リコーダー・ソナタ集 ボスグラーフ、コルティ
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hyogepi | 新潟県 | 不明 | 2009年06月13日
廉価盤だし、数多くあるヘンデルのリコーダーソナタ集の中の1枚と思って買ってみたら、とんでもない。ベストを争うような演奏が繰り広げられている。 ボスグラーフの技術は完璧、積極的な装飾を交えての情感豊かな緩徐楽章、生気あふれる急速楽章と、リコーダーって、こんなに歌うことができるし、こんなにカッコいい演奏ができるんだと唸ってしまう。 それから、通奏低音がチェロなどの弦楽器なしのチェンバロだけでさみしいかもと思ったけれど、実際に聴いてみると、1本の笛と伴奏者の一対一の真剣勝負が繰り広げられており、2人だけで演奏することによって、ここまで積極的な演奏を行うことができたのだと納得。10人の方が、このレビューに「共感」しています。
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haku-fl | 埼玉県 | 不明 | 2010年11月19日
期待はずれのアルバムでした。この演奏は、古楽という範疇で取り扱わないほうがよいように思えました。リコーダーによるバロックソナタは、装飾とアーティキレーションの妙味で聴かせるものです。早めのテンポの中で装飾ばかりが際だち、美しさを感じることができません。そのような演奏スタイルが「新世代の。。」ということなのでしょうか。 曲を愛しみ、様式への理解に裏付けらた「ゆらぎ」と「間」を感じさせるゆとりがほしいのです。大好きな作品なのですが、私は、この演奏について、奏者と対話する喜びを感じることができませんでした。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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