交響曲全集 朝比奈隆&大阪フィル(2000)(6SACD)
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2011年09月13日
このところ、バーレンライター版の全集を聴いて、久しぶりにこの朝比奈の最後の全集に戻ってきたけれど、いや、やはり素晴らしい。新全集の場合、編成と楽器のバランスで内部のテクスチャーを明解に表出しているのだが、朝比奈の場合、その逆である。楽器のバランスはいじらないが、全てをしっかり吹き、弾くことでほぼ同じことが出来ることを証明して見せている。さらに、素晴らしいことにフルオーケストラが全力でやるものだから、そのスケールの大きさ、分厚さと言ったら比類がなく、このベートーヴェンを知っている海外のファンが少ないのは全く残念としか言いようがない。カラヤン、ベーム、ジュリーニ、バーンスタイン等、大物による全集数あれど、これほどオケは鳴っていない。ベルリンもウィーンもロンドンもシカゴも、朝比奈が振る日本のオケと較べると、余程スケールが小さく聞こえる。もう初期の1番と2番が、そこいらの海外オケのやるエロイカを上回るスケールで鳴ってくれる。朝比奈のこういう資質に唯一合わないのが、8番だと思うけれど、残りは文句なしである。ティンパニのロールもちゃんと聞こえるし、弦の刻みもちゃんと数通りに聞こえる。楽譜が目の前に展開するようである。金管もちゃんと吹き、ちゃんと聞こえる。20世紀を代表する指揮者、朝比奈隆の晩年の雄姿である。14人の方が、このレビューに「共感」しています。
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endless odyssey | 大阪府 | 不明 | 2011年07月17日
昨今、有名指揮者による全集が3千円から5千円も出せば買えてしまう中で、いくらSACDでも1万円は割高感があるかもしれません。しかし、素晴しい演奏と音質です。 日本のオーケストラはパワーが貧弱なイメージがありましたが、とんでもありません。音質の良さと相俟って、思ってた以上に迫力も音色の美しさもありました。 私にとって、一生もののベートーヴェン全集です。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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musapapa | 兵庫県 | 不明 | 2010年11月25日
うううむ。朝比奈。 バーンスタイン、カラヤン、小澤・サイトウキネン、金聖響・オーケストラ・アンサンブル金沢、マズア。なぜかベートーヴェンの全集が5セットも揃ってしまったので、聞き比べてます。 @朝比奈とバーンスタイン。B小澤・サイトウキネン…。あとはそれなりに…って感じです。 3番、5番、9番は重厚に聴きたいから、朝比奈とバーンスタインが気に入っています。 すっきり聴きたい(変な表現ですけれど)ときは、カラヤン、小澤、マズアを聴きます。講談社現代新書「ベートーヴェンの交響曲」を読むときは、金・オーケストラアンサンブル金沢を聴いています。どれもそれぞれ素敵です。でも、好きなのは、やっぱり朝比奈とバーンスタイン。ちょい朝比奈の方が勝ちかも。ど素人の感想ですから、耳の肥えた方には参考には成らないと思いますけれど…。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2009年05月21日
演奏は定評のある名演だが、私が評価したいのは、オクタヴィアがこの名演をSACDで、しかも1万円で発売したこと。最近では、大手レコード会社がSACDから撤退し、SHMCDのような中途半端なものに流れている。そんな風潮の中、オクタヴィアも迷ったとのことだが、SACDで発売という良識ある判断に至ったことを高く評価したい。しかも1万円。このように商売よりも芸術至上主義のメーカーが我が国にあることを誇りとしたい。18人の方が、このレビューに「共感」しています。
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金さん | 長野県長野市 | 不明 | 2008年12月28日
まだ第1番しか聴いていないが引き込まれた。 大阪フィルの明るいサウンドがよく曲に合っていたし、巨匠晩年とはいえ統率力が素晴らしい。 SACDの再生環境にないが、音が良くて充分楽しめる。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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住宅事情でヘッドフォン | 板橋区 | 不明 | 2008年11月19日
SACDを愛するみなさん 素材がころころ変わって 過去の遺産を法外な値段で販売しているレーベルなんか見捨てて 真面目なSACD製作及び販売営業努力続行中の江崎氏のエクストーンをもっと応援しましょう。もうすぐマジにSACDは消滅するかもしれませんので。エクストーンさんにもっと頑張っていただきたく候です。SONYはブルーレイCD販売で SACDと決別すると信じています。やっぱSACDは製作過程が違うからすごくええと信じますし サウンドに酔います。オーディオメーカーもSACDプレーヤー作っても恥かくだけ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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まあくん! | テラにて | 不明 | 2008年11月10日
ブルックナー発売時のチラシでの発売予告、その後雑誌での広告ではフォーマット変更の情報があったりして迷走していた当全集ですが、結局SACDでのリリースに至ったのですね!大変有難いです。価格もかなり割安と思えるもので、この努力は素晴らしいと思います。改めて最晩年の朝比奈先生の至芸に酔いたいと思います。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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