交響曲第3番『オルガン付き』 ミュンシュ&ボストン交響楽団(XRCD SHM-CD)
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 2011年01月26日
これが本当に1959年の録音か!?当時のRCAの恐るべき録音技術もさることながら、それを完璧に再現したJVCの職人魂には、ただただ感服の一言。微細な音から壮大なクライマックスまで、鮮烈極まりないリアリティだ。第1楽章第1部からして、異次元の音響だ。忙しなく動き回る木管など、普通なら埋没してしまいがちだが、それが演奏家の指遣いまで目に映るような程、克明に鳴らされるのだ。第2部は冒頭のオルガンからして、深い。弦楽器の蠱惑的なまでの魅力も光っている。第2楽章第1部では、ティンパニが迫力満点だ。極め付きはやはり第2部のオルガン!ホール一杯に鳴り渡るオルガンの重厚な響きには身震いがする程で、さながらリスニングルームがシンフォニー・ホールに様変わりしたかのような錯覚すら覚える。優秀録音として知られる有名なデュトワ盤といえど到底及ばない。もっとも演奏には、多少粗削りと思える点も無きにしもあらずであり、より洗練されたものを求めるならばデュトワやマルティノン、プレートルあたりを選ぶことになろう。しかし、洗練さに気を取られすぎた挙げ句、迫力に欠けつまらない演奏になってしまうこともある。そうした点からも、豪快で華麗で、尚且つ音の一つ一つに生命力のこもった当演奏を、第一に推したい。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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とら | 山形県 | 不明 | 2010年10月31日
演奏・録音・音質、これ以上を望めない決定盤!!SHMーXRよ、ありがとう!!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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