ヴァイオリン協奏曲、希望の歌、私は振り返り太陽の下で行われたすべての不正を見た ツェートマイヤー、ホリガー&ケルン放送響、他
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村井 翔 | 名古屋 | 不明 | 2009年01月07日
作曲者の「辞世の歌」である『私は振り返り・・・』はまだ録音が少なく、私の知る限りでは二つ目のCDと思うが、ようやく満足のいく演奏。旧約聖書からのソロモン王の神に対する非難の言葉と、『カラマーゾフの兄弟』からの「大審問官」、つまり名高いキリスト教批判のくだりが交互に歌われ、朗読されてゆく。この歌詞の取り合わせは苛烈きわまりなく、安易な作者と作品の同一視は避けるべきとしても、これを書いてまもなく作曲者が自殺してしまうのも分かり過ぎるほど。「管理された偶然性」を含むとはいえ、絶望的なまでに厳しく、禁欲的な音楽だ1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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