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ヴェルディ(1813-1901)

CD レクィエム カラヤン&ベルリン・フィル、フレーニ、ギャウロフ、他 ブルックナー:テ・デウム

レクィエム カラヤン&ベルリン・フィル、フレーニ、ギャウロフ、他 ブルックナー:テ・デウム

商品ユーザレビュー

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    アッキ  |  茨城県  |  不明  |  2012年08月26日

    映画、ゴッド・ファーザーを想わす哀愁と劇的さを備えた永遠の名盤ではないでしょうか

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年03月22日

    カラヤンのヴェルディ「レクイエム」演奏盤はやはりオペラを得意としていた彼らしく何種類か残されており1949年VPOライブ(トータルタイム91’12)、1954年VSOライブ(84’50)、1958年VPOライブ、1967年OSM、1970年VPO、同年SFOライブ(86’46)そして本盤演奏1972年BPO(88’53)等であります。タイムだけで見ますと後年になるほど心持ち長くなって行っている感じでありますが長丁場の曲においては誤差範囲なのでしょう。録音当時カラヤンは64歳で丁度良い年齢、歌手陣はM.フレーニ(S,37歳)、C.ルートヴィッヒ(MS,44歳)、C.コスカッタ(T,40歳)、N.ギャウロフ(B,43歳)でイタリア系歌手を半分入れていることとSが一番若い事がBPOの壮麗なサウンドと共に極めてシンフォニックかつオペラチックに適度な緊張感をもって展開した演奏かと思います。第1部REQUIEM(タイム8’45)の出だしは極めて弱音で聴き取れにくい位のスタートで安らかな美しい合唱と独唱歌手陣が一応顔見世します。第2部DIESIRAE(39’45)で例の怒りのバスドラムが爆発するのですが決して野卑な感じではなくカラヤンらしくちゃんと統制のとれた姿勢であります。この第2部は幾つかのパーツから構成されて各パーツで合唱、独唱が代わる代わる登場しこの曲のスケール感の醍醐味が味わえる部でもあります。BPOも特に管楽器群が左右・奥行前後から効果的に鳴りこの辺りもカラヤンならではという処なのでしょう。歌手陣ではコントロール気味のMS(C.ルートヴィッヒ)が何となく私には印象的であります。T(C.コスカッタ)も朗々とイタリア人らしさを発揮します。この部で私は特に「我れ過ち・・・」「呪われし・・・」「涙の日・・・」と続いてドラマチックオペラ風に各独唱者が朗々と歌いあげる処が所謂レクイエム概念からは軌を異とするヴェルディコンセプトが気に入っています。第3部OFFERTORIUM(11’33)では静かな前奏と遠い思いのオーケストラの中にS(M.フレーニ)の瑞々しさがやはりイタリア的にホッとさせてくれます。第4部SANCTUS(3’03)先に触れた管楽器の出だしから次第に弱含みの合唱が高揚して行く過程は上手いですね。静かな読誦の位置付け第5部AGNUS DEI(5’07)から第6部LUX AETERNA(6’45)ではやはりMSが印象的でBが不気味なバックで対照を示します。後段は天国に舞う小鳥の様な囀りからオペラチックに転化し各独唱がからまって〆はSの幸せ感がフルートアルペジオに乗ります。最終第7部LIBERA ME(13’55)はヴェルディが尊敬した亡詩人の為に書いた「Libera me」が一時お蔵入りしていたのを再度引き出してこの最終部に充てたもので女声陣が先陣を切り突然あの怒りのバス・ドラムテーマが踊り出たり忙しいのですが弛緩させず進めて大層なフーガを基幹としたクライマックスに繋げますがヴェルディもイタリア作曲家として対位・フーガの形式をちゃんと示したかったのでしょう、Sが結構元気ですし最後は「決め」の大合唱、そして〆は静かにゆっくり息を引き取る様に経誦文を背景にこの大レクイエムを閉じます。録音としてはあの怒りのバス・ドラムを極端にクローズアップしない自然さは良いのかもしれません。カラヤン節の一つなのでしょう。ブルックナーの本演奏のテ・デウムは未聴ですのでワンランク保留させて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月21日

    ヴェルディのレクイエムは、三大レクイエムの中でも、オペラの世界を知り尽くした作曲者ならではの劇的な要素を有した作品である。それだけに、オペラを得意としたカラヤンも、この曲を重要なレパートリーとして、映像作品も含めて相当数の録音を遺した。私としては、映像作品も含めると、クルーゾーと組んだミラノ・スカラ座との演奏を第一に掲げたいが、CDということになれば、カラヤンの全盛時代に録音された本盤が随一の名演であると考える。他の録音もそうであるが、何よりも歌手陣が実に豪華である。特に、ソプラノのフレー二とアルトのルートヴィヒの熱唱は最高で、これを聴くだけでも大きな価値がある。加えて、ベルリン・フィルの好演についても触れざるを得ない。この時期のベルリン・フィルは、綺羅星の如きスタープレーヤーを擁した、楽団史上最高の状態にあったが、本盤でも最高のパフォーマンスを示していると言えよう。特に、雷鳴のようなド迫力のティンパニが圧倒的であり、これは70年に入団したフォーグラーだろうか。怒りの日の強烈な一撃は、過去のどの演奏をも凌ぐ凄さだ。カラヤンの指揮もスケールの雄大さが際立っており、ラストの聴きとれないようなピアニシモを除けば、これ以上を望めないような高みに達している。テ・デウムは、歌手陣が一段と豪華な顔ぶれであるが、ブルックナーとしてはいささか賑々しい演奏のような気がする。とは言っても、同曲でこれほどの重厚で迫力のある演奏は他には見られないものであり、これだけ堪能させてくれれば文句も言えまい。

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  • ★★★★★ 

    宇野工房  |  いばらき  |  不明  |  2008年12月07日

    私はカラヤンでヴェルレクを知った。そして今に至るまでこの曲に関して他のCDを買う気にはならない。カラヤンが最後のベルリンフィルでの公演もこのヴェルレクだった。曲が終わり、拍手が鳴り出したらカラヤンは手でそれを静止させ、そのままステージを降りた話はあまり知られていない実話。その公演のライブは出ないものだろうか・・

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2007年05月05日

    この演奏は私がエアチェックした80年のライブと比べるとテンポが遅く少しよどみがちで整理されていないような気がする。ただ現在のCDはOIDP化されていて私が聴いたCDとは印象が変わっているかもしれないので、もし両方聴いた方がいらしたらコメントをお願いしたい。カラヤンには80年ぐらいにVPOと録音してほしかった。もちろんフレーニは素晴らしいが80年頃の声の方がさらに曲に合っていたと思う。ないものねだりと分かっているが....

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  • ★★★★☆ 

    ガリ  |  神奈川県  |  不明  |  2006年09月12日

    ルートヴィヒはこの曲には合ってないような気もしますがそれなりに感動します。カラヤン、ベルリンフィルの硬質で黒光りするような表現にも圧倒さえますが、楽友協会合唱団が・・。 終始なよなよしていて、よくないです。聞いていると大迫力の オケとのギャップがありすぎて おかしくなります。

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  • ★★★★★ 

    ばっきん  |  函館市  |  不明  |  2006年03月22日

    私は普門館でカラヤンの同曲の実演を聴いたあの日を今も忘れることはできません。フレー二の独唱の素晴らしさ、劇的盛り上がる情熱、この録音はその思い出を彷彿させるまさにオンリーワンです。より内省的なのは後年のVPOとの録音でしょうが、ときめき感はこちらです。

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  • ★★★★★ 

    fuka  |  横浜  |  不明  |  2005年09月07日

    テ・デウムはやはりこれが素晴らしい。全編黄金の輝かしさに満ちている。ヨーロッパのどこの教会を訪れても神の輝かしき栄光が賛美されている(勿論それだけではなのですが)。それを十分すぎるほどに表現したこの演奏はカラヤンBPOの絶頂期の記録でもある。これもまた今後再現されることはないひとつの記念碑なのでしょうね。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2005年02月25日

    これはすばらしい演奏です。カラヤン・ベルリンフィルの良さが最大限発揮されています。LDで持っている若きパパロティ他を独唱者にした、ミラノスカラ座管弦楽団の演奏もすばらしいが、良い勝負です。このCDは音だけでもこれだけの緊張感と表現力が示せるという好事例ではないでしょうか。但し、これだけ激しい音楽では、亡くなった人もゆっくりお休みにはなれないと思いますが---。

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    ボール犬  |  兵庫県  |  不明  |  2004年08月10日

    テ・デウムもすばらしい。後年の録音(VPO)での宗教的で甘美な風情もいい。しかし、BPOの大馬力による豪華で壮大な描写も、神々の世界の威容に通じるものがある。だからといって劇的効果に偏った演奏というわけではなくて、やはりカラヤンらしい繊細さと叙情美がある。歌手の充実ぶりも見事。録音良好。再評価されるべき名演。

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    安曇野のカラヤン  |  長野県南安曇郡  |  不明  |  2003年08月25日

    ヴェルディはカラヤンベルリンフィルの傑作の一枚。「怒りの日」のトランペットの強奏と迫力は追随を許さない。洗練された晩年のウイーンフィル盤とは一線を画す演奏。クラシック音楽の最高芸術の一つがこの一枚の中にある。

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