CRETOIS  |  Tokyo  |  不明  |  2007年04月13日

この全集の最大の特色は、作品がジャンル別ではなく作曲年代順に収録されていること！ＣＤ１から順に聴いていけば作曲家ショパンの成熟の過程がよくわかるし、ランダムに聴いても一枚一枚がバラエティに富んだアンソロジーのようで飽きません。「マズルカ全集」や「夜想曲全集」を聴き通すのが苦痛な人にはぜひお薦めです。エル・バシャのピアノも全集にふさわしいバランス感覚を保っており好感が持てます。