまり音楽とタイトルとの関連性は感じられなかった。叙情的な音楽もあれば、渋い音を突きつけてくる曲もあり、表現の幅はそこそこ広い。穏健なニールセンといった作風である。曲数も多く、オーケストレーションもしっかりしていて、取り組み甲斐のある作曲家である。デンマークといえばニールセン、ゲーゼの他は知らないという方は一聴の価値ありである。

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    プリン  |  奈良県  |  不明  |  2018年02月26日

     第1番の交響曲が素晴らしい傑作だ。18歳ほどでかかれた作品らしいが信じられない出来栄えである。1時間ほどを要する大作でとくに第一楽章の壮大な音楽は20分程にわたるが引き付けられる。この1楽章の一部はテレビなどで使われていたようで聞き覚えがある。他の曲は30分に満たないばかりか、ひどく断片的な作品もある。1番いがいでは4番の交響曲にひかれた。1番をふくめ作品に表題がついているが、作品との関連がわからない表題が多い。 録音は優秀。

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    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2010年10月23日

    ルーズ・ランゴーはデンマークの作曲家で、当時では「北欧最高の管弦楽法の大家」と評された作曲家だそうです。さて、同指揮者・同レーベル、かつ同じデンマークの作曲家としてアスガー・ハンメリクの全集との比較がまず挙げられるところでしょうが、こちらの方が買いです。交響曲全てに加え、版違いのものも全録しているというまさに「コンプリート」。ですが、この作曲家は「交響曲」という形式に当てはまらない小品程度の曲にも交響曲と名前をつけてしまっている部分があります(中期の作品がそれにあたります)。ので、ガチガチに交響曲を聴きたい方はハンメリクを購入してもいいかも知れません。しかしながら、正統派な交響曲の出来はハンメリクを軽く凌駕します。管弦楽法の大家は伊達じゃなく、旋律美にも充ち溢れた傑作が揃っています。ハンメリク自体はお世辞にも管弦楽法がいいとは言えませんね…あちらはレクイエムが名作ですが。ともあれ、メジャーな作曲家でも弦の小編成化を行った演奏で高い評価を得ているダウスゴーの手腕にも支えられ、情感たっぷりでありながら精緻をきわめた演奏でよいSACDに仕上がっていると思います。特に唯一の巨大交響曲である第一番は浸れます。名作です。少しだけ不満点があるとすれば、録音が10年にわたって行われたことで音質に若干の差があること、SACDにマルチチャンネルがない?ということです。

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