フォーレ (1845-1924)

CD Requiem: Corboz / Bern.so

Requiem: Corboz / Bern.so

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2017年11月23日

    コルボのこのCDを最初聴いた時あふれ出る涙を抑えられなかった。 天国的美しさの名盤中の名盤。 録音はローザンヌのほうが上だが、美しさと純粋無垢という点では この旧盤のほうがわずかに上と言いたい。 数あるフォーレ:レクイエムの中でどれか1枚と言われれば ずっとこの盤を推奨している。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2013年05月01日

    とにかく美しく清浄、この世のものとは、思えないほど、美しく、敬虔な音楽。もう40年前の録音ですが、その後、何度も再録されています。録音も含めて、これ程美しく、生きている人間を落ち着かせ、心を洗われ、悲しみとともに、生きていて良かったと言う喜び、価値を思わせてくれる音楽、演奏は、そうありません。コルボさんは、何度も来日され、この曲等、生で聴かせて頂けるのは、有難いことです。素晴らしきフォーレ、コルボさんは、バッハも、素晴らしい盤を、残してくれてます。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月30日

    フォーレのレクイエムはコルボの代名詞と言っても過言ではない楽曲であると言えるところであり、本演奏を皮切りとして、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルとの演奏が1992年と2005年(東京でのライヴ録音)の2種、そして、ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソブィアとの演奏(2006年)の合計で4種類の録音が行われているところだ。同曲を深く愛するとともに、その内容を知り尽くしているコルボによる演奏だけに、これら4種の演奏はいずれ劣らぬ名演であると言えるが、この中で一つを選べと言われれば、私は躊躇なく本演奏を掲げたいと考えている。フォーレのレクイエムは、いわゆる3大レクイエムの中でも最も静謐さを信条とする作品である。それ故に、モーツァルトやヴェルディのレクイエムにおいて比類のない名演を成し遂げた大指揮者が、同曲を一切演奏・録音しないケースも散見される(カラヤン、ショルティなど)が、それだけ同曲の演奏には困難が伴うと言えるのではないだろうか。いわゆる大オーケストラ用に書き換えられた第3稿の1900年版(本盤の演奏)にしても、オーケストラパートは極めて慎ましやかに作曲されていることから、同曲においては、静謐にして崇高な世界をいかに巧みに描出出来るのかにその演奏の成否がかかっていると言えるだろう。コルボの同曲へのアプローチは、いずれも楽想を精緻に丁寧に描き出していくというものだ。奇を衒ったところは皆無であり、音楽そのものを語らせると言う真摯かつ敬虔な姿勢に徹しているとさえ言える。もっとも、一聴すると淡々と流れていく各フレーズの端々には、独特の細やかな表情づけや万感の思いを込めた情感が滲み出しており、コルボの同曲への傾倒と深い愛着の気持ちを感じることが可能だ。そして、本演奏が、他の3種の演奏と異なるのは、独唱にボーイ・ソプラノを起用するとともに、合唱団にも少年合唱を主体とするサン・ピエール・オ・リアン・ド・ビュル聖歌隊を起用していることであろう。かかる少年による天国的な美しさを誇る純真な美声は、本演奏の静謐さ、崇高さを更に助長するのに大きく貢献していると言える。女声合唱や通常のソプラノを起用した同曲の名演としては、クリュイタンス&パリ音楽院管弦楽団ほかによる歴史的な名演(1962年)が随一のものとして掲げられるが、本盤におさめられた演奏は、同曲の静謐な崇高さをより極めたものとして、クリュタンス盤と並ぶ至高の超名演と高く評価したいと考える。音質は、1972年のセッション録音ではあるが、従来盤でも比較的満足できる音質であると言える。しかしながら、今般、ついに待望のSACD化が行われることになった。静謐な同曲の魅力が見事に再現されることになっており、音質の鮮明さ、音場の幅広さ、そして音圧のいずれをとっても超一級品の仕上がりであると言える。いずれにしても、ミシェル・コルボによる至高の超名演を高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

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  • ★★★★★ 

    トラツォーム  |  静岡県  |  不明  |  2012年09月25日

    かって「エラート・アニヴァーサーリー50」シリーズとしてリマスターされたCDがありましたが、今回のSACDは、そのリマスター盤と比べても、段違いの良さだと思います。特に、合唱とオルガンの響きのリアリティーが増したことは、”合唱が命”とも言えるこの盤にとっては嬉しいことだと思います。 これなら、ユボー他によるフォーレのピアノ五重奏曲集も、是非SACD化して欲しくなります(録音が古いリヒターのモーツァルト「レクイエム」もSACD化されているけれど、こっちはどうなんだろう?)。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2012年08月03日

    もうコルボの名刺代わりの感もあるフォーレ「レクイエム」はCD盤としても本盤1972年演奏分の他に1992年(ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル)、2005年(ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル・・・東京ライブ)そして2006年(ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソブィア)がHMVカタログにも載っております。多くの方がそうである様に私もこのレクイエムはやや分厚いイメージのクリュイタンス盤(1962年録音の名演奏でこれはこれでLP発売当時以来納得出来ている演奏であります)から入った者ですが1972年録音のこのコルボ盤(コルボ38歳の頃)に接してその透明感にも感激しクラシック音楽の聴く楽しみに今更の如く感じ入った覚えがあります。フォーレ「レクイエム」には何版かあり本盤演奏はフルオーケストラ版で演奏タイムとしては@7’44A8’00B3’53C3’15D6’13E6’16F4’15と例えば2005年東京ライブ盤の室内楽版@7’10A6’52B3’45C3’26D5’57E6’01F3’38との微妙な差はありますが多分それより響きの違いが大きな要素かと思います。それと本盤はオーケストラがBSOでコーラスが少年中心のサン・ピエール・オ・リアン・ド・ビュル聖歌隊(亡きコルボの叔父が指導してきた小さな町ビュルの聖歌隊で、これから音楽として一層の飛躍がかかるこのレクイエム一回目の録音に、それをするところに彼の人間性の一端がうかがえます)、ソプラノにもこの聖歌隊メンバーのボーイ・ソプラノを起用していわば女声陣が参加していない事が特筆されます(このソプラノを担当した少年はこの録音後間もなく変声して先述のローザンヌ声楽アンサンブルのバリトンメンバーになったとか・・・)。特に声楽陣がこういう具合なのでその安らぎと清澄さは異常な程で性的魅力も感じます。ソプラノが登場する第4楽章ではその繊細さが発揮されますね。最初の楽章でのゆったりとした静かな佇まいの内のスタートと分厚くないコーラスからその透明さが直感され宗教曲の厳かさというより清らかさを訴えます。第2楽章、第6楽章でのバリトンのフッテンロッハー(当時30歳)の静けさも印象的です。本盤は高音質盤でもありこの辺りの音色が更に期待されます。ただ正直な処、私は女声陣の方がスケール感というか普遍性からも好きであり★一つ保留します。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年06月06日

    もうコルボの名刺代わりの感もあるフォーレ「レクイエム」はCD盤としても本盤1972年演奏分の他に1992年(ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル)、2005年(ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル・・・東京ライブ)そして2006年(ローザンヌ声楽アンサンブル、シンフォニア・ヴァルソブィア)がHMVカタログにも載っております。多くの方がそうである様に私もこのレクイエムはやや分厚いイメージのクリュイタンス盤(1962年録音の名演奏でこれはこれでLP発売当時以来納得出来ている演奏であります)から入った者ですが1972年録音のこのコルボ盤(コルボ38歳の頃)に接してその透明感にも感激しクラシック音楽の聴く楽しみに今更の如く感じ入った覚えがあります。フォーレ「レクイエム」には何版かあり本盤演奏はフルオーケストラ版で演奏タイムとしては@7’44A8’00B3’53C3’15D6’13E6’16F4’15と例えば2005年東京ライブ盤の室内楽版@7’10A6’52B3’45C3’26D5’57E6’01F3’38との微妙な差はありますが多分それより響きの違いが大きな要素かと思います。それと本盤はオーケストラがBSOでコーラスが少年中心のサン・ピエール・オ・リアン・ド・ビュル聖歌隊(亡きコルボの叔父が指導してきた小さな町ビュルの聖歌隊で、これから音楽として一層の飛躍がかかるこのレクイエム一回目の録音に、それをするところに彼の人間性の一端がうかがえます)、ソプラノにもこの聖歌隊メンバーのボーイ・ソプラノを起用していわば女声陣が参加していない事が特筆されます(このソプラノを担当した少年はこの録音後間もなく変声して先述のローザンヌ声楽アンサンブルのバリトンメンバーになったとか・・・)。特に声楽陣がこういう具合なのでその安らぎと清澄さは異常な程で性的魅力も感じます。ソプラノが登場する第4楽章ではその繊細さが発揮されますね。最初の楽章でのゆったりとした静かな佇まいの内のスタートと分厚くないコーラスからその透明さが直感され宗教曲の厳かさというより清らかさを訴えます。第2楽章、第6楽章でのバリトンのフッテンロッハー(当時30歳)の静けさも印象的です。ただ正直な処、私は女声陣の方がスケール感というか普遍性からも好きであり★一つ保留します。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    レオブルー  |  東京都  |  不明  |  2009年11月20日

    昔シャルランのサンプラーで耳にした記憶から、エラート盤というところで選びました。このドイツ的とは全く違った明るい透明感と、ほのかな性的ともとれるたたずまいは、スクラッチノイズで現実に引き戻されなくなったために、美しさが最後まで途切れないのがありがたい。クラシック聴いていてクリスチャンでもないのに果たしてまあ分かっているか自問自答することありますが、このコルボ盤を聴く限り、よしとしていいかとおもいます。かなり浄化されて効いていると感じますので・・。

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  • ★★★☆☆ 

    パシュミナ王子  |  シャンバラ  |  不明  |  2007年02月25日

    即興的な演奏だ。念入りに調整した末の演奏ではあるまい。墨絵で描いたような潔さといっていい。この曲の演奏では不可欠な一枚だ。コルボはこの旧盤だけでなく、新盤でも良い演奏を残している。

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  • ★★★★★ 

    トドカラ狂  |  名古屋市  |  不明  |  2003年12月16日

    ずっとクリュイタンス盤を聴いていました。でも、このCDは決して新しくない録音ではありますが、コーラスもボーイソプラノの声も、非常にクリアにとらえられています。キリスト教徒でもない私ですが、心が洗われる思いです。ヴェルディのレクイエムが、すさまじいパワーを見せるのと好対照の曲の最上の演奏です。静かに胸に手を当てて聞いてみて下さい。

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  • ★★★★★ 

    M.T  |  西宮  |  不明  |  2003年06月12日

    曲の素晴らしさがそのまま出た演奏です。何も足さない何も引かない、真摯な素敵な演奏です。ボーイソプラノの清楚な歌も感動もの。LP時代からの名盤です。

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  • ★★★★☆ 

    KURO  |  福岡  |  不明  |  2003年01月07日

    クリュイタンス盤が静謐な祈りを表現したものとするならば、コルボ盤は純真無垢な魂を表わしていると言えるのではないか。とにかくボーイ・ソプラノの声がこの上なく美しい。

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