ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年01月29日

これはすばらしい、若き日のアバドさんの傑作！特に「アレクサンドル・ネフスキー」が圧倒的な名演。勢いと力に満ち、輝きがあふれてくる感じ。「氷上の戦い」の迫力も大したもの。管弦楽も声楽陣も文句のつけようがなし。シカゴ響とのほか２曲もよい。「スキタイ」はずいぶんとバーバリスティックな曲想を、アバドさんが猛烈に煽った力強い演奏。「キージェ中尉」は、もう少しユーモアやアイロニーが表現されるとよかったな。但し、もちろん、高水準の演奏。曲目から大いに期待したこのディスク、まさに期待通りのすばらしい出来栄えで大満足。録音はアナログ最末期ですが、レンジの広さも十分だし、つややかなタッチはむしろアナログならではの美点。と、何もかもすばらしいディスクにて、絶賛あるのみ。

 

ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2008年05月10日

このお値段でこの内容に満足。 中でも決定盤（といってそんなに数無いけど）が見当たらずだった”スキタイ”は確かに聴きモノです。

 

abbadon  |  tochigi  |  不明  |  2007年09月24日

アレクサンドルネフスキーは、この演奏が聴き始めでした。 やはりこのアバド盤がこの曲の最高位です。 キージェ中尉のほうは、シカゴ響がいまひとつ。

 

Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2007年04月20日

確かに「スキタイ」は聴きもの。他に信頼のおける（演奏水準、オケの技量、解釈の安定性…正当性とまでは言いません）CDは決して多くなく、LSOとのベルクの管弦楽作品集とともに、アバドならではの一枚と言える。ただ大編成の作品でもあり、録音は美しいが、やや距離感があり、演奏の持つ熱気よりもクールさが引き立てられているような気がする。実演ではこうは聴こえない。更に音楽のダイナミックさを伝えてくれるような音作りも可能だったのでは…と、これは贅沢な望み。

 

LUNA�V  |  横浜  |  不明  |  2007年03月18日

’７０年代アバドの傑作。ＬＳＯとの真剣勝負の「ネフスキー」、ＣＳＯの底力満載の２曲、どれもファーストチョイスとしてお勧めできます。

 

byd  |  TOKYO  |  不明  |  2006年11月29日

「スキタイ組曲」はこれ以上のものはないでしょう。

 

大福  |  東京都  |  不明  |  2003年05月11日

ゲルギエフの｢アレクサンドル・ネフスキー｣と一緒に買ってみました。ゲルギエフが猛スピードで飛ばしている箇所が、こちらのほうが少し遅いので迫力があるように感じます。凶暴さよりも｢死の原野｣の静かな部分はきれいです。