Four Seasons: Silverstein(Vn)Ozawa / Bso
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年08月26日
先日小澤征爾がSKF松本で1時間ばかりバルトークの「青髭公の城」を振って復帰ぶりを見せたらしくホッとしているのですが本盤はずぅーと以前の1981年まだ彼が46歳の頃BSOを指揮してビバルディ「四季」を演奏したもので先ずBSOの「四季」が珍しいのとヴァイオリンのシルベルスタイン(当時49歳頃)が元々BSOのCMだった為なのかもう実に自在なその即興性が聴き処でバックの小澤の個性を直に感ずるにはちょっと隔たりがあったなと思いました。しかし小澤自身このBSOをあのクーセヴッキーを上回る長期にわたって振り続けて行くわけでその辺りは阿吽の呼吸なのでしょう・・・我々素人が口出しする次元ではなくそこが小澤の小澤たる所以かと今聴き直して新たに思った次第です。演奏タイムは春10’03,夏10’20,秋10’32,冬8’24と若干テンポとしては速いかなといった程度です。演奏は例えば「春」の出だし弾み良くオーケストラは分厚め、そこへ独奏ヴァイオリンが浮び上がってソフトながらメロディ重視に入ります。そしてそのラインが通常の演奏では聴けない「音」として送り出されそのアドリブぶりというかもう好き勝手に進めており元CMよろしく暴れております。「夏」は少し大人しい感じがし「秋」「冬」は冒頭「春」からするとやや平板かなと素人ながら感じました。それはさておきヴァイオリン協奏曲なのですからそのアプローチぶりにはいろいろありましょう。小澤にしても先輩の暴れぶりを静観しているとも思われるのですが各季節での楽章〆等に独特のファッーとした雰囲気を醸し出します。もう30年前の録音なのですが音質は問題ないと思いますし仕様向上盤もある様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2011年08月24日
先日小澤征爾がSKF松本で1時間ばかりバルトークの「青髭公の城」を振って復帰ぶりを見せたらしくホッとしているのですが本盤はずぅーと以前の1981年まだ彼が46歳の頃BSOを指揮してビバルディ「四季」を演奏したもので先ずBSOの「四季」が珍しいのとヴァイオリンのシルベルスタイン(当時49歳頃)が元々BSOのCMだった為なのかもう実に自在なその即興性が聴き処でバックの小澤の個性を直に感ずるにはちょっと隔たりがあったなと思いました。しかし小澤自身このBSOをあのクーセヴッキーを上回る長期にわたって振り続けて行くわけでその辺りは阿吽の呼吸なのでしょう・・・我々素人が口出しする次元ではなくそこが小澤の小澤たる所以かと今聴き直して新たに思った次第です。演奏タイムは春10’03,夏10’20,秋10’32,冬8’24と若干テンポとしては速いかなといった程度です。演奏は例えば「春」の出だし弾み良くオーケストラは分厚め、そこへ独奏ヴァイオリンが浮び上がってソフトながらメロディ重視に入ります。そしてそのラインが通常の演奏では聴けない「音」として送り出されそのアドリブぶりというかもう好き勝手に進めており元CMよろしく暴れております。「夏」は少し大人しい感じがし「秋」「冬」は冒頭「春」からするとやや平板かなと素人ながら感じました。それはさておきヴァイオリン協奏曲なのですからそのアプローチぶりにはいろいろありましょう。小澤にしても先輩の暴れぶりを静観しているとも思われるのですが各季節での楽章〆等に独特のファッーとした雰囲気を醸し出します。もう30年前の録音なのですが音質は問題ないと思いますし仕様向上盤もある様です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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