『四季』 バルヒェット(vn)ティーレガント&南西ドイツ室内管弦楽団
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おっさん | 神奈川県 | 不明 | 2013年06月16日
バルヒェットらしい線の太い演奏です。全盛期にしては細かい部分で多少怪しかったりしますが、つい聴いてしまう味があります。最近、みんな上手で、すごい技巧で、熱演して、うーん、その結果なんだか面白くない。そう感じている人にはとくにお勧めします。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2010年10月25日
ピリオドスタイルによらない、モダン楽器を使った演奏で、格別くせがなく、重すぎず、軽すぎず、よく歌う「四季」を聴きたいというなら、これで十分という気がする。バルヒェットのソロは、快刀乱麻を断つというようなものではないが、十分な技巧で旋律線を慈しみながら弾いており、オケもほどよい量感で、安心して音楽に浸れる。録音は60年代初期だが、24Bitリマスタリングが効いており、目が覚めるようにクリアである。チェンバロは一貫して右から聞こえてくるが、明瞭であり、音楽により添いながら、十分に存在感も示している。この系統の演奏としては、パールマン・ロンドンフィル(EMI)と並んですすめられるものと思う。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年06月22日
バルヒェットの名は私はミュンヒンガー率いるシュトットガルトCOのコンサートマスターとして1950年収録した「四季」の昔のLP盤です。彼は1952年頃までこの地位におりその後チームメンバーその他フリー独奏者としてレーデル/ミュンヘン・プロ・アルテCOとかティレガント/南西ドイツCO(1950年創設でバルヒェツトは1955年頃から関与)とかドイツ・バッハ・ゾリステンと共演しヴィバルディ、バッハ等を収録しておりこの盤もそういったものです。バルヒェツトのヴァイオリンはミュンヒンガーばりの如何にもドイツ風の固いいぶし銀的端正さが魅力です。現在HMVカタログには掲載されていないのですが私はラクロワのチェンバロ等と共演のバッハのヴァイオリン・ソナタが忘れられないのですが本盤1961年収録のヴィヴァルディ「四季」 も些か柔軟になったバルヒェツトが聴け当時ドイツ楽団の割りにスマートさ・すべりの良さが印象深かった南西ドイツCOとベクトルの合った演奏が展開されております。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ito | 横浜 | 不明 | 2008年09月01日
この「四季」は素晴らしい。明るく溌剌とした演奏で、音楽の自然な豊かさが滲み出ている。当時としてはイ・ムジチと双璧でしょうか。しかも、単に溌剌としているだけでなく、奥が深い。じっくり寝かせてから取りだした年代物のワインのような味わいがある。こんな演奏は、古楽器主流の現代では、もう聴くことはできないのではないでしょうか。バルヒェットの名盤はどしどし復刻して欲しい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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