カザルス/コンプリートEMIレコーディングス1926−1955(9CD)
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moritan | 愛知県 | 不明 | 2011年02月25日
最初聴いたとき、あまりの音の悪さにガックリ来た。ロストロポーヴィチやマイスキーを聴いていたので、演奏の良さ以前に音の悪さに閉口した。しかし、神様と言われている音だからと、Macにリッピングして、改めて聴いてみた。素晴らしい演奏に驚いた。古い音だが、演奏の素晴らしいものを表現してくれている。何回も何回も聴いている。特に、ドヴォルザークの協奏曲にはまいった。ロストロポーヴィチと小沢が最高だと思っていたのだが、上には上がある。力強さが違う。このCDセットは古い音なので、CDプレーヤーでは、雑音を拾う方が多くて、カザルスの良さを表現できていない。PCへリッピングすることを勧める。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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YT | 埼玉県 | 不明 | 2009年08月05日
これを機会に、彼の芸術を集中して聴いた。やはり偉大だった。なんと言っても、自分の全てを自己顕示のためでなく作曲家に奉仕する姿勢に打たれる。だから結果に普遍性が付与されて、無数の同業者のランドマークにもなったことだろう。『トリオ』で、ポルタメントを多用して独特の美音に自己陶酔する向きのあるThibaudが、Casalsが入ってくると、端正な弾き方になるのが可笑しかった。復刻の出来栄えは見事で、音質も半世紀以上も前の録音とは思えぬ良さである。78sシェラック盤の復刻は、片面4分間前後の収録時間のために、長い曲で、面毎のつなぎを、曲の流れをスムースにしかも音量差が無いようにする技術問題がある。かって、英HMIに、Keith Hardwickという名人がおられて、私も恩恵にあずかったが、現在のテクノロジーの進歩は驚くべきで不自然さを感じさせぬ製品が多くなった。昔の愛好家が、高価な78s盤を英米から取り寄せて聴いていたことに思いを寄せると、感慨深い物がある。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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しょーぱん | 神奈川県 | 不明 | 2009年06月11日
映画「おくりびと」を見て、チェロ奏者に興味を持った人は 少なからずいると思います。私もその一人。 そこで「神様」パブロ・カザルスの名を聞き ぜひ聴いてみたいと思う方ならこのセットは最適だと思います。 おそらく心配なのは古い録音のためその「音質」だと思いますが 最古のもので1926年録音のものがあり、多少ノイズはありますが 伝説の「カザルス・トリオ」の演奏を鑑賞するには十分の音質だと思います。 むしろ思ってたよりも音が良くてビックリしたくらいです。 20世紀最高の巨匠の演奏を心行くまで堪能できる 懐に優しい「お得」なセットではないでしょうか。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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