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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 交響曲第9番『合唱』 トスカニーニ&NBC交響楽団(XRCD24)

交響曲第9番『合唱』 トスカニーニ&NBC交響楽団(XRCD24)

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  • ★★★★★ 

    ym  |  東京都  |  不明  |  2014年10月28日

    とにかく一楽章のハイテンポで一気呵成に駆け抜ける激烈な表現が気に入った。(このハイテンポでなおかつ対位法的表現もおろそかにしないあたりは尋常ならざる才能)一楽章に関してはこれ以上の解釈は無いと思わされる何とも罪作りな演奏。二楽章のノリ良さ、テンポの早い三楽章のワルツ的な優雅さ、終楽章のオラトリオ的解放感に満ちた表現はいずれも素晴らしく第九の特にすぐれた演奏だとおもう。フルヴェンやカラヤンのように四楽章で煽りすぎないのも見識だ。リマスターで音色の透明度の高さや表現のしなやかさも感じられ、彼が戦前最高の指揮者であったことがよくわかった。

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  • ★★★★★ 

    赫夜  |  大阪府  |  不明  |  2010年06月08日

    このレビューを書いている時はまだ表題のCDは手元に届いていません。 今回はXRCD版の買いなおしです。 (通常CDのは持っています。) 第九が好きな方、本当の第九とは何なのかを知りたい方は一度は聴くべき演奏です。 この第九を聴かずして第九を語るなと言っても過言ではない演奏です。 (レビューここまで。) 先にかかれた方のレビューで気になる発言があったので私もレビューを書きました。 第九は多数の演奏がソフト化されています。 が、同じ第九でも指揮者毎に解釈が違います。 それを全て楽しむ事が第九の一つの魅力だと思います。 バイロイトが演奏と録音だけを見た時にはたしかに過大すぎる評価を受けているというのは大いに同意します。 バイロイトが演奏として最高であるとか至高であるとは思いません。 が、過去の演奏とは名演+名録音であるだけでなく、その演奏の裏にある時代背景も一緒に聴く事も一つのオーディオの楽しみです。 たしかにこのトスカニーニのこの版は名盤です。 私も最高の第九の一つと考えています。 が、歴史的な面でいうならばバイロイトの足元にも及びません。 トスカニーニがフルトヴェングラーに劣る面。 これは歴史的意味を持つ演奏が多数あり、 フルトヴェングラーの指揮は唯一無二(誰も真似できなかった)という二点です。 それが良いか悪いかは話が別です。 オーディオの楽しみとはとはそういう面もあることを知った上で記載した方が良い。 聴き方は人それぞれです。 また、他者(バイロイト)を愚弄し自己(この演奏)を肯定する行為は、至高である全ての第九を愚弄する行為でありトスカニーニを愚弄する行為でもあります。 では、私にとってどの第九が良いのか? 答えは1万人他素人演奏も含めて全てです。 たしかに聴くだけ聴いて買わなかったソフトやCDRでのみ持っているものもあります。 全てを入手するのは困難でありますがそれ以上に私に合わない演奏というのもあります。 が、合わないから低レベルの第九だとは言いません。 私は(私に合わなかっただけで)それも最高の第九であると思います。第九は永遠に完成されることのない大作でしょう。 だからこそ演奏されるたびに違った感動があるのです。 だからこそ演奏に脚を運びますし毎年のように違った版の第九を手に入れるのです。

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  • ★★★★★ 

    蝉の抜殻  |  神奈川県  |  不明  |  2009年10月11日

    自在にテンポを操り、表層を作るような、例えばフルヴェンやメンゲルベルグらの同時代の指揮者に対して、彼の演奏は「客観的」で「インテンポ」といわれるが、果たしてそうだろうか?トスカニーニは誤解されている。トスカニーニのテンポは変化している。よく聴いてみて欲しい。この第9では全体を通して着実・規則的なテンポアップが設定されており、いわゆるインテンポで「現代的」な演奏ではなく、音楽の高揚と静寂と静けさの作り出すダイナミズムをさりげないテンポ変化により、バランスのとれた形で音化しようとする、極めて独自の美学を示している。現代の指揮者でこのような主張をする指揮者はいない。音が聴ければわかることだが、その方法論を例えば某評論家は「トスカニーニの場合は、1つ1つの音の直接的な表現力が強烈であり、聴き手はあくまでも音楽と同じ空間にとどまらされる。音楽全体の流れを味わうというよりは、もっと短い瞬間の感覚的刺激に酔わされ・・」。この程度の印象批評。その印象が何によって引き起こされるのかといった視点が完全に欠落している。トスカニーニは全体を見渡して厳密なテンポ設定をしているにもかかわらずである。全体を俯瞰して、繊細な音の変化を正しく聴けないと、このような発言が出てしまう。トスカニーニが求めようとした純粋なダイナミズムの凄さ。作品を有機的に構成された統一体として把握する方向を純粋な形で実現しようとする「純粋主義」の美学を聴いて欲しい。

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  • ★★★★★ 

    黒い帳面  |  神奈川県  |  不明  |  2009年09月12日

    フルトヴェングラーもいいいがトスカニーニもいい。比較して聴くのは勝手だが優劣をつけることはできない。ベートーヴェンの第9はすばらしい。

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  • ★★★★★ 

    タテキ32  |  大阪府  |  不明  |  2009年08月06日

    薄暗い部屋で如何にも如何にも憂愁を秘めた女であるかのような化粧をして媚を売り、ある時は涙混じりに、またある時は熱にうなされるかのように、ナチス時代の過ちをくどくど言い訳するフルベンとバイロイトの浅ましくもくさいくさい第9。こんなものにトスカニーニの第9が数段落ちる等というのは言語道断。音楽が音楽でしか語りえないことを携えてまっすぐ切々たる心をもって押し寄せて来る彼の演奏。これが機械的だとか非情だとか深みがないとかいう人はトスカニーニを聞くべきではありません。この音が変だという人も同類です。

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  • ★★★★★ 

    Fox  |  彼岸  |  不明  |  2009年02月02日

    フルトヴェングラーのベートーフェンの交響曲も良いですが、やはりこのトスカニーニとNBC交響楽団によるこの交響曲は最高です。疾走するような演奏、かつキレがあり味わい深い響き。また古い録音であるが音質も大変良いです。

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  • ★★★☆☆ 

    TAKA  |  埼玉県 川越市  |  不明  |  2008年12月14日

    みなさんトスカニーニ・オリジナル・エディションXRCDを絶賛しておられますが、私は疑問です。ディテールがしっかりした事は言うまでもないのですが、従来のCDで聞かれた、音の堅さ、広がりのなさ(実際の演奏は勿論異なりますが)が、解消されているとは言えません。音が良くなった分、より不自然さを感じます。御参考までに 90年代の「トスカーニ・コレクション」の方がずっと、自然で良い。

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  • ★★★★★ 

    ルパン4世  |  浜松市  |  不明  |  2008年09月16日

    この演奏はフルトヴェングラーのバイロイトの第9と比べてしまうと大分落ちると思うが第1級の名演だと思う。この音で51年11月のブラームスの第1を聴きたい!

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城  |  不明  |  2007年12月26日

    凛とした、気品ある演奏です。この格調の高さ。巨匠全ての録音を、このレベルの音で聴いてみたいと切に願います。

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  • ★★★★★ 

    YT  |  埼玉県  |  不明  |  2007年12月16日

    WeingartnerからMutiまで、これまで20指に余る第9を聴いてきたが、結局、マエストロがやっと満足したと伝えられるこの演奏に帰着する。どの楽章も素晴らしいが、私にとってこの演奏の白眉は第3楽章。この清々しい澄み切った境地は、テンポがこれよりも速すぎても遅すぎても得られなかっただろう。復刻の素晴らしさが更に効果を高める。LMー6009からLSX-2001、さらには様々なCDを聴いてきたが,本盤がアンカーを立派に果たしたことを喜びたい。

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  • ★★★★☆ 

    kuniko89  |  愛知県 豊橋市  |  不明  |  2007年12月15日

     とにかく音質が素晴らしい。響きに、潤いと広がりが有る。これでトスカニーニの録音上のハンディは、解消されると思う。続編期待大!!

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