室内楽作品集 ルクセンブルク・フィルのソリストたち
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年11月03日
愚にもつかなぬ話で恐縮だが わたしの丁度100年前を生きたダンディが妙に気になる 八十路まで達したようなのでわたしも肖りたい 作曲家でありながら研究者教育者指揮者としてフランス音楽の過去と未来に貢献した 自己の作品を棚に上げてフランス音楽と音楽家を支援する人生だった 作品には作家の人生観が映し出される 穏健な個性と調和を取ることを旨とする生き方が反映した作風になっている 一曲目”古風な形式による組曲”に顕著だ 弦楽四重奏に2FlとTrpの七重奏と奇妙な組み合わせ にもかかわらず美しい調和が築かれている 続く”歌と踊り”は定番の木管五重奏にClとFgがもう一本ずつ加わる奇妙な七重奏 中低音域が豊かになってオーケストラの趣が出る独特の味わいになった さらに続く二つの五重奏曲も含めダンディの音楽全般が踊りと歌に彩られている 大言壮語して威圧したりやり込めたりする激論などどこを探してもない まして哲学的箴言など聞こえようもない 日常から生まれる情緒を綴った日記の中の思い出のようだ 散歩でもするつもりでお聴きになっては如何2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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