アガサ・クリスティ

本 アクロイド殺し ハヤカワ文庫

アクロイド殺し ハヤカワ文庫

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    タカノブ  |  神奈川県  |  不明  |  2021年04月12日

    アガサ・クリスティーの作品の中において「そして誰もいなくなった」「オリエント急行殺人事件」と並び称される傑作。個人的には本格推理小説の古典の中でも一二を争うほど好きな作品。この作品を評する時、必ず謎解きのヒントが全てフェアに読者に提示されているのかどうかが問題になる。でも実際のところ、全部の本格推理小説がそのルールに厳密に乗っ取っているわけではないだろう。

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    ねも  |  兵庫県  |  不明  |  2019年01月12日

    おそらく、ミステリ史上、もっとも論議を呼んだ作品であることは間違いない。多くの人が、フェア、アンフェアの立場で論議をしているものの、現時点ではおおむねフェアという立場が勝っているように思える。 事件は、探偵を引退したポアロが引っ越した村で起きる。裕福なフェラーズ夫人が殺され、さらには夫人と再婚の噂があったロジャー・アクロイドも殺される。フェラーズ夫人はどうやら恐喝されており、そのことをロジャーに告げようとしていたのだ。フェラーズ夫人の検視を行ったシェパード医師(手記の文中では「わたし」)が書いた手記をポアロが読み、捜査に乗り出す…。 ミステリ評論家の瀬戸川猛資は、フェア・アンフェア論争を分析した後、手記の客観性の問題に触れ、それが担保されていない以上、本書はアンフェアだとしている。私はこの論に最も納得している。そして、彼が言うように本作は“不朽の問題作”である。

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    伊湖  |  不明  |  不明  |  2012年02月02日

    ポアロのシリーズでも屈指の名作と名高い作品。富豪のアクロイド氏が殺され、隠居してカボチャ作りに専念(?)していたポアロが担ぎ出されてくる。 友人のヘイスティングスは出てきません。以降ネタバレを含みます。 この作品と『オリエント急行』、『カーテン』は、ミステリー史上でも特異な3作だと思います。ほとんど反則かもしれません。それでも面白いことには変わりないので、お勧めです。

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