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ベッリーニ(1801-1835)

CD 『夢遊病の女』全曲 デ・マルキ&スキンティッラ管、バルトリ、フローレス、他(2007 ステレオ)(2CD)

『夢遊病の女』全曲 デ・マルキ&スキンティッラ管、バルトリ、フローレス、他(2007 ステレオ)(2CD)

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  • ★★★★★ 

    静流  |  福岡県  |  不明  |  2011年08月08日

    バルトリの歌に込める情感が凄い。また、アミーナがメゾであることも、とても新鮮だ。バルトリは高度なテクニックも持っているし、こういう「夢遊病の女」もアリだ!と思った。 エルヴィーノのフローレスのベルカントが素晴らしいのは勿論だし、ロドルフォのダルカンジェロも威厳すら感じさせる素晴らしい歌唱。 これからコロラトゥーラ・ソプラノやカラスがアミーナの「夢遊病の女」と、このバルトリの「夢遊病の女」どちらも愛聴していくことになると思う。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年01月10日

    ピリオド楽器による世界初録音であるとか、主役のアミーナにメゾソプラノを起用した原典版であるとか、本CDにはさまざまなポイントがあるが、そのようなことを度外視しても、十分に存在価値のある優れた名演である。最近では、オペラの新譜などきわめて稀少な存在になりつつあるが、そのような中にあっては、なおさら燦然と輝く金字塔とも言える。何よりも、主役であるアミーナのバルトリと、エルヴィーノのフローレスの若きコンビが最高のパフォーマンスを示しているのが見事である。今をときめく両者の共演は本盤が初めてと言うが、そうとは思えないほどの息のあった名コンビぶりだ。特に、第1幕の二重唱は絶美の美しさで、これぞイタリアオペラの真髄を思い知らされるようだ。他の歌手陣では、ロドルフォ伯爵のダルカンジェロの歌唱が重厚な味を見せており、アレッシオのカールマンのナンパぶりもなかなかのものだ。指揮者については、私もあまり情報を持ち合わせていないが、本盤の見事な演奏を聴く限りにおいては、力量にいささかの不足もない。オーケストラや合唱団も素晴らしい演奏を行っており、本盤の価値をより一層高めることに貢献している。本盤が、2009年度のレコードアカデミー賞大賞を受賞したのも、当然のことと考える。

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  • ★★★★★ 

    Gunslinger  |  大阪  |  不明  |  2009年02月25日

    歌の演技も素晴らしいし、版を見直したせいか新鮮に響きます。ベッリーニは後期ロマン派ではないですよ。

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  • ★★☆☆☆ 

    moto14  |  大阪府  |  不明  |  2009年01月30日

    CDジャケットの写真に引かれて店へ飛び込んだら、出てきたのはとんでもないウバ桜。あわてて飛び出して、カラス盤(バーンステイン)で口直し…といったところ。バルトーリは本質的にメゾで、ぶりっ子風に猫なで声を出しているがベッリーニはだませない。カヴァレッタのコロコロはすごいが、マルカートにくっきりと音を粒立てるのは、ロッシーニにはうってつけでもベッリーニにはもっと人の声の柔らかさや暖かさがなければ“情”が出ない。後期ロマン派だもの。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  横浜  |  不明  |  2009年01月19日

    バルトリの表現力は素晴らしい。少し前にネトレプコがアバドの指揮でこのオペラのアリアを2,3曲歌ったCDが出て、それはそれで魅力的だったが、このバルトリを聴くとネトレプコが大根に思えてくる。フローレスは若くて今を盛りの充実した声で、これも素晴らしい。オリジナル楽器のオケとバルトリのメゾは良くマッチしており、指揮も録音も優れていて、このように3拍子揃ったオペラ全曲盤は久し振りだった。

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  • ★★★★★ 

    pie  |  名古屋市  |  不明  |  2008年12月26日

    デセイのヴァージン盤が出た時は、これを凌ぐ演奏はでないと思ったものだが、1年であっさり更新。デセイの可憐さに対してバルトリはメゾの良さを活かし女性的な暖かさを感じさせる。大詰めのカヴァティーナは大変な聞き物。絶唱。エルヴィーノにフローレスを得たのも大きい。豪華な装丁だが、指揮者、歌手の紹介がないのは不親切。国内盤はついているのか。

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  • ★★★☆☆ 

    masumasu  |  東京都  |  不明  |  2008年12月05日

    バルトリは歌唱法は完璧ですがやはり従来の録音を聞き慣れた私にはかなり異質。ベッリーニの研究も当然彼女の事ですから十分にした結果と思いますが。初演の大ソプラノのパスタがこのように歌っていたかは疑問。とはいえバルトリの声に一番合った演奏と言えます。ベルカントとは本来そういった歌手自身の歌い方が許されていると思います。エルヴィーノに物足りない録音が多かったのでフローレスは非の打ち所がありません。ライブで聞きたい!

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  • ★★★★☆ 

    Lorenzaccio  |  Soka  |  不明  |  2008年11月06日

    興味津々に聴いたが結果は思った以上に良かった。Florezは勿論だが一番はD’Arcangeloだった。表現力が以前にも増して優れており充実した演奏だった。肝心のBartoliは技術的には問題ないのは勿論だが全曲通して危なげなくこなしている。初演時はRossiniやDonizetti,Belliniは現在の高音をバリバリ力んで出して聴かせるのではなくこのような演奏をしていたのではと思わせる歌唱。PastaやMalibranを文字通り蘇えらせたかのよう。

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