メタモルフォーゼン、4つの最後の歌、死と浄化 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル、グンドゥラ・ヤノヴィッツ
検索結果:3件中1件から3件まで表示
-
fmk | 東京都 | 不明 | 2009年04月26日
わたしはカラヤンは好きな指揮者ではありませんが、この四つの最後の歌はすばらしいと思います。聴いていて気が遠くなります。ただ、終曲のコーダはセル盤が断然すばらしい。そこには怖れと不安、憧憬の入り交じった複雑な感情が表現されています。カラヤン盤はただムード的な印象。そこにカラヤンの限界を感じてしまいました。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
Kei | 横浜 | 不明 | 2008年04月14日
ベルリン・フィルがカラヤンの楽器になりきり、かつカラヤンがまだ覇気に満ちた演奏をしていた時期だけあって、何のストレスもなくドライブされていくオケと、まだパワーと若さに満ちたヤノヴィッツの歌は本当に立派としか言いようがない。歌詞を無視して聞いていれば、このくらい快感に浸れる演奏は無いように感じる。しかし、最後の歌に込められている充足感、穏やかさ、倦怠感、そして死の影といった複雑な心の襞をカラヤンはあまり感じさせてくれない。シュワルツコップ/セル盤にはそれがある。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
たけかわ | 豊中 | 不明 | 2007年03月22日
メタモルフォーゼンがすばらしく、カラヤンBPOのいいところが存分に出たとても満足できる演奏です。ベストコンディションという感じ。4つの最後の歌は、ヤノヴィッツが非常に美声ですが、カラヤンの楽器のように扱われているので、このすばらしい音楽の面白みが半減しています。シュワルコップの新旧の方がずっといい(特に終曲)。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:3件中1件から3件まで表示