Sym, 3, Rococo Variations: Friedmann / Russian Po Rodin(Vc)
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2013年06月29日
まずは交響曲第3番。正直言いまして、全く「腑抜け」のダメ演奏。フリードマンについては交響曲第4番のディスクに関し、私は「交響曲はなんだか変。指揮者のせいなのか、録音の問題なのか、管弦打のバランスが崩れる個所があって、聴いていて何とも不自然。たとえば普通金管が鳴り響く個所なのにその金管が聞こえなくなったり、弦楽器だけが妙に前面に出てきたり、打楽器が締まりのない音で適当に響いていたり、違和感バリバリの個所の多い妙な演奏です。」と評しました。この第3番はいっそうよろしくなく、とにかく指揮者の音楽に対する想念の貧困さが全体のダメっぷリの原因です。なにしろ迫力が全然ない!オケの音が大きくなると「こわいよう〜」とビビり出すような腰の引け方であります。ティンパニはほとんど鳴らず、さっぱりアクセントがきくことなく、肝心のクライマックスは締まりがない。金管もパワー不足。スヴェトラーノフやカラヤンがこの曲を壮大に盛りたてて大交響曲に仕立て上げたようなアグレッシブさも覇気も何もなし。オケも人数が少ないのかな。それを録音の細工で膨らませている感もあり(例のパイタのディスクそっくりの響き)、万事がいかんですぜ。「ロココ」は抒情味を活かした好演で、こちらはいいと思います。敢えて言うなら、フリードマン、頗る器量の小さい演奏家にて、まるで期待の持てない人であります。録音時56歳。これから化けることもありますまい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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