Comp.symphonies: Rostropovich / Lso, National.so
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ケニチ | 愛知県 | 不明 | 2011年06月19日
どの曲もロストロポーヴィチ特有の大らかさを呈しつつ,スコアを忠実に再現している.アンサンブルに緻密さに欠ける瞬間がないでもないが,全体ではデジタル録音初期の決定盤としてじゅうぶん成功している.但し例外があって,5番のフィナーレには特別の思い入れがあるらしく,とりわけテンポ設定において,慣例を大きく逸脱したデフォルメが聞かれる.嫌いではないが,まるで別人のようで驚いた.録音は,残響が少なく極めて明快で,聴きやすい.3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SeaCrow | 東京都 | 不明 | 2009年03月15日
この全集、コンドラシン、ハイティンク、バルシャイあたりと比べて、今ひとつ評価(あるいは認知度)が低いようですね。ロストロポーヴィチの指揮にしては、濃厚さがなく、むしろ端正にまとまっているところが原因でしょうか。で、端正な美しさとなるとハイティンクにはかなわない、という…。とはいえ、ロストロならではの重さ、暗さはある程度感じられますし、オケも優秀。決して低レベルな全集ではありません。録音も良好で、ソ連時代の14番も聴きやすい音にリマスターされています。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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