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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲全集、ドイツ・レクィエム アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団

交響曲全集、ドイツ・レクィエム アンセルメ&スイス・ロマンド管弦楽団

商品ユーザレビュー

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月02日

    既に多くのレビューが寄せられており蛇足かとも思ったが、その素晴らしさに驚いたので。いやいや、これはアンセルメの録音の中でも一番好きかもしれない。何も加えず何も引かず、というオーソドックスな演奏なのだが、音楽には十分な勢いがあり旋律も歌いこむ。そしてどの曲にも従来の演奏ではあまり感じられない瑞々しい青春の息吹があるのだ。それは4番や悲歌といった曲でも感じられる。音楽が暗くない。フランス音楽やロシア音楽では非力が露呈するスイス・ロマンドがここでは全く万全の演奏ぶりなのも予想外。デッカの録音は鮮烈、ティンパニの強打も胸をすく。そうか、アンセルメはドイツ物得意なんだ。これはハイドン、ベートーヴェンもいいかもしれないな。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    k.k  |  大阪府  |  不明  |  2017年01月31日

    アンセルメとブラームス?何かマッチしない組み合わせですが、そんな先入観は当てはまりませんでした。実に清々しいブラームスです。音色も明るくブラームス独特の地味で伝統的な演奏を好まれる方には物足りないでしょう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    古渡 弁蔵  |  北海道  |  不明  |  2015年05月21日

    アンセルメのブラームスって、何かピンとこないと思いがちだが、とても素晴らしいブラームスでした。奇をてらうようなことはなく、カラヤンのような厚ぼったさもなく、実に自然な演奏であるが、深い感動が残ります。どの曲も最高ですが、特に印象に残ったのはレクイエムと悲歌の声楽でした。オケがうまいのは言うまでもありませんが、合唱もとてもうまい。カラヤンのブラームスも好きです。ジュリーニもこれまたいい。でも、このアンセルメのアルバムはこうした多様な解釈によるいろいな演奏を聴く中で、ふと心をリセットしてくれるもののように思える。ブラームスはドイツ系の演奏に限るといった固定観念を捨てて、多くの人に聴いてほしいと思う。次はベートーヴェンも聴いてみたいが、先立つものがなく・・・当面はガマンか・・・嗚呼

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  2013年11月01日

    どれも明るい美しさに満ちた演奏です。特に悲しい歌はフォーレのような曲になっています。ブラームスの音楽が本当に普遍性のある芸術であることをこのフランス風ラテン風の演奏は証明してくれています。でも今までなんで発売されなかったのでしょうか。とにかく限りなく選択肢が広がるCD万歳ですね。

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  • ★★★★★ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2013年02月04日

    みなさまの高い評価に興味をひかれて購入。聴いてみて、驚くとともに大変感服。素晴らしい演奏です。全体の印象は「スタンダード」という語に尽きるでしょうか。安定したテンポで音楽はしっかりした足取りで進み、楽器のバランスも絶妙に整えられ、堂々たる響きでクライマックスが築かれます。かつてお酒のコマーシャルで「何も足さない、何も引かない」というのがありましたが、この演奏はまさにそういう感じじゃないかな。余計な思い入れや無駄な力瘤は一切なく、しかし十分にパワフルで抒情も美しい。全ての曲がいかにもブラームスの魅力たっぷりで、存分に堪能いたしました。収録されている全ての曲が、どれも甲乙のつけがたい立派な出来栄えです。アンセルメのブラームス、確かに先入観的に疑問を持って聴こうとしない人が多いでしょう。私もその一人でありました。ただ、若干言葉を足すと、「アンセルメのブラームス」に疑問なのではなくて、アンセルメと言えばスイスロマンド管弦楽団とのコンビにほぼ限られますから、要は「アンセルメ&スイスロマンドのブラームス」に疑問ということでしょうね。このコンビが得意なフランスもの、そしてバレエ音楽。それらに表れた特色である明晰さ・明るさ・軽やかさをイメージしてしまって、ブラームスには合わないなと決めてかかっていたのでしょう。でも、アンセルメはそれらのレパートリーにはそうした特徴が必要だからそういうアプローチをしたまでで、基本、曲の要求するものをしっかり再現するというのがアンセルメの音楽なのですね。だからここでのブラームスは、低弦の重い響きを基礎にして成り立つピラミッド型バランスの充実したサウンドで鳴り響きます。ブラインドならきっとアンセルメ&スイスロマンドだとわからないんじゃないかな。アンセルメの懐の大きさ、芸の風格を痛感し、先入観に縛られていた自分を大いに反省しました。録音は良好。若干混濁が感じられるような気はしますし、また低域にはブースターでもかけたようなやや不自然な強調を感じます。ただ、鑑賞にはもちろん問題はなく、基本的に良好な音でこの名演群を楽しめます。大いに推薦。特にアンセルメをフランスものだけで評価してきたみなさん、ぜひお聞きください。この大指揮者の実力、大いに感服することと思いますよ。

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  • ★★★★★ 

    淳メーカー  |  愛知県  |  不明  |  2013年01月25日

    アンセルメとブラームスと聴いただけで引いてしまう人がいるかもしれませんね。聴かず嫌いは損をします。これは素晴らしいブラームスです。スイス・ロマンドも十分ブラームス的な音色です。1番の堅実な解釈、2番の田園風なたたずまい、3番の愁い、4番の構築性、そしてどの曲も独自性がある。併録の序曲、変奏曲、声楽曲そしてドイツ・レクイエム、どれも味わいのある演奏です。ブラームスではバルビローリ、ベルゲル、T・ザンデルリンクが好きな私が推すのは、カラヤンでもバーンスタインでもなくアンセルメなのです。

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  • ★★★★★ 

    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2011年02月18日

    45年ほど前にお小遣いで初めてブラームスの交響曲のレコードを入手したのですが、それがアンセルメの指揮する第四番でした。これを聴いたときの感激は忘れられません。思春期に聞いた感動は時を経ても消えていません。3〜4楽章の部分では生きていく喜びさえ感じたほどです。少なくとも第四番については、アンセルメ盤がベスト3に入ります。(第1番から第3盤も良いのですが、これらはベスト10)。ちなみに他の2つはレヴァイン盤とカルロス・クライバー盤です。全く個人的な好みですが。

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  • ★★★★★ 

    カルロス  |  大阪府  |  不明  |  2010年10月27日

    アンセルメのブラームス交響曲全集といえば、私はレコードの時代に輸入版を注文してまで聞いてみたものだ。その録音が40年以上たって再評価されるとは、驚くべきことだ。アンセルメの解釈が時代を飛び越えて作品の真実を伝えていたとすると、アンセルメのブラームス演奏に時代がようやく追いついたということだろうか。それだけ新しい視点をすでにブラームスに見据えていたアンセルメの天才性を感ぜずにはいられない。最近、アンセルメ・スイスロマンドの来日公演で幻想交響曲のステレオ録音を聞いたが、これも大変に良い演奏だった。このコンビは再評価されるべき時代になった。と、感じさせられる、目からうろこの落ちる色彩的な美しいブラームス演奏だった。

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  • ★★★★★ 

     |  福岡県  |  不明  |  2010年02月04日

    最近、最も感銘を受けた演奏です。元々、アンセルメはフランス語圏の指揮者で、数学者です。だからこそ、逆に論理的にがっちりと構成された曲よりも、感性的で洒落たフランス、スペイン等の作曲家の曲を得意としているのだろうと、思い込んでいました。ところが、このブラームスの交響曲は、私の理想に極めて近い演奏でした。作家で喩えますと、ゲーテでもヘッセでもなく、トーマス・マンの香りを感じます。本当に素晴らしい演奏に出会えました。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2009年09月05日

    これは今時珍しい良心的なCDだ。交響曲だけなら2枚に詰め込んでいるのもよく見かけるがこの演奏は時間的にも2枚組は無理だからそうしたのか?でも3枚に収まっていて4枚目がレクイエムというのもうれしい。各交響曲が切れないで聴けるのはうれしい。。アンセルメは昔LPでサンサーンス3やベト9を持っていたがサンサーンスは軽すぎ、ベトはゴツゴツしていた感じがあった。今回買った理由は第一に値段であった。しかし演奏も意外や意外、軽くなく、ゴツゴツもしてない。ブラームスに関してはこの指揮者に対する評価を変えたいと思った。

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    どぼっち  |  湯河原町  |  不明  |  2009年04月21日

    繰り返し聞きたい

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    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2009年02月20日

    これは非の打ち所がない。極めてオーソドックスでありながら、随所にアンセルメらしい、芸の細かさがり、他の演奏では聞えないような、弦の内声部の動きなどがよくわかる透明感がある。それでいて、スケールの大きさも十分出ている。余白の、ハイドン変奏曲や悲劇的序曲も、早めのテンポで推進力を保持した見事なもの。録音も十分良い。ドイツレクイエムは、厳しさよりは、優しさを感じさせる、暖かい名演だと思う。これが1500円なら、買わない手はないと思う。

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    マーコロリン  |  所沢  |  不明  |  2008年12月01日

    録音が古くなったので大分損をしているが、これはこれで味わいのあるブラームス!  生き生きとしたリズム、ティンパニの強打など骨太の男らしい演奏ではないか?  以前国内版を買い逃してしまったので今回の発売は誠にうれしい(ベートーベン全集とストラヴィンスキーの作品集を買ったところで金欠となったため)因みにヴァントんのブラームスが燻製とは驚いた!端正なブラームスの間違いでは???

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    TH  |  埼玉県  |  不明  |  2008年11月22日

    全く素晴しい。テンポ、リズム、まさにどれをとっても最高と思う。所謂一般に言われるドイツ的な演奏とは一線を画するが、音色、響き共に充実の一言に尽きる。ザッハリッヒカイトではあるが、音そのものがブラームスの情感を率直伝えてくれる。これに比べれば世評高いヴァントの演奏など息苦しいだけのブラームスの燻製のようなもの。

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    ナマーステ  |  船橋市  |  不明  |  2008年10月05日

    アンセルメがフランス・ロシア音楽のスペシャリストとだけ認識していると、痛い目に遭いますね。このブラームスを聴いて驚くこと間違いなし。正に正統派の堂々たる力感の演奏、勿論胃もたれする程の重々しさとは対極の透明感のある歌謡性に満ちたものだ。しかし軽々しいものでは決してない重心の低い超名演だ。特にアルトラプソディーや大学祝典序曲、交響曲第4番等は名曲名演奏の評論に上らぬことの方が、不思議である。価格も安くて申し訳ないね!!

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