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ブルックナー (1824-1896)

SACD 交響曲第8番 朝比奈隆&大阪フィル(2001年東京ライヴ)(2SACD)

交響曲第8番 朝比奈隆&大阪フィル(2001年東京ライヴ)(2SACD)

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  • ★★★☆☆ 

    いやみなぶらいあん  |  東京都  |  不明  |  2017年11月05日

    この演奏会は当時チケットを入手していながら行けなかったという曰く付きのもので、だからかちょっと思い入れを持って聴いてみたのだが。今までの彼の演奏に比べると即興的と言うか部分部分でオケの自発的な解釈に委ねている印象があり、そのせいで一貫した指揮統率感は薄まり、やや中途半端な表現のようにも感じられてしまう。ただ、そこは生涯を通じてブルックナーを演奏してきた両者だけあり、阿吽の呼吸と言うかお互いを補完し合って進んでゆくといった趣きで、前への推進力はありまた部分の演奏も偶発的ではなく長年の絆の上に導き出されたと感じさせる説得力のある美観を呈している。 今回の演奏で1番優れていると思われるのが第3楽章で、深々と沈潜する音色や祈りにも似た表現は、この曲での彼らの掉尾を飾るに相応しい内容だと感じた。 実際に会場で聴いていればいい意味でまたかなり異なった印象・感想となっていたであろうが、評価はこのディスクから聴き取った素直な印象とした。

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  • ★★★★★ 

    ミック  |  千葉県  |  不明  |  2013年08月03日

    これこそ究極の「ブルックナー第8番」です。 朝比奈はN響盤や名古屋でのライヴ盤があり、どれを選ぶか迷いますが、 どの楽章もムラなく名演で録音も良いのはこの盤です。 まだクナやシューリヒト盤しかなかった頃、もっと素晴らしい名盤が現れないものかとずっと思っていましたが、 この盤の登場によって遂に渇きがいやされました。 この盤は私の思い描いていた理想をはるかに上回る、まさに超絶名盤です。 朝比奈が至った最後の境地にただただ圧倒されるのみです。

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年02月16日

    朝比奈&大阪フィルのコンビ、聴いていると毎度オケの弱体ぶり(及び指揮者による彫琢・指導の不足)が気になって、どうもいい点は付けられませんで、不満タラタラでした。ところが!この演奏は、そうしたことをまるで感じさせず、豊かなブルックナーの音楽がただひたすらに流れるという感じの、別境地・別天地が築かれております。「無為自然」というか、あるいは中島敦の「名人伝」に出てくる「不射の射」というか、実に不思議な類稀なる音楽行為であります。ありとあらゆるブル8の演奏の中でも特別な演奏となりました。感動とは次元の違う、別世界を示してくれたような不思議な心持です。朝比奈先生が最後に行き着いた高みなのでしょうか。お薦めいたしましょう。わかる人にはわかる、という感じですので、星は四つ。「最高」というようなどこか浮かれた評価は、私個人はふさわしくないような気がします。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2010年09月10日

    単に楽譜どおりに演奏された 平凡なブルックナーと一見なにも変わらない、と、私も最初に聴いた時には感じた。が、コレは宇野センセイも言うとおり、ひょっとすると朝比奈隆の最高傑作かもしれないと思うようになったのは、つい最近である。同じ「平凡な表現のブルックナー」でも、この演奏と他の演奏とでは、ホンモノとニセモノの差がある。ブルックナー指揮者として名高い朝比奈だが、8番はNHKとの名演まで満足いく録音がなかった。NHKとの演奏が同曲の『形』を表現した最高傑作とすれば、今回のこの演奏は、同曲の『色』を描いた唯一無比の奇跡と言えるだろう。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年05月23日

    朝比奈隆の指揮するブルックナー交響曲第8番はその演奏盤が数多く残されていて多分どの盤の解説にも最高的な評価が記されていると思います。気がついた盤の録音年/オーケストラをあげて見ますね。1976年/大フィル、1977年/新日本フィル、1983年/大フィル、1993年/新日本フィル、1993年/都響、1994年/大フィル、1997年/NHKSO、1998年/都響、2001年/大フィル・・・漏れているものもあると思いますがざっとこんな感じです。朝比奈のラストの録音公式盤は2001年9月に大フィルを指揮したブルックナー交響曲第9番(ラストコンサートはこの一ヵ月後に開かれている)でありますが本盤第8番を録った7月頃も体力を振り絞る如くの演奏でいずれにしても彼の死にあたる2001年後半に属する最期の仕事なのでした。2001年ブルックナー第8番(ハース版)の録音盤は実は東京公演分と名古屋公演分がありここでは前者についてメモして行きますね。演奏タイムとしては@14’34A15’19B26’14C24’05となっておりますが最終トラックは40秒余りの拍手が入ってのタイムです(実演奏は23’10程度)、過去の演奏盤から見ても若干でも短縮化・・・そう、彼にすれば虚飾的なものは切り捨てて行く彷徨過程だつたのかも・・・。なお、名古屋分はもう少し短い様であります。全体緩急自在な面があり私の個人的なスタンスでは悠揚迫らぬテンポの流れに身をまかせたい気分は幾分軽減された演奏ではありましたが朝比奈自身93歳の年齢ではそんな事は二の次で兎に角ブルックナーのスコアから更なる発見の発露シーンでもあつたわけでしょう。第1楽章やや速いテンポで進み力みといったものが皆無!それは後半詰まった処でのコーダに私は端的に聴いた感じであります。又曲中のティンパニーのドシッと段々刺さるように近づく打ち方が印象的です。第2楽章トリオの中間部の内省的な事!ハープも活きています、この楽章でもティンパニーの他の演奏では聴けない響きが特徴的。第7番と異なり第8番は後半戦が長い勝負なのですが第3楽章、静かな開始の楽章はこの交響曲の白眉、特にこの演奏は崇高でさえあると思われます。ここでも他の演奏では聴けないスコアの洗い直しと思われる部分が顔を覗かせます。そして最終楽章ここも比較的愛想なく早めに進み最期ブルックナーアプローチでは祈りの念というか宇宙を思わせやはりティンパニーで隈取りします。・・・やがて渾身の棒が下ろされます。本当はここで演奏者と共に余韻を味わいたいのですが即ブラボー拍手となりちょっと残念です・・・決してこれは演奏者の責ではありません。第8番については同じく大フィルを指揮した上記データにもある1994年ライブ分(タイムは長めであり@17’39A16’28B29’01C23’43)が評価が高いようですがそれも含めて同曲朝比奈代表盤は聴き比べしたくなりますね。本盤少し感傷も手伝いますが素晴らしいランクとさせていただきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年03月20日

    朝比奈の死の5か月前の至高・至純の超名演である。朝比奈のブルックナーの第8としては、大阪フィルを指揮した本盤、本盤の5月前の名古屋でのライブ盤、そして94年盤に加えて、NHK交響楽団を指揮した97年盤の4種の演奏がベストであると考えている。このうち、オーケストラの力量も含めた演奏の水準の高さとしては、NHK交響楽団を指揮した97年盤がベストであると思うが、当該盤は未だSACD化されていない。そうなると、録音も含めたトータルの評価としては、本盤に軍配が上がるのではないかと思われる。朝比奈のブルックナーへのアプローチは、スコアに記された音符の数々を愚直に音化していくというものであり、巧言令色とは一切無縁。古武士のような武骨さが身上であり、しかもテンポを可能な限り動かさず、堂々たるインテンポを基調とする。スコアの細部に拘るあまりの過度の凝縮が、楽曲全体としての矮小化を招くという悪循環に陥ることは全くなく、全体的な造型を構築した上で、鷹揚と言ってもいいような無手勝の演奏を特徴としており、それだけにスケールの雄大さは桁外れだ。したがって、ブルックナーの交響曲の指揮としては、最適のアプローチと言えるものだろう。それにしても、本盤の演奏は、これが死を5か月後に控えた90歳を超える老巨匠の手によるものとはとても信じられない。前述の4大名演の中でも、名古屋でのライブ盤に次いでテンポは早いが、それでいて荒っぽさは皆無。オーケストラの重厚な音色、微動だにしないインテンポ(終結部など、一部アッチェレランドもみられるが、全体としてはインテンポを基調としていると言える)、絶妙な強弱設定など、どれをとっても至高・至純の高みに達していると言える。朝比奈が、このような超名演を人生の最後に遺してくれたことは、我々にとって大いなる幸運であったと考える。

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  • ★★★☆☆ 

    ポワトリン  |  東京都  |  不明  |  2009年12月13日

    速いテンポが定まらず、落ち着きがなく雑な演奏でがっかりです。 究極のルーチンワークを聴かせられる思いで、朝比奈の名誉になる 録音ではないですね。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  兵庫県  |  不明  |  2009年11月22日

    終始感動が途切れることが出来ず、一気に聴いてしまった!!。これまで94年のN響盤を最高としてきましたが、音楽性、抒情性などなど言葉はいろいろあれど、大フィル盤の方が素晴らしい!!。晩年朝比奈さんのブルックナーはピッチが早めとなっているように感じますが、構成は崩れずむしろそれで音楽性を高めている感じ。大フィルはN響を超え、ついに世界一のブルックナー楽器になってしまった。運命とはいえ朝比奈さんの死は国民的損失でした。

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  • ★★★★★ 

    まあくん!  |  東京都  |  不明  |  2009年08月20日

    SACD盤で聴き直し、感銘を新たにしました。94年盤でまずは満足していたのですが、亡くなる数か月前に至って大きく進化した当盤には脱帽です。機能的にはN響盤がさらに優れていますが味の濃さにおいてこちらにより魅力を感じます。全編に亘って瑞々しさと迫力と高貴さが高い次元で結晶化しており、こんな演奏が実現したことが聴いていて信じられないような気にさえなってくる。第2楽章のトリオや続くアダージョは他の誰よりも美しく、そして深い。フィナーレでは金管を抑制している場面があるが、それによって弦の動きが克明にきこえ、その次の場面で金管を全開にして圧倒的な迫力を見せたり…93歳にしてスコアリーディングに新境地を見せるその姿のなんと偉大なことか!クナ・ヴァントも素晴らしいが当盤こそ世界一と信じたい。

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  • ★★★★★ 

    ♭hide  |  千葉県  |  不明  |  2008年07月16日

    この歴史的名演が価格据置きでSACD化されるのは大きな喜びだ。豪華なデジパック仕様も永久保存版に相応しい。 今後も是非この様な企画をしていただきたい。

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