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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第9番 ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン

交響曲第9番 ルイージ&シュターツカペレ・ドレスデン

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  • ★★★★★ 

    くまたろ  |  東京都  |  不明  |  2016年05月13日

    これは驚異的な名演。ちょっとした間合いと、各楽器の響きがなんともいえない。伝説的巨匠に匹敵する演奏が21世紀にも可能だと示してくれた稀有な例。イタリアで育ちドイツ語圏で修行した人はブルックナーにむいているのだろうか。別のサイトで見た「涙が出た」というコメントは、決して大袈裟ではないとおもう。ルイージは日本ではまだあまり有名ではないが、シュターツカペレ・ドレスデンを辞めたあと、現在はもっぱらチューリヒ歌劇場とメトロポリタン歌劇場で活躍している。それにしても、ドレスデンはドイツ人の芸術監督が欲しかったのだろうが、大失敗をしたというしかない。

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  • ★★★★★ 

    ダルマ人間  |  茨城県  |  不明  |  2012年09月19日

    CD盤のほうは今叩き売り状態だが、プレイヤーのある方は是非SACDを。SKDの、まろやかで代えがたい音色がSONYらしいDSDのソフトなフォーカスで収録されていて、これだけでも聴きものです。さて、すでにこの歌劇場とは喧嘩別れしてPMFやMET、ウィーン響で活動しているルイージ、コンサート指揮では激情的な演奏をしてくれる中堅どころ。このブルックナーもかなり熱い血の通った演奏で、「白鳥の歌」というイメージに真っ向から反抗しているかのよう。また曲の全体構造を捉えて適宜アゴーギグを加えており、伸縮自在、また楽想の接続は歌劇場たたきあげらしく見事。全体的に、ワーグナーやマーラーに近い仕上がり。ティンパニと金管が強奏気味で鋭く、ここらへんは同郷のシャイーを彷彿とさせ、個人的な好みではちょっと疑問かな。録音の特性上CDだと特にうわずってきつく聞こえるかもしれません。ハイティンクの予見どおり(彼も喧嘩別れだが)長続きしなかったコンビですが下記のレビュアーさんに概ね同意で、勿体無い。すでに揺るぎない地位と人気を築いており、経営も出来るティーレマン(しかもドイツ人)が喉から手が出るほどほしかったのはわかりますが、シノーポリ急逝以降ここは指揮者との関係が危なっかしくて心配になります。しばらくは安泰でしょうが。

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  • ★★★★★ 

    パパはマエストロ  |  青森県  |  不明  |  2012年08月26日

    ルイージと別れてティーレマンを取ったSKDの選択は、興行的には成功だったとしても、長い目で見て失敗だったと気付く日が来るのではないか。ルイージの9番とティーレマンの8番を聴いてそう思いました。特に第3楽章はきめ細やかな名演です。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2012年08月09日

    ライヴ盤。それがよい方向に働いたと思います。気合のこもった、内面的な力を感じさせる演奏ではないでしょうか。ルイージさん、マーラーなんかでは妙にもったいぶったスローテンポでもたれさせてしまっていまいちのケースもありましたが、このブルックナーは、適切なテンポと整えられたバランスが効を奏して安心して聴いていられます。オケ自体はなんだかかつてのような独特な魅力を失ってしまったように思いますが、もちろん優秀なオケですから破綻や傷はありません。但し、これは毎度のルイージさんなのですが、どこか余裕に勝ち過ぎて切迫感というか必然性というかがすくないのですね。そういう不満はあります。録音は優秀。鮮度はちょっと薄いかな。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年08月18日

    これほどの曲となると、ほとんどのディスクが凡演に思えてならない。ヨッフムやチェリビダッケ等、一部の演奏が突出しているだけ…という印象が強いのだ。 そんな中、思わず聴覚を惹きつけてやまない演奏が現れた。このルイージ盤である。ルイージという指揮者は今回が初めてなので、どういった音楽の作り手なのかは未知数だし、ジックリ聴けばダメ出し箇所がおそらく随所に現れるのかもしらないが、全体通しては、久々の名演に思えたので、最高の評価をしてしまった。

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  • ★★★☆☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年11月01日

    若い指揮者による大曲は楽しみの一つです。ルイージはこの大曲に正面からそれも名うてのドレスデンSOとの共演、 先ず全体に録音が特徴的というかこれが同オーケストラサウンドなのかは不明ですが篭った印象で聴きました。第1楽章は無難に行きますが第2楽章でのスケルツォなどはその影響か切れが感じられず終楽章の少し中だるみ気味も気にはなります。確かに指揮者のじっくりある美感に従ってまとめて行こうという姿勢は好ましいのですが今後の両者の技と気合の充実・・・良い相性作りを期待してOKとします。

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